中　どんちっち
右　金属バット
一　カミナリ
三　TCクラクション
左　見取り図
二　演芸おんせん
遊　きしたかの
捕　10億円
投　素敵じゃないか

控え選手
鬼としみちゃむ
マルセイユ
生ファラオ
チェリー大作戦
オドるキネマ
シシガシラ

解説

どんちっち（吉本）
ネタ：柔道
https://youtu.be/gsjXm3Pk13U


三回戦の「甲子園のことをビールが美味い料理屋」だと認識してるというネタ
https://youtu.be/xeTTc11fFpM?t=406

も非常に面白かったのだが、三回戦の話術で魅せるネタが持ち味かと思いきや
まさかの超絶パワープレイなネタを準々決勝で披露。
大阪予選トップバッターだったにも関わらずとんでもない拍手笑いを連発させた。

この若さとビジュアルの良さですぐにでも人気が出そうだが
来年以降の躍進に期待しつつ、何なら敗者復活の寒空の下でこのネタを見てみたいとすら思う。

今年の「ラストイヤーでも容赦なく落とすわ」を去年のハライチにも適用してくれてたらなあ……

とりあえず解説どんどん書いてくから、各々のペースで見てくれや
どんちっちの三回戦のネタは後で見てくれ

金属バット（吉本）
ネタ：不倫
https://youtu.be/fBsLltiMVS4


ラストイヤーで決勝行きを待望視されていたにも関わらず、まさかまさかの準々決勝敗退。
ネタの内容的に「不倫題材」「ババア連呼」とコンプラが危うい点はあったが
2人の漫才中の安定感は何より、去年の敗者復活での不憫な敗退も含めて
せめてここでは落とさないであげて欲しかった……。

ワイルドカード（Gyaoの視聴回数ランキング1位の敗退者が準決勝に進出）で進める可能性がかなり濃厚だが
M-1予選に見に行くファンたちの期待値の高さからしたら、準決勝トップからの決勝も不可能では無い気もする。

カミナリ（グレープ）
ネタ：山手線ゲーム
https://youtu.be/sUoWX1lMHio


2016、2017に決勝行った頃と比べ、台本の構成力が更に上がっている印象。
代名詞ドツキ要素は残しながらも、前半後半でそれぞれ全く異なる笑いの軸を形成しているのが見事。

ドツキ＋伏線回収スタイルの成長度合いを審査員がそこまで評価しなかったのかもしれないが
これだけのネタをこれだけのパフォーマンスでやれるなら上がっても良かったのでは。
最後に決勝行ってからだいぶ時間は経ったが、頭打ちな感じも無いのでまだチャンスはあるのが救いか。

ネタ選び難しいよな

TCクラクション（グレープ）
ネタ：ディベート
https://youtu.be/DFBbtTPW4eY


ゴッドタンで「曇天三男坊」としてちょっとだけ注目されていたボケの眼鏡が
事務所脱退＆移籍とツッコミを得て結成されたコンビ。
ただTCクラクションとしての魅力はボケの曇天ではなく、ツッコミ坂本の大声だろうか。
同じ事務所のカミナリにも似た「次は何を大声で突っ込むんだろう」というワクワク感と
台本の質の良さとか両立していて見ててとても満足感がある。

後半の展開は「面白い」と「意味分からない」の振れ幅がかなり両極端なので
今回落とされた理由かなとも思いつつ、2人の良さが出ている長所だとも思うので非常にもどかしい。

見取り図（吉本）
ネタ：取材記事
https://youtu.be/GHZNPCikeYw


金属同様にラストイヤーで決勝を待望視されていたが準々決勝で敗退。
ただこちらはオチで盛山が突っ込んでいたように「噛み過ぎ」だったのが原因だろう。
パフォーマンスボロボロで何なら本人ら的にもほぼ諦めムードだったか。
ラストイヤーの終わり方がこれなのは、芸人としてはある意味美味しい結末に。

