イールの魅力とは
『イール』はバークレーから発売されている超ロングワーム。うなぎのような形をしており、その見た目にちなんで、8インチサイズは「ウナハチ」、10インチは「ウナジュウ」とも呼ばれています。
ターゲットとなる魚は、ランカーサイズのベッコウゾイやアイナメといった大型のロックフィッシュ。障害物に潜んでいるロックフィッシュに、このビッグシルエットのワームをゆらゆらと見せつければ、一気にバイトに持ち込むことができるでしょう。
根周りを攻めやすい
イールは、張りと弾力があり身切れしにくいマテリアルが採用されているため、ランカーロックフィッシュが潜む、根回りや海藻周りを躊躇することなく攻められます。ワームが破損しづらくずれにくいので、手返しのよい釣りを展開できるでしょう。
ガルプ入りで食わせ能力も高められる
ガルプモデルもラインナップされているイール。ガルプは水中での匂い拡散効果が高いフォーミュラーに付け込まれた素材で、集魚力の強さはもちろん、バイトが深くなるためフッキングしやすくなります。
狡猾なランカーロックフィッシュであっても、ガルプとビッグシルエットの組み合わせに、思わずバイトをしてきてしまうのではないでしょうか。
フォールアクションで魚にアピール
イールがフォールをする時、「スパイラルフォール」という、大きく円を描きながら沈んでいくフォールをします。ビッグシルエットと合わさって、遠くに居るロックフィッシュにも気付いてもらいやすいでしょう。
また、スパイラルフォールによって、真っ直ぐフォールするワームに反応しづらくなった、プレッシャーの高い状況に居る魚も攻略しやすくなります。
イールを生かすリグの作り方
ロックフィッシュゲームの王道とも言えるテキサスリグをはじめ、その長さを活かして、ネイルシンカーを使ったネコリグでも使うことが出来ます。ここではイールに適した、フックサイズやセッティング方法を見ていきましょう。
フックサイズ
イールには、8インチと10インチの2サイズがあり、それぞれに適したフックサイズを選ぶ必要があります。
▼ 8インチの場合
8インチの場合だと4/0のオフセットフックを中心に、フッキングが決まらない時は、その日の喰い方に合わせて、3/0や5/0といったフックも使ってみると良いでしょう。また、ワイドゲイプとナローゲイプの双方を使用することが可能です。
▼ 10インチの場合
10インチのイールの場合、5/0のワイドゲイプオフセットフックを中心に、4/0や6/0フックを状況に合わせて選びましょう。また、こちらに関しても、ワイドゲイプとナローゲイプを使用できます。
刺し方
▼縦刺し
▼横刺し
縦刺し、横刺しともに可能となっているイール。ボディの向きや、ヒレの抵抗が変わることによって、アクションを加えたときの動きや、フォールの仕方を変えることが出来ます。
その日の状況に合わせて縦刺し、横刺しを使い分けて釣果アップを図ってみてください。
シンカー
イールで使うテキサスシンカーは、12~28グラムを中心に使い分けていきましょう。流れが緩やかな場所や、水深が浅い堤防では軽めのシンカー、流れが強い場所や、水深がある場所では重めのシンカーを選んでみましょう。
ネイルシンカーを使ってネコリグにもできる
水深が浅い港湾での釣りや、ロックフィッシュが浅場や表層を意識しやすくなるナイトゲームで効果的なネコリグ。
ネコリグで使用する場合は、ネイルシンカー1.5~3グラム、フックは大きめのマスバリを使用してみましょう。フックをセットする位置や、ワームの向きでアクションが変わるため、動きを確認しながら、様々なセッティングを試してみてください。
イールシリーズのご紹介
イールには、全3種類のラインナップがあります。その日の状況に合わせて使い分けることで、ランカーロックフィッシュをヒットに持ち込みやすくなります。ここではイールのラインナップをご紹介します。
バークレー SW イール8インチ
SW イール8インチは、耐久性に優れたモデル。小さなロックフィッシュがバイトしてきてもフックがずれにくいため、小さなバイトは拾わず、より大きな魚だけに絞り狙っていくことが出来ます。またガルプ素材では出せない、透明感のあるカラーラインナップが魅力的です。
バークレー Gulp イール10インチ
Gulp イール10インチは、ラインナップの中でも最大サイズのワーム。約25センチのボリュームがもたらすインパクトは、ランカーロックフィッシュの目に入りやすく、バイトへと持ち込んでくれます。
バークレー Gulp イール
Gulpフォーミュラーに、漬け込まれ集魚力を高めたイール。SWイールで反応が得られない時の、奥の手として使ってみると良いでしょう。
イールでランカーロックフィッシュを攻略!
プレッシャーが高いとされるポイントや、釣れない状況ではワームを小さくしてしまいがちですが、イールのような大型ワームを使ってみるとバイトが多発することも。ぜひ、本記事を参考にイールを使ってみてはいかがでしょうか。