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PC専門サイトが選ぶ【コスパ最強】のノートパソコンを用途別に紹介

更新日:

 

PC専門サイトの「the比較」です。

このページでは、当サイトが選んだ、コスパが非常に高いノートパソコンを厳選して紹介します。

コスパが高いというからには、コスト=価格はとても重要な要素となります。とは言っても、ただ安いだけの機種はおすすめできません。快適に使えるスペックを備えつつ、同等他機種より安い機種を紹介していきます。

なお、ノートパソコンは主に、WindowsノートPC、MacBook、Chromebookがありますが、ここでは、WindowsノートPCに絞って紹介します。

 

目次

 

コスパの高いノートパソコンの選び方

まずは、簡単に高コスパノートPCの選び方を紹介します。

ノートパソコンの分類

ノートパソコンは、大きく分けると「モバイルノートPC」、「家庭用ノートPC」、「ゲーミングノートPC」、「クリエイター向けノートPC」にのカテゴリに分類できます。なお、モバイルノートPCとは、外へ持ち運んで使いやすいように設計された軽量でロングバッテリーの製品です。

用途によっておすすめのノートパソコンは異なるので、ここでは、このカテゴリごとにコスパ最強のノートPCを紹介していきます。なお、家庭用ノートは、部屋間の移動が楽な14型と、大画面の15~16型に分けています。

ノートPCの分類
ノートパソコンの分類

 

用途に合ったCPUを選ぶ

モバイルノートPCおよび家庭用ノートPCには、低すぎず高すぎない性能のCPUが最適です。具体的には下表の緑色のバーのCPUがいいと思います。その中でも、Ryzen 5 8540Uや、Ryzen 5 7530U、Core 5 120Uが、価格も安く性能も十分で、高いコスパのCPUだと思います。

高い性能のCPUがよければ、ピンク色のバーのCPUがいいです。その中でも、Ryzen 7 8840UやCore Ultra 5 125HがCPU性能が高いだけでなく、GPU性能も高くおすすめです。

ゲーミングノートPCや、クリエイター向けノートPCであれば、性能の高い下表のオレンジのバーのCPUがおすすめです。最近、あえて世代の古いCore i7-13620HやCore i7-13650HXを搭載している機種が多いです。最新世代よりは若干やや性能は落ちますが、価格がかなり抑えられておりコスパが高いです。

CINEBENCH R23 マルチコア
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314
Core i9-13900HX 24314
Core i7-13700HX
コスパ高い
18283
Core i7-13700H 17622
Core i7-13650HX
コスパ高い
17562
Ryzen 9 8945HS 17151
Ryzen 7 8845HS
コスパ高い
16387
Core i7-13620H
コスパ高い
15935
Core i5-13450HX
コスパ高い
15857
Core i5-13500H 15302
Core Ultra 7 155H 14073
Ryzen 7 8840HS
コスパ高い
13668
Core i7-12650H 12674
Ryzen 7 8840U
コスパ高い
12575
Core Ultra 5 125H
コスパ高い
12239
Ryzen 7 7735U 10122
Ryzen 7 7730U 10051
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core Ultra 5 125U 9553
Ryzen 5 8540U
コスパ高い
9378
Core 5 120U
コスパ高い
9317
Ryzen 5 7535U 8757
Ryzen 5 7530U
コスパ高い
8403
Core i5-1335U
コスパ高い
8249
Core i7-1250U 7435
Ryzen 3 7330U 5141
Core i3-1215U 4969
Core i7-1165G7 4720
 :主にゲーミングノートPC、クリエイター向けノートPCにおすすめのCPU
 :家庭用ノートPCの上位モデルにおすすめのCPU
 :主に家庭用ノートPCおよびモバイルノートPCにおすすめのCPU

 

ディスプレイも大事なポイント

高コスパのノートPCを選ぶにあたり、意外と見過ごされるのが、ディスプレイです。後から変更できませんし、パソコンを使用するときはずっと見るものなので、見やすく作業がしやすい液晶を選ぶのは大切です。

解像度 

モバイルノートPC、家庭用ノートPC、ゲーミングノートPCであれば、解像度は1920x1080(FHD)が標準的です。最近は、1920x1200(FHD+)も増えています。4Kなどの高解像度ディスプレイもありますが、価格が高いケースが多くコスパは悪くなってしまいます。