噛んでるせいでネタが入ってこない人もいるかもしれないがネタ自体はかなり高水準。
何なら「見取り図らしさ」を最大限活用した上で磨き上げられたネタだったので
もし決勝で見られていたら結構な高得点が出ていた気がしないでもない。

演芸おんせん（マセキ）
ネタ：雑学
https://youtu.be/wAmmDYSyukM


元々「フカミドリ」という芸名で有田ジェネレーション等に出ていたのだが、数年前に改名。
ツッコミも最初はもっと地味だったのだが、金髪にして高須院長みたいになった。

その高須院長っぽい見た目をある意味活かしつつ
普通に漫才をやっていて、普通にボケツッコミの2人として成立しているのに
見ている側がそこに更にツッコミ役として参加できるという何気に凄いネタをやっている。
それまであまり独自性のあるスタイルは無かったのだが、これだけの独創性が出せるなら来年以降が非常に楽しみ。

ダブルヒガシと軍艦ないやん

きしたかの（マセキ）
ネタ：ラーメン二郎
https://youtu.be/ftgAva8fjO0


数年前はチャンスの時間以外で見ることがほぼ無かった2人だったが
YouTubeの企画がバズったりそれきっかけでラヴィットに出たりと最近急上昇中。
それもあってかなり期待されてはいたが、今年は準々決勝敗退で終わる。

漫才に力を入れだしたのがここ数年からなのだが、それにしては技術力が既に確立している。
そもそもが高野の「ニン」が漫才師として十分確立してるし
スタイルも高野のエピソード中心で回す形でわかりやすい。
ちゃんとネタの精度が上がれば来年あたりひょっとしたらひょっとする……かもしれない。

金属また落ちたのかよ。もうm1資格なし？

10億円（吉本）
ネタ：渋谷
https://youtu.be/pqSD5j5_G08


結成して間もない去年時点ですら相当面白かったのに
今年に入ってボケツッコミどちらも更に面白くなっているのが凄まじい。
何なら今年の審査傾向から考えると準決勝進んでてもおかしくなかったと思う。

ボケが散発的だったので面白くなる余地はまだまだありそうだが
その散発さを「変な渋谷」で一括りにする手腕自体もかなり好きではある。
これはこれで個性になる気がするし、ボケ単体でしっかり面白いという長所もあるし
まだまだ伸び代があって先が知れないコンビなのは間違いない。

去年のクリーピーナッツのやつ消えたよね?

チェリー大作戦はもっと評価されていいと思う
初めて見た時ネタの斬新さに笑ったというより感心した

あと去年のは宮本浩次の昇る太陽やったけど
それもなんかの賞とって受賞ページで見れたはずやで

ワイルドカード枠って言うたら準決の前座みたいなもんやろ？

素敵じゃないか（吉本）
ネタ：彼女の様子
https://youtu.be/5GUb2t7VR5I


最初「バニラボックス」という名前でやってたのだが、改名しかなり印象的なコンビ名に。
どんなコンビ名だよと思いつつ、2人がシュッとしてるので結構似合ってるのかなとも。
数年前から予選を見てるお笑いオタクたちの間でちょくちょく話題になっており
今年のネタは普通に準決勝進んでもいいんじゃないかと思えるくらいに面白かった。

ネタを見てる時に「そういうもの」として演者も観客も無意識に処理してるものを
それ単体で取り上げるという発想の面白さが見てて非常にワクワクさせてくれる。
一つだけ気になったのは、動きに気を取られすぎて会話がぎこちない場面が多かったことか。

控え選手

鬼としみちゃむ（吉本）
ネタ：聞いてもらいたい話
https://youtu.be/1nYFKh4t_5U


ビジュアルに特徴がある2人だが、ネタの中身が非常にロジカルで理知的。
何なら初見はそのロジカルさと見た目のインパクトとがアンバランス過ぎて
台本の緻密さがはっきりと入ってこなかったくらいには。
なので二回見ると更に面白さが増幅するのではないだろうか。
去年もかなり面白いネタをしていたので、来年以降ドカッとファンが増えそう。

トムブラウンは！？！？???

