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5. 「Shelly Beach(シェリー・ビーチ)」でスノーケリング
絶景を堪能したら来た道を途中まで戻り、シドニー有数のスノーケリングスポットと言われるシェリービーチに向かいましょう。
絶景遊歩道「Shelly Beach To Barracks Precinct Walk」
ノースヘッドからシェリービーチへは、絶景のブッシュウォーク「Shelly Beach To Barracks Precinct Walk(シェリービーチ・トゥ・バラックスプレシンクト・ウォーク)」を下ります。来た道を途中まで戻り、ミリタリー施設の間を突っ切って絶景ブッシュウォークがスタートです。
ビーチまでは下り坂なので行きの上り坂よりも楽ですが、足元が悪いところもあるので滑らないよう気をつけましょう。途中には外洋やマンリービーチを見渡す断崖絶壁の絶景スポットが目白押しですが、手摺などは一切ないのでくれぐれもご注意ください。
- シャリービーチ・トゥ・バラックスプレシンクト・ウォーク
- シドニー / ハイキング
- 住所:Shelly Beach To Barracks Precinct Walk, Manly NSW 2095地図で見る
シドニー有数のスノーケリングスポット
ノースヘッドから約30分でシェリービーチに到着です。ブッシュウォークを終え疲れて汗をかいた後、この美しいグラデーションの海が目の前に広がっているのを見ると、すぐにでも飛び込みたい衝動にかられます。暖かい時期であれば、服の下に水着の着用がおすすめです。
ここはシドニー有数のスノーケリングスポットとしても有名なので、マスクとフィンを持って訪れる海水浴客も多いです。外洋側ですが岬の内側にあるので、比較的波も穏やかで初心者でも安心。左右には岩場が広がり、大小さまざまな魚を見ることができます。
6. ビーチ脇のカフェ&レストラン「Boathouse(ボートハウス)」でランチ
シェリービーチに訪れたら外せないのが、ビーチのすぐ脇にあるカフェ「Boathouse(ボートハウス)」。The Boathouse Groupはシドニーの海沿いを中心にカフェを展開していて、他にもPalm BeachやBalmoral Beachにあるカフェも人気です。
店内のインテリアは店名「ボートハウス」の通り、ブルーとホワイトを基調にした爽やかな中に、温かみのあるナチュラルな素材を使ったコースタルな雰囲気です。マリーナの桟橋にある他のボートハウスとは異なり、ここはビーチのすぐ脇にある「ビーチハウス」というイメージで、ビーチを眺めながらランチが楽しめます。
定番のフィッシュ&チップスも、蒸籠に入って美しく盛られているだけで何だかおしゃれに見えます。メニューは他にもシーフードのグリルやステーキ、サンドイッチまでありバラエティ豊か。コーヒーだけでなくカクテルやワインなど、アルコール類も豊富です。
ボートハウスと言えば、トレードマークの可愛い錨型のテイクアウェイ・カップ。食後は持ち帰りでコーヒーを買って、再びビーチの砂浜で寝っ転がりましょう。
- ボートハウス・シェリービーチ
- シドニー / カフェ・喫茶店
- 住所:1 Marine Parade, Manly NSW 2095地図で見る
- 電話:02-9974-5440
- Web:http://www.theboathousesb.com.au/
7. 最後は定番の「Manly Beach(マンリー・ビーチ)」
シェリービーチでたっぷり遊んだら、海沿いの遊歩道「Marine Parade(マリーン・パレード)」を歩いてマンリーの中心街に向かいましょう。マンリーは数々の美しいビーチが点在するビーチ天国ですが、最後はやっぱりシドニー有数の人気ビーチ「Manly Beach(マンリー・ビーチ)」を見ないと終われません。
三角形のロックプール「Fairy Bower Pool(フェアリー・バウアー・プール)」
マンリーにあるロックプール(岩場を利用した海水のプール)の中でも、特に人気のフォトジェニックスポットが「Fairy Bower Pool(フェアリー・バウアー・プール)」。シェリービーチとマンリービーチの間にある三角形のロックプール脇には、ギリシャ神話の水の女神「オセアニデス」の彫刻が見守っています。
残念ながらプールは2021年11月現在工事中ですが、シェリービーチとマンリービーチの岩場一帯は「Cabbage Tree Bay Aquatic Reserve(キャベッジ・ツリー・ベイ水生保護区)」と呼ばれる広大な磯で、様々な海洋動植物の生息地になっています。シェリービーチよりはやや波も高めなので、中級者向きのスノーケリングスポットです。
