カテゴリ
タグ
以前の記事
2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 お気に入りブログ
晩ご飯日記 Another Diary 新館 Non-Fiction(Remix Version) blogリンク たまごの距離 かめ? PSY・Sリンク ココロに届けハートアイランド 大きな伽羅の木の下で 最新のトラックバック
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 05月 18日
恒山派美少女尼僧、儀琳のお父さん。名前の通り坊さんなんだけれど、出家した理由が無茶苦茶である。
実はこのおっさん、尼僧に惚れてしまって、結婚を申し込んだのだ。当然のことながら仏門に仕える身であり戒律を破るわけにはいかない、と断られたのだが。なにを思ったのか、それなら自分も坊主になってしまえば二人で戒律を破ることになるからあいこじゃないか、というなんだかよくわからない理屈で出家してしまった。そして生まれたのが儀琳というわけ。 そのあと奥さん(つまり儀琳の母親)に逃げられてしまい、幼い儀琳は恒山派に預けられることになるわけだが、なんというか思い込んだら人の話を全く聞かない性格らしい。しかも、令狐冲が全くかなわなかった田伯光を簡単に使いっぱしりにしたりと、実はかなりの実力者。ほんと、はた迷惑なおっさんである。 しかし、家族思いで大変に情が厚い。逃げた奥さんについても全く恨んでおらず、落ち度は全て自分にある(実はほとんど彼のせいではないのだが……)と考えていて、いまだにぞっこん惚れ込んでいる。そして、娘の儀琳のことになると目の色が変わってしまう。いや、そこだけ見ると良いお父さんなんだけどね、なにしろ人の話を聞かないから、この人(笑)。儀琳の令狐冲への思いを知って、なんとしてでも彼を娘婿にと暴走を始めてしまう。任我行といい、この人といい、なんかとんでもない人に気に入られる令狐冲であった。 あまりにも無茶苦茶だったため、儀琳に本気で嫌がられてしまい、結局婿取りはあきらめることにしたらしい。私はこの人が儀琳に泣かれてあたふたするところがなんだか好きだった。最後の方ではなんとなく令狐冲と一緒に恒山派に身を置くことになり、結構居心地は良さそうだった。後期恒山派の雑多で楽しげな雰囲気を担っていた人たちの一人である。まあ、最後の最後で良いこともあったしね(笑)。
by uchya_x
| 2007-05-18 23:09
| 武侠もの
|
ファン申請 |
||