【レビュー】 #2086 ROBOT魂 〈SIDE MS〉 GAT-X303 イージスガンダム ver. A.N.I.M.E.

デカくて高いので購入を迷う
SEED FREEDOMの新アイテムの
予約解禁を前に、
今回は一般店頭販売分の新作である
ROBOT魂 〈SIDE MS〉
GAT-X303 イージスガンダム
ver. A.N.I.M.E.を軽くレビューするよ。



発売日に秋葉原で（オレが見た限りでは）
当日最安値だった9480円で購入。
定価は11180円だから約2割引。

SEED系のver. A.N.I.M.E.は
映画公開によるバブルの影響は無いようで
前作もすぐに安くなったし、
あみあみでかなり前からずっと
45%オフ&送料無料で投げられているヤツも
あるんで、イージスはエックスか
イエサブ辺りで、発売初日9000円を
切るかと期待していたが、そこまで
甘くはなかった。

でも、ネットだと発売1週間を待たずして
9000円を切っている出物もあるので
遠からずもっと安くなるだろう。

6月発売の一般店頭販売に回されたのが
不思議でならないロボット魂も
定価1万円オーバーだが、初動の値引きは
そんなに期待できないかしら？
…と思ったら、もう8000円切ってるわ。






箱とブリスター。

付属品は─

・ビームライフル
・対ビームシールド
・ビームサーベル刃(腕)×2
・ビームサーベル刃(脚)×2
・バーニアエフェクト×4
・スキュラ発射エフェクト一式
・変形時交換用アンテナ
・変形時サポートパーツA（フレーム型）
・変形時サポートパーツB（X字型）
・変形時腕延長パーツ×２
・ジョイントピン外しパーツ
・V字アンテナ予備
・交換用手首左右各5種
・手首格納デッキ

─以上

交換用手首は武器の持ち手3種と平手2種が
各左右。

手首は他のSEED系ガンダムの流用なので
金型配置の都合か、イージスでは使用しない
サーベルの持ち手もそのまま付いている。

箱ベロの台詞は、アスランが発した
「俺が…お前を討つ！」












可変ギミックを搭載した過去のイージスの
立体物は、肩がデカく頭が小さくなりがち
だったけど、ver. A.N.I.M.E.は設定画に
かなり近いバランスに纏められている。

イージスガンダムの立体物はMGも
前作のロボット魂もデザインが
結構アレンジされていたので
プレーンな造型の物は本放送当時の
ガンプラ以来かも。

本放送時に発売された可変イージスの完成品は
だいぶアレな造型だったけど…

ただ、ver. A.N.I.M.E.も肩の上部の
尖った部分は歴代の可変イージスと同様、
設定画や劇中の印象よりも短め。

いわゆる二次元の嘘というやつか、
ここを設定画と同じバランスにすると
変形に支障が出るのだろう。

ver. A.N.I.M.E.なので、見映え重視の
肩アーマーを別途付けて欲しかった気もするが。

ともあれ、肩以外の造型に関しては概ね満足。

例によって仕上げはほぼ成型色。
質感は悪くないが、赤の色味が
劇中のイメージよりも暗めな印象。






頭部から可動チェック。

顎はちゃんと引くことができ、
目線も45度ぐらいまで上げることが可。








腕はビームサーベルユニットを展開すれば
真横ぐらいまで上げられる。

ビームサーベルユニットを収納したままだと
肩アーマーに干渉するので、
真横までは上がりきらない。

肘は二重関節でコの字状に曲がる。

肩部分は前方にスイングする。




胴は僅かに前屈可。
後方へ反らすことはできない。

両腰のサイドスカートが干渉するので
左右への回転は45度弱程度。






股関節は二軸になっており、
足の付け根の位置を上下に動かすことが可。

足は正面ぐらいまで上がり、
真横近くまで開脚できる。

太腿上部にロール軸あり。
膝は90度ちょい曲げられる。

足首の接地はまあまあ。
つま先は独立可動し、先端が真下に向く。

両腰のサイドスカートは
ボールジョイントで可動。
胴の可動には干渉するが、
足の動きにはほとんど干渉しない。










ブンドドしてみると、肩が外れやすく
結構ストレス。個体差かもだけど。

肩の軸にストッパーでもあれば
良かったのにと思う。

ビームライフルは腰横に懸架することも
できるが、腕に干渉しまくるので
MA形態時以外は取り付けないほうがよい。






トールを首チョンパしたシールドは
腕のビームサーベルユニットを起こして
取り付ける。

ヒンジ状のジョイント＆ボールジョイントでの
接続で、腕の可動の邪魔になることは
ほとんど無い。

表面に、エールストライカーに付属する
爆発エフェクトを取り付ける穴が開いているが
特に必要無いプレイバリューだし、
見た目を損なうので、余計な仕事だと感じる。










両手両足のビームサーベルはクローを取り外し
ビームを発振している物と交換。

もちろんクリアパーツだが、
白い部分（クローの部分）が
ベタで塗装されていないので薄ら透けている。

シールドは横腰に取り付けても
あまり邪魔にならない。








サイドスカートにはバーニアエフェクトを
取り付け可。

エフェクトは特殊な形状なので
他へは流用できなそう。

なお、ブンドドしていると
サイドスカートを接続しているフレームも
時折外れる。肩ほどではないけれど。




そしてMA形態への変形。
思いっきり差し替えだよ。

まずV字アンテナを短い物と交換。
MA時には目立たなくなることをいいことに
塗装されていない。




胸のロックを外して、頭部と共に背中を後ろに
倒し、頭部をバックパックの中に収める。






胸部を上に起こし、腰の前後の装甲、
サイドスカートを取り外す。

股下にフレーム状の変形サポートパーツを
取り付け、取り外した腰フロントアーマーは
それに取り付ける。
（後腰の装甲は、MA時は余剰となる）

手首も取り外し、袖の内部を引き出し、
腕を少し伸ばす。引き出しにくい場合は
付属のジョイントピン外しパーツを
ツメカケに引っ掛ける。




肩を展開し、腕を変形させる。
MS時は肩である部分に延長パーツを噛ませ
足と同程度の長さにする。






腕と足の位置を調整してMA形態が完成。

四肢がもう少し密着した感じになれば
いいのだが、この形態でもMS時の肩部分が
外れやすく、微調整がしづらい。






X字型の変形サポートパーツを
四肢の間に挟んで、その位置を固定することも
できる。

ただこれを使っても、相変わらず肩部分が
外れやすく、ホールド感が向上した感じは
しない。

見た目的に不自然なパーツでもあるので
あまり使いたくはないな。








スキュラ発射形態。
ビームのエフェクトも付属。

MA形態への変形自体は複雑な割に
難しくはないが、腕が外れやすいせいで
軽くストレスを感じる。

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軸を太らせるなりして、
肩の外れやすさを解消しないと
快適には遊べないな。
（個体差かもだけど）

個人的には肩の形状や色もちょっと不満で
だいぶ値上がりしている割には物足りない感想。

もうSEED系は
だいぶ余裕だったのに品薄になったヤツが
再販されるメタルロボット魂と
メタルビルドとガンプラに任せて、
その分Ver. A.N.I.M.E.はZガンダム関連に
注力して欲しいわ。

そう思いながらも次のアイテムも買うけどね。