クリエイター向けノートPCの場合、ペイン(枠)の多いソフトを使うことが多いと思われるので、2880x1800などの高解像度ディスプレイだと作業しやすいです。

 

視野角 

ディスプレイには、視野角が狭いものと広いものがあります。視野角が広いほうが、ちょっとした液晶の角度で色が変わって見えたりせず、作業がしやすいです。視野角が広いディスプレイは、「広視野角」または「IPS」と記載されていることが多いです。

広視野角の場合

 

色域

ディスプレイは、パネルによって色の表示できる範囲(色域)が異なります。文書作成が主な場合や、画面の色はあまり気にしないという場合は「sRGBカバー率 約60%(≒NTSC45%)」のディスプレイで十分です。画像や動画などを比較的正確な色で見たい方は「sRGBカバー率 100%」のディスプレイがおすすめです。「Adobe RGBカバー率 100%」のディスプレイは写真印刷などをするクリエイター向きです。最近は、Adobe RGBカバー率 100%のディスプレイは少なく、代わりにDCI-P3カバー率100%の有機ELディスプレイが増えているので、クリエイターの方はそちらがいいでしょう。

色域の違い

 

家庭用なら16GBメモリがおすすめ

モバイルノートPCや家庭用ノートPCで使うなら、メモリは16GBがおすすめです。クリエイター向けノートPCであれば32GBは欲しいところです。

 

ゲーム/クリエイター向けなら独立グラフィックスを!

ゲーミングノートPCや、クリエイター向けノートPCは、描画性能が求められるため、独立ググラフィックスを搭載したモデルがおすすめです。性能の目安は以下の通りです。

どのグラフィックスが良いかは予算次第ですが、軽いゲームのみする方や、趣味で動画編集などをするような方は、「エントリー」と書かれたグラフィックスでもいいと思います。

頻繁にゲームやクリエイティブ作業を行う場合は、「ミドルレンジ」がおすすめで、最も人気があります。

本気でゲームをしたり、重いクリエイターソフトを使うなら「ハイクラス」以上のグラフィックスがおすすめです。ただし、「ハイエンド」のグラフィックスは、放熱性がいいノートPCじゃないと温度が熱くなりすぎるので、製品選びには注意が必要です。

ノート用グラフィックス性能の目安
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
ハイエンド RTX 4090 21897
RTX 4080 18822
ハイクラス RTX 4070 12254
ミドルレンジ RTX 4060 10665
RTX 4050 8469
エントリー RTX 3050 Ti 5292
RTX 3050 4560
RTX 2050 3933
GTX 1650 3494
※最大グラフィックスパワー等の設定などによって性能は異なります

 

ストレージにはSSDが必須

最近の新製品では、ほとんどの機種で、ストレージにSSDを搭載しています。

モバイル・家庭向けノートPCであれば、512GBがちょうどいいでしょう。保存するファイルが少なければ、256GBでもギリギリ大丈夫です。

ゲーミングノートPCなら最低512GB、複数のゲームをインストールする場合は、1TBあったほうがいいです。

クリエイターは、用途によって大きく変わります。4K動画編集などをする方はかなりの容量が必要になってきます。目的に応じた容量をお選びください。

 

 

 

それでは、上のおすすめ構成を考慮に入れながら、コスパ最強のノートPCをジャンルごとにご紹介します。

コスパ最強モバイルノートPC

まずは、持ち運び用に設計された「モバイルノートPC」の中から、コスパの高い機種を紹介します。

レノボ IdeaPad Slim 5 Light Gen 8(AMD)
CPU Ryzen 5 7530U
メモリ 16GB (オンボード)
ストレージ 512GB SSD
画面サイズ 14型 16:10
画面種類 1920x1080 非光沢
広視野角 sRGB約100%
質量 約1.17kg
バッテリー 47Wh
価格[税込] 7万円台
14型画面でも軽い

14型とやや大きめのディスプレイを搭載しつつ、質量も比較的軽いモバイルノートPCです。

それでいて、Ryzen 5、16GBメモリ、512GB SSDという十分な構成で、7万円とコスパが異常に高いです。

SDカードリーダーや、PowerDelivery対応のUSB-Cポート、バックライト付きのキーボードを備えており、外でも使いやすいです。

ただし、プロセッサーは旧世代です。 

レビュー記事はこちら

 

HP Pavilion Aero 13-bg
CPU Ryzen 5 8640U
メモリ 16GB (オンボード)
ストレージ 512GB SSD
画面サイズ 13.3型 16:10
画面種類 1920x1200 非光沢
広視野角 sRGB約100%
質量 約990g
バッテリー 43.3Wh
価格[税込] 11万円台
1kgを切る軽さ

