圏央道埼玉区間、31日15時全通 東名中央関越東北を接続 上尾道路も4車線に

圏央道の埼玉県区間が10月31日の15時に全通。東名・中央・関越・東北道が結ばれます。また同時に上尾道路についても、4車線化が実現します。

さいたま市方面からの利用も便利に

 2015年10月19日(月)、国土交通省とNEXCO東日本は10月31日(土)に開通予定の圏央道・桶川北本IC~白岡菖蒲IC間10.8kmについて、開通時刻を15時にすると発表しました。

 圏央道は1996(平成8)年3月に、まず青梅IC~鶴ヶ島JCT間が開通しました。そして延伸が順次行われ、今回の、桶川北本IC~白岡菖蒲IC間が開通することにより、圏央道の埼玉県区間(入間市・都県境~幸手市・茨城県境、58.4km)は全線開通。東名高速と中央道、関越道、東北道が圏央道によって結ばれます。

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桶川北本ICで接続する圏央道と上尾道路(画像出典:NEXCO東日本)。

 また今回の圏央道開通に合わせて、現在は2車線で開通している上尾道路が4車線になります。

 上尾道路は、新大宮バイパスの宮前IC(さいたま市)から国道17号の西側を通過し、国道17号バイパスに鴻巣市の箕田で接続する20.1kmの道路。現在は宮前IC~県道上尾環状線間の4.2km、県道川越栗橋線~圏央道桶川北本IC~県道さいたま鴻巣線間の2.1kmが暫定2車線で開業しており、これが4車線になる形です。

 この上尾道路について、すでに開業しているその両区間は分断されていますが、2015年度中に接続され、新大宮バイパスの宮前ICから圏央道の桶川北本IC、県道さいたま鴻巣線まで、上尾道路経由で行けるようになる見込みです。

【了】

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