放課後カルテのあらすじ
卒業式が近づく中、牧野(松下洸平)のもとに、来月産休から復帰する養護教諭・岩見(はいだしょうこ)が引き継ぎのあいさつにやってくる。そんな中、牧野が学校へ行く理由となった過去の患者・真琴(三浦綺羅)の様子を咲間(吉沢悠)に聞きに行った牧野は、真琴が胸の痛みを隠していることを知る。
心疾患を抱える直明(土屋陽翔)は、母・環(ソニン)らが待ち望んだ手術がようやくできることに。弟の手術に不安を隠せない啓(岡本望来)を牧野(松下洸平)は励ます。一方、直明は入院中に仲良くなったるか(佐藤恋和)の手術直後の姿を見て、ショックで閉じこもってしまう。そんな直明のため、牧野は病院へ向かう。
芳野(ホラン千秋)が担任する1年2組の真愛(英茉)は、自宅でのコミュニケーションには問題がないが、教室ではクラスメートと話すことや歌うことができず、母親を悩ませていた。相談を受けた牧野(松下洸平)は、真愛が社会的な場面でのみ声が出せなくなる「場面緘黙(ばめんかんもく)」だと診断する。
率直な物言いをするれいか(畠中一花)は、クラスメートに感じが悪いときがあると指摘されて孤立していた。そんな中、牧野(松下洸平)は、藤岡(平岡祐太)と不登校の児童・聡(渡邉斗翔)の家庭訪問に同行。しかし、聡は家を飛び出し、様子を見に来ていたれいかと共にバスに乗る。そんな二人を牧野は自転車で追いかける。
牧野(松下洸平)は、寝坊が目立つようになった篠谷(森川葵)を気に掛ける。篠谷のクラスでは、れいか(畠中一花)らの女子グループと話している凛(中田煌理)の姿が。しかし、れいかたちの遊び方についていけない凛は、疎外感を覚えていた。そんな中、篠谷がれいかの色つきリップを没収し、れいかの母親が学校に乗り込んでくる。