1kgを切る非常に軽いモバイルノートPCです。

Ryzen 5 8640U、8GBメモリ、256GB SSDの構成で10万円台と非常に安いです。

FHD+液晶を搭載し、sRGB 100%クラスの色域で、作業がしやすいのもポイントです。

旧モデルはEnterキーが端になかったため、不満に感じているユーザーも多くいましたが、この新モデルはEnterキーが端に配置されました。タイピングしやすくなっています。

デメリットは、バッテリー駆動時間がやや短めである点です。

レビュー記事はこちら
the比較向け

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コスパ最強 家庭用14型ノートPC

14型ノートPCは、15.6~16型ノートPCよりもやや画面が小さいものの、コンパクトで扱いやすく、価格も安いという特徴があります。宅内兼時々持ち出しても使用したい場合など、1台を幅広く使用したい方におすすめです。近年、最も人気のあるカテゴリのPCです。

デル Inspiron 14 (5445)
CPU Ryzen 5 8540U
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD
画面サイズ 14インチ 16:10
画面種類 1920x1200 非光沢
広視野角 sRGB約60%
質量 約1.54kg~
バッテリー 54Wh
価格[税込] 7万円台
デルの売れ筋モデル

デルの売れ筋モデルです。

最新の Ryzen 8000シリーズのRyzen 5 8540Uに、16GBメモリ、512GB SSDの構成で7万円台で販売されています。非常にコストパフォーマンスが高いです。

小さいキーが無く、キーボードが打ちやすいのも特徴です。

画面比が16:10の1920x1200ドットとなっており、縦方向の情報量が多く、作業がしやすいです。

メモリが交換できるのもメリットです。

ただし、キーボードバックライトが無い点、指紋センサーが無い点、カメラを隠すシャッターが無い点、ボディが樹脂製でチープに見える点などデメリットもあります。

レビュー記事はこちら

 

レノボ IdeaPad Pro 5i Gen 9 14型
CPU Core Ultra 5 125H
メモリ 16GB
ストレージ 512GB
画面サイズ 14型 16:10
画面種類 2880x1800 非光沢
広視野角 sRGB約100%
質量 約1.46kg
バッテリー 84Wh
価格[税込] 12万円台~
Core Ultraを搭載

少し高い性能のノートPCが欲しいならこちらがおすすめです。

インテル Core Ultra 5 125Hを搭載しつつ、約13万円と安いです。

一般向けノートPCよりも高い処理性能で、グラフィックス性能も高いので、軽いゲームならできます。

ディスプレイも、2.8Kと解像度が高く、色域も広めで、品質が高いです。

一般的なノートPCではややスペック不足に感じる作業も、本製品なら快適に行えるでしょう。

レビュー記事はこちら

 

 

 

コスパ最強 家庭用15.6~16型ノートPC

15.6~16型ノートPCは、大きな画面で作業がしやすいです。ほぼ据え置きで使用する方や、宅内でのみ移動するような使い方に適しています。

Inspiron 15 (3535)
CPU Ryzen 5 7530U
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD
画面サイズ 15.6インチ 16:9
画面種類 1920x1080 非光沢
広視野角 sRGB約60%
質量 約1.63kg~
バッテリー 41Wh
価格[税込] 7万円台
非常に低価格

十分な性能の割には非常に安く、コストパフォーマンスは高いです。

ただ、この製品の欠点として、ディスプレイにフリッカー(ちらつき)があります。ほんどの方は気にならないとは思いますが、眼が敏感な方や、長時間PC作業をする方は、別の機種のほうがいいかもしれません。

キーボードバックライトが無い点、USB-CがPowerDeliveryに対応していない点、HDMIが4K/60Hzに対応していない点はご注意下さい。

レビュー記事はこちら

 

レノボ ThinkPad E16 Gen 2(AMD)
CPU Ryzen 5 7535HS
メモリ 16GB
ストレージ 512GB
画面サイズ 16型 16:10
画面種類 2560×1600 IPS
広視野角 sRGB約60%
質量 約1.81kg~
バッテリー 47Wh
価格[税込] 12万円台
デスクワークで使うならコレ