マルセイユ（吉本）
ネタ：ないない著名人
https://youtu.be/4-tS15XbxQY


三回戦で「イングリッシュオンリー」というゲームネタをやっており
システム的にはやってることほぼ同じなゲームネタ。
ただ枠組みが一緒でも中身が変わると全然違うネタになるし
前から若者向けのポップでわかりやすい、ウケやすい芸風だったので
今年見つけたこのシステムは来年からの躍進のきっかけになるかもしれない。

でもトムブラウンここ最近のM-1やと今年が一番おもろい気がするわ

きしたかののボケの方すこ

見取り図はどうしたんや
緊張してしまったか?

なんか番狂わせ起こってるなぁ

生ファラオ（吉本）
ネタ：犬の散歩
https://youtu.be/C-1x7RjjLUo


三回戦でやったのと同じネタだが、いわゆるコント漫才で2人の演技力、表現力に引き込まれるので
既知なのを感じさせずにしっかりと面白かった。
流石にそんなとこが審査に影響を及ぼしてるとは思いたくはないものの
2人ともセンターマイクから離れる場面は多かったので
漫才的に心象が良くなかった可能性も否定しきれない。

岸はセンスボケだけど噛み癖あるからなぁ
ラジオ聴いてても噛みすぎて内容入ってこない時ある

デルマは入りませんか…

大自然好きなんやが

チェリー大作戦（吉本）
ネタ：犬を飼いたい
https://youtu.be/AJaMn4Pcark


最初の「犬を飼いたい」で既に笑いが起こってるのは
その直前のタチマチ、更には生ファラオとも「犬飼いたい」でネタかぶりしてたのでその影響。
ネタがこれだけ被るくらい題材がベタだというのは落とされる理由としては無くはなかったかも。
でもそれを考慮しても「コント漫才」を独自の視点で捉える着眼点は見事。
今年からの新しい審査傾向を踏まえると、来年スルッと準決勝進出も全然ありそう。

どんちっちはホンマに来年要注目株やと思うわ

コマンダンテ好きなんやけど、賞レースじゃきついタイプかなぁ？

オドるキネマ（吉本）
ネタ：合コン
https://youtu.be/QyEFmr1Mb7s


「やわら」というコンビで活動していたが解散し、そのツッコミが新しく組んだコンビ。
ツッコミの声質がお笑い向けで、あの甲高い声を聞くだけで笑えてくる。
普段はコント中心でやってるのだがそこの表現力や構成力を漫才にも活かし
先が読めない漫才を見せてくれた。今年は駄目だったがまだまだ先が楽しみ。

ダンビラムーチョは？

シシガシラ（吉本）
ネタ：浜中クイズ
https://youtu.be/_7ALwlNRPLc


毎年毎年「今年こそは準決勝、決勝に」と多くのM-1ファンが期待しているのだが
今年も含めなかなか結果が出ないもどかしいコンビ。
いつも「ハゲ」を軸に見たことのない着眼点のネタを見せてくれるのだが
今回はハゲ要素薄めでちょっと物足りない感じになってしまったか。
でも十分面白かったし、ここまで来ると累積点で上げてあげられないかと思ってしまう。

ワイの解説は以上や
準々決勝で落ちた芸人全組のネタがYouTubeで見れるので
他にも面白い芸人たくさんいるし是非見てってくれや

https://www.youtube.com/watch?v=Tw9xKQ4ke4E&list=PL_h46lFr5PBiwoMTPXF7gG0LcpDvoJSIS

マルセイユはそれまでポップだけどそこまで印象に残らない漫才やってたから、システム見つけた来年は結構注目して見ておきたい

準々決勝の配信全部見たワイが決勝の予想するならこんな感じやな
特に決勝経験者の上4組はほぼ固いと思っとるわ

ロングコートダディ
さや香
ウエストランド
真空ジェシカ
ヤーレンズ
ビスケットブラザーズ
キュウ
カゲヤマ
ヨネダ2000
ミキ（敗者復活）