JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

JALふるさとアンバサダーがご案内! 「雪まつり鑑賞バス」で冬の札幌を楽しもう

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者は北海道JALふるさとアンバサダーの小林恵理子さん(左)、關口珠子さん(右)

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、北海道でさっぽろ雪まつりのバスツアーに携わるJALふるさとアンバサダーの關口珠子さん。

――取り組みについて教えてください。

「北海道の冬の三大まつり」の1つである、「さっぽろ雪まつり」は、2025年2月4日~2月11日に開催され、2025年で75回目を迎えます。期間中さっぽろ大通公園には、細部までこだわって作られた大小さまざまな雪像が並びます。

 また現在、バス車内から素晴らしい雪像の数々や雪まつりの歴史をJALふるさとアンバサダーがご紹介しながら雪まつり会場・札幌市内の各所をご覧いただけるツアーを販売中です。

【旅物語プレミアム】JALふるさとアンバサダーがご案内「さっぽろ雪まつり」と北海道冬の祭典めぐり3日間」では、さっぽろ雪まつりのほかにも、「層雲峡温泉氷瀑まつり」など、北海道が誇る冬の祭典を楽しむことができます。

夜はライトアップされた雪像が街に美しく映えます

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

 北海道に縁を持ち、札幌に移住をしているJALふるさとアンバサダーが、雪まつりのご紹介はもちろん、札幌市内の施設や観光スポットを一緒にめぐりながらバス車内からご紹介します。

 雪像はどのようにできるのか、大量の雪はどこから持ってくるのか、札幌市民も意外と知らない雪まつりのプチ情報が盛りだくさんのアナウンスもいたします。

 初めて雪まつりにいらっしゃる方も、何度か訪れたことがある方も楽しんでいただけるよう、準備を進めています。

 雪まつり鑑賞バスなら、気温の低い日でも、あたたかいバスのなかから快適に雪まつりを鑑賞できますよ!

――今後の展開・展望について教えてください。

 昨年、雪まつり鑑賞バスから雪まつり会場を眺めたあとに、「近くで見てみたくなったから、あとでもう一度見に行ってみる!」と声をかけてくださったお客さまがいらっしゃいました。

 大通公園に並ぶたくさんの雪像は、市民団体や自衛隊の方々が想いを込めて一生懸命作られた雪像であり、メインとなる大雪像は圧巻のスケールです。

 夜のライトアップされた雪像はもちろん素敵なのですが、朝は光が当たってキラキラと輝く雪像を見ることができ、実はさまざまな楽しみ方ができます。

細部まで丁寧に作られる大雪像

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 北海道の長い冬のなかでも、雪まつりの会期は1週間ほどとつかの間で、この時期にしか味わえない景色を求めてたくさんの方が札幌を訪れます。

 グリーンシーズンの涼しい北海道もよいのですが、北海道ならではの白銀の世界をたくさんの方々に楽しんでいただきたいです。

 さまざまな冬の祭典を楽しんだあとは、美味しいグルメや温泉で体をあたためて、冬の北海道を全身で堪能してください。

 北の大地で、皆さまをお待ちしています!

雪景色も美しい時計台