ThinkPad E16 Gen 2(AMD)は、タイピングしやすく、ディスプレイも見やすく、デスクワークで使うなら最高の1台です。

打ちやすいテンキーも搭載しているので、数字をよく入力する方にもおすすめです。

ディスプレイは、2560×1600ドットの100% sRGB液晶を選択することができ、本製品を選ぶなら、このディスプレイがいいでしょう。

メモリの交換が可能で、SSDを1台増設することができ、ノートPCとしては拡張性が高い点も魅力です。

この表以外にも、パーツの選択肢がたくさんあるのも特徴です。自分好みの構成にしやすいです。

レビュー記事はこちら

 

 

コスパ最強 ゲーミングノートPC

パソコンで本格的にゲームをプレイする場合は、一般用途のノートPCではなく、スペック高めのゲーミングノートPCが必要になります。

ここでは、エントリークラスからミドルまでのコスパの高いゲーミングノートPCを紹介します。

Lenovo LOQ 15IRX9
CPU Core i7-13650HX
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 512GB SSD
画面サイズ 15.6インチ
画面種類 1920x1080 145Hz
広視野角 sRGB約100%
質量 約2.38kg
価格[税別] 15万円台
人気のRTX 4060搭載で15万円台

人気のミドルスペックGPU「GeForce RTX 4060」を搭載し、15万円台で購入することができます。

ディスプレイの色域もsRGB 約100%と広めで、クリエイティブワークにも適しています。

また、GeForce RTX 3050モデルなら10万円台、RTX 4060なら13万円台で購入可能です。

レビュー記事はこちら

 

G TUNE E5-I7G60WT-B(G TUNE 20周年記念モデル)
CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4050
メモリ 16GB
SSD 500GB
2nd SSD 最大4TB
画面サイズ 15.3型 16:10
画面種類 2560x1600 180Hz
広視野角 sRGB約100%
質量 約2.09kg
価格 15万円台~
この品質で15万円台!

15万円台の比較的安い価格にしては、全体的な品質が高く、コスパの高いゲーミングノートPCです。

グラフィックスにはGeForce RTX 4050 Laptopを搭載。

ディスプレイは、180Hzに対応し、色域も広く、高解像度。キーボードは、nキーロールオーバーに対応しています。

ボディは、アルミ素材で高級感があり、サイズもコンパクトです。

オプションで、2nd SSDを選択することも可能です。

レビュー記事はこちら
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コスパ最強 クリエイター向けノートPC

ここでは、Adobe Creative Cloudに含まれるアプリなどを使用した作業に適したクリエイター向けノートPCをご紹介します。特に、画像・動画の編集作業などに適した機種です。

ドスパラ GALLERIA RL7C-R45-C5N
CPU Core i7-13620H
GPU GeForce RTX 4050
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD
画面サイズ 15.6型
画面種類 2560x1440 165Hz
広視野角 sRGB 約95%
質量 約2.1kg
バッテリー 60.8Wh
価格[税込] 17万円台
エントリーモデル

最近値上がりしてしまいましたが、17万円台で購入することができるエントリーモデルのクリエイター向けノートPCです。

エントリー向けと言っても、GeForce RTX 4050の独立GPUを搭載し、ディスプレイも2560×1440と高解像度で、色域もまずまず広いです。

GeForce RTX 4050を搭載したもっと安いPCはありますが、本製品はメモリやSSDをカスタマイズできる点がメリットです。大容量メモリ&SSDが搭載可能です。

レビュー記事はこちら

 

マウスコンピューター DAIV R6-I7G60SR-A
CPU Core i7-13650HX
GPU GeForce RTX 4060
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD
画面サイズ 16型
画面種類 2560x1600 240Hz
広視野角 DCI-P3 約100%
質量 約2.37kg
バッテリー 53.35Wh
価格[税込] 24万円台
DCI-P3 100%のディスプレイを搭載

DCI-P3 100%(当サイト計測ではDCI-P3カバー率97%)の広色域ディスプレイを搭載、画像編集や動画編集などに適したクリエイター向けノートPCです。最近、広色域ディスプレイは有機ELの光沢ディスプレイを搭載していることが多いですが、本製品は非光沢なので作業がしやすいです。WQHD(2560x1600)と解像度も高いです。

また、最大で、メモリは64GB、ストレージは2TBx3までカスタマイズすることができるので、クリエイター向けソフトをバリバリ使う方も安心です。

また、リフレッシュレートも240Hzと高いため、ゲームにも適しています。

レビュー記事はこちら

 

 

 

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