グッドスマイルカンパニー 大和改 重兵装Ver.


大和、といえば、数ある大日本帝国海軍の艦船の中でも半ば神格化された、特別な戦艦。
艦これでも(色々な意味で)他の艦娘とは一線を画した存在です。

そのあまりの燃費の悪さに、我が泊地の大和はほとんどが演習専門、
成長しきってからはもっぱらお留守番で大掛かりなイベントのみご登場願うという・・・

思えば艦これアニメはこういった点は実に忠実でしたねw





グッドスマイルカンパニー 大和改 重兵装Ver. のレビューです。

公式はこちら


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軽兵装Verとの差分は、46cm主砲をはじめとした各種艤装に、水面を模した台座。
台座まで含めるとかなりの面積を食います。

遠目から見ても分かるその情報量の多さにため息。










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向かって左から見るとやや顎がとがり気味な気もしますが、しずま氏のイラストの再現度はほぼ完璧と言っていいのでは。










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穏やかな微笑みの中にもどことなく哀愁を感じるのは自分だけでしょうか。
こういう深みのある、複雑な表情は作品に重みを与えてくれます。

肉眼で見るとかなり濃い目にチークが施されているのですが、写真だとあまり分かりませんね・・・










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船首を模した首元に輝く菊花紋章(桜のデザインという話もあるが?)、頭の二号一型電探、
13号対空電探のアレンジとも言われている傘など、ゲーム中の大和を余すところなく再現。

こうやって見るとナイスアレンジ、ナイスデザインですよね。流石しずまよしのり氏。

にしても、背景のチョイスちょっとミスったなぁ・・・
白のままにしておけば良かったか。











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やや上を見上げた姿勢。











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印象的な赤い瞳で何を見るのか。











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周囲は艤装でがっちり固められています。











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泣く子も黙る46cm三連装砲。
命中率に影響を及ぼすようになってからは誰にでもホイホイ積む訳にはいかなくなったので若干影が薄くなりましたが、
デメリットなしで運用できるのが大和型だけになったという点ではますます象徴的な兵装になったとも言えますね。

広い平面ですがきちんとシャドーが吹かれており、立体感と情報量は十分にあります。
ただ一部塗装はがれのような傷があるのが残念。










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副砲や高射砲、煙突などその他諸々。
どれも十二分な精度とディテール。

それにしても、背後の46cm砲はどうやって使うんだろう・・・










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両脇をがっちり固めるごつい艤装に柔らかな微笑みを浮かべる大和の対比。










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水面を模した台座。
ぺらいビニール製で若干安っぽい印象を受けますが、
それでも波打った表面に透けて見える水面下の艤装は結構それっぽく見えます。











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大和本人の手前部分は別パーツ。










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カップ胸部装甲を入れていることが中破イラストで判明してしまった彼女ですが、
それでも十分巨乳と言っていいものをお持ちです。

というか、妹の武蔵が規格外過ぎるんですが・・・w











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ちなみにこの大和さん、今まで出たフィギュアの中でも屈指の組み立て難易度を誇ります。

鬼門はこの電探傘。

柄の部分をポニーテールのわずかな隙間に通し、回転させ、極小のダボ受けに差し込むという超絶緻密なオペレーションを
色移りとポッキリの恐怖と戦いながらこなす必要があります。
こんなに組み立てに疲れたフィギュアはバンダイのAGP以来ですw

まああっちはやっててイライラするのに対し、こっちは冷や汗ダラダラで・・・という疲れ方の違いはありますけど。










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台座と艤装を外し、ポニーテールを付け替えることで軽兵装Verにも変更することが出来ます。

この変更がまた辛いんですけどね・・・
ポニテを外すということは電探傘も差し直しなので・・・










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良く見えるようになった下半身。
九一式徹甲弾と「非理法権天」の文字もしっかりと。












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ぺたんこ座りした女の子は実に良い。

バルバスバウや舵がモチーフとなった靴も再現。


しかし、バルバスバウと聞くと自分は電脳戦記なアレの方を思い出してしまうのですが。









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左腕にはZ旗の腕章。











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例に漏れずこの人もミニスカートなので、後ろからの眺めは相当にきわどい。
見えそうで見えない・・・











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という訳でひっくり返ってもらうと見事なTバック。
ただし、皺スジ縁取りクロッチといったエロディテールは一切ありません。










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今回は面倒で使いませんでしたが、桜の花びらが付いてきます。
3色も用意してあるあたり、力の入れようが分かりますね。

戦艦大和と桜、日本人の心を揺さぶる組み合わせです。











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ちなみに箱も猛烈に凝ったつくりになっており、大和改の文字は型押しで表現されています。
なるべく横から照らして凹凸が分かるようにしてみましたが・・・どうでしょう。













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”仄暗い水の底から・・・”












以上。



傑作です。

クオリティについてはもうあれこれ言う必要はないでしょう。

スケールとしては初めての大和立体化ですが、この後に続くものがあったとしても
この品質、ボリューム、満足度を超えるのは相当に難しいのではないでしょうか。

大和と聞くと特別な感情を抱いてしまいがちですが、
その感情をしっかりと受け止められる作品となっていると思います。


こうなってくると武蔵も欲しくなってしまうのですが、重兵装Verは予約しておらず・・・ちょっと後悔。
仕方ないのでとりあえず軽兵装Verを予約しておくとしましょう。







関連リンク:戦艦大和の魂のルーツ、大和神社で初詣





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