- フェアリー・バウアー・プール
- シドニー / プール
- 住所:5B Marine Parade, Manly NSW 2095地図で見る
- キャベッジ・ツリー・ベイ水生保護区
- シドニー / シュノーケリング
- 住所:1 Bower Ln, Manly NSW 2095地図で見る
3km続く海岸線「Manly Beach(マンリー・ビーチ)」
そのまま遊歩道を進むと、いよいよManly Beach(マンリー・ビーチ)」に到着です。フェリーを降りてからこぢんまりしたビーチしか見ていないので、3kmも続くマンリービーチの長い砂浜と打ち寄せる波の迫力が全然違います。
サーファーに人気のビーチだけあって、そのダイナミックな波が弾けた飛沫でビーチ全体がうっすらと靄がかかったよう。徐々に沈む日の光と波の飛沫によって、ソフトフィルターをかけたような幻想的な風景です。
8. 週末には「Manly Market(マンリー・マーケット)」
マンリービーチからフェリー乗り場までを繋ぐメインストリート「ザ・コルソ」は、ヤシの木が連なる歩行者天国です。そこから西に伸びる遊歩道「Sydney Road(シドニー・ロード)」沿いには、週末になると露店が連なるマーケットが開催されています。
キャンドルやソープなどオーガニックでナチュラルな商品や手作りジュエリー、アートなどクラフト系の商品が多く並ぶ土曜日のマーケットはお土産探しにも。日曜日には食品を取り扱うファーマーズマーケットも開催されているので、曜日が合えば是非覗いてみましょう。
- マンリー・マーケット
- シドニー / マーケット
- 住所:1 Sydney Rd, Manly NSW 2095, Australia地図で見る
- Web:https://hellomanly.com.au/listing/manly-market-pla...
9. 締めはマンリー生まれのクラフトビール「4 Pines (フォー・パインズ)」
マンリーに訪れたら地元のクラフトビール醸造所「4 Pines Brewing Company(フォーパインズ・ブリューイング・カンパニー)」は外せません。マンリーの象徴である4本松が描かれたビールは、マンリーだけでなく「オーストラリアのクラフトビール」と言えば必ず名前が上がる超メジャーな存在です。
フェリー乗り場の目の前にあるここはブルワリー兼パブで、敷地内の醸造所で作られたビールが楽しめます。この日提供していたビールは全部で12種類。定番のペールエールやIPAももちろんですが、ここに訪れたら酒屋さんでは購入できない、ブルワリーならではの限定商品を試してみましょう。
コクがあるのに適度な苦味が爽やかなRed XPAは、ウォーキングや海水浴で疲れた喉に染み渡る美味しさ。筆者がオーダーして暫くすると品切れになってしまったほど人気商品です。
ステーキやソーセージ、フィッシュ&チップスなどのガッツリ系パブ飯も充実しつつ、アントレやデザートもちゃんとあるので、ディナースポットととしてもおすすめ。1日たっぷりマンリーを楽しんだ後の締めとして、ブルワリー兼パブでのディナーはいかがでしょうか?
- フォー・パインズ・マンリー - ブリュー・パブ
- シドニー / クラフトビール / パブ
- 住所:29/43-45 E Esplanade, Manly NSW 2095地図で見る
- 電話:02-9977-5287
- Web:https://4pinesbeer.com.au/our-venue/brewpub-manly-...
10. フェリーでシドニーシティで戻る
パブを出たらフェリーに乗ってシティへ。暖かければフェリーの甲板にある外のベンチに座って、気持ちのいい海風に吹かれながらシティに向かいましょう。シドニーらしい景色を楽しみたいのなら、進行方向左側の席に座るのがおすすめです。
夕方から夜の時間帯は、高層ビルやハーバーブリッジの向こうに沈む夕日を眺めたり、対岸のライトアップされたルナパークや目の前に迫る大迫力のオペラハウスが楽しめます。
シドニーの喧騒を離れリゾートを味わう
マンリーはシドニーのシティから離れていることもあり、どことなく街全体にゆったりとした空気感が流れ、リゾートのような雰囲気があるビーチタウンです。美しい海はもちろん、山(丘)を登って絶景が楽しめ、グルメも大充実しているおすすめのエリアなので、シドニー旅行の合間にマンリーで小旅行気分を味わってみましょう。