ｶﾞﾔｶﾞﾔ

ベジータ「おい」

職員「はいこんにちは、登録カードはお持ちですか？」

ベジータ「登録カードだとぉ？そんなものは知らん」

職員「では登録致しますので、こちらへどうぞ」

ベジータ「ふんっ」

期待

もうワロタ

職員「ではお名前お聞きしてもよろしいですか？」

ベジータ「惑星ベジータの王子ベジータ様だ」

職員「わく…え？」

ベジータ「ベジータ様だ」

職員「ベジータサマダ様ですね」ｶｷｶｷ

ベジータ「ベジータだ」

職員「ベジータ様ですね」ｶｷｶｷ

ベジータ「ふんっ、ゴミめ」

職員「職歴など伺ってもよろしいですか？」

ベジータ「戦闘民族だ」

職員「はい？」

ベジータ「フリーザ軍の兵士として惑星を破壊していた」

職員「職歴ナシ…と」ｶｷｶｷ

ベジータ「…ふんっ」

職員「希望の職種などはございますか？」

ベジータ「俺を満足させてみろ」

職員「…何か資格などお持ちではありませんか？」

ベジータ「貴様など一瞬で消せるがな」

職員「警察呼びますよ？」

ベジータ「ない」

職員「資格ナシ…と」ｶｷｶｷ

ベジータ「ふんっ、ゴミめ」

警察にひるむべジータ

警察のお世話になるとブルマに迷惑かかっちゃうから

職員「それでは、こちらに求人の一覧がございますので、ご覧になってください」

ベジータ「俺を満足させることが出来なければ消す」

職員「あ、操作方法が分からなければ仰ってください」

ベジータ「サイヤ人のエリートがこんなこ」

職員「はいこんにちは、登録カードはございますか？」

ベジータ「ふんっ…ゴミめ」

ベジータ「これからが本当の地獄だ…」

ベジータ「ほう、これはなかなか」ｶﾁｯ ｶﾁｯ

ベジータ「ﾁｯ…経験者歓迎だと？俺を誰だと思ってやがる」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ベジータ「…おい」

職員「はい」

ベジータ「惑星を破壊する仕事は無いのか」

職員「土木作業の求人ならこちらに」ｶﾁｶﾁｯ

ヤムチャ「仕事のことならなんでも聞けよ」

ベジータ「ほう、これなら出来そうだ」

職員「では紹介状発行しますね」

ベジータ「早くしろグズめ」


職員「はい、こちらが紹介状です」

ベジータ「ふんっ」

職員「期限以内に履歴書と一緒に送付してください」

ベジータ「簡単なことだ」

ヤムチャはプロ野球選手のバイトしてたよね

職員「お気をつけてお帰りになってくださいね」

ベジータ「ふんっ」


ベジータ「俺としたことが、履歴書とやらの書き方を聞いていない…」

ベジータ「悟飯のやつにでも聞くか」

ベジータ「ふんっ、驚けブルマ俺はついに仕事を手にしたぞ」

ベジータ「これで無職などという屈辱からも解放される、カカロットと違ってな…くっくっくっ」

ベジータ「あーっはっはっはっはっは！」


おわり

ヤムチャは野球でヒーローになってるんだしスポーツなり格闘技なりで稼げそうだけどそこまで頭が回らなかったんだな
惑星べジータにはそういう文化が無かったんだろうな

せめて面接まで行けよ

まだ仕事を手にしてないじゃん

実際こんな対応じゃないよ
俺ん時は
職員「はあ！はあ！はあ(笑)いやあ最近多いですよあなたみたいな人ｗ
職歴は？無いよねどーせ？空白期間何してました～？精神修行ですか？ｗ」
こんなんだった