2011年2月19、20日と人生初のスノーシューツアーに行ってきました!
場所は北八ヶ岳。このあたりは比較的初級コースらしく場所もぼくらの住む町からそんなに遠くないということで行く前からとっても楽しみにしておりました、はい。
参加のきっかけは阿木にあるパンやさん「cultivateur(キュルティバトゥール)」の渡辺夫妻に誘われてのこと。ここは奥さんのゆみこさんの地元なんだけどその弟さんが登山家であり風景画家でもある成瀬洋平くんで今回のツアーは彼やフリーペーパーの「PAPERSKY」が主催するマウンテンクラブのイベント。
関東や岐阜を中心に20名くらい集まりました。
洋平くんは山雑誌「PEAKS」でも『日本・原野行』という連載を持っているほど、そこそこ!?有名人!
とても芯が強そうで落ち着いた雰囲気をもっているけどたやすくトレッキングシューズを貸してくれたり、装備について親身に教えてくれたり、優しいのだ。やっぱり山の人は笑
茅野駅でとりあえず参加者は集合!そこから登山口「渋の湯」まで移動し、準備OKいざ出発!
駅で最初のミーティングー
車で移動~。最後の坂で前の車がスリップ&ストップなんてハプニングも・・・
いざ登山道へ・・ここではまだスノーシューははかない。
目指すは今回の拠点「高見石小屋」へ
途中どんどん景色が変わってゆく・・・天気もいいしココロがだんだん無になっていきます
いざ高見石小屋に到着= 見た目は小さいけど中はわりとひろーい。
ひと休憩してスノーシューでお出かけ。これがスノーシュー。雪に沈まずとっても機能的だ=
高見石小屋のガイドさんの案内で近くの丸山に登頂、そこからノートラックの林間を進み、とっても景色のいい場所へ案内していただいた。でも、このあたりは雪がかなり積雪しているけど実際は木の上に積もっているから、時々足場がゆるいと「ズボッ」と穴があいて落下しそうになる!僕も経験笑 スリルと感動のスノーシュー!!
落ちるとこんな感じ、女の子たちはキャーキャー言ってました!笑
宿では早めの夕食とおしゃべり。食後に小屋からみんなに日本酒を振舞ってくれました。酒好きのワタシとしては本当にうれしかったです。ほんとありがとうございました@@
9時には消灯・就寝。朝も早いしみんな眠りに付くころ、地元から一緒にやってきた愉快なオージー、ポールが寝るのは早すぎるだのまだ飲もうだのうるさいから(笑)みんなの迷惑になるから極寒の外に連れ出し、満月でよく見えない星空を二人で眺めました!!持っていったコップの日本酒はしばらくすると氷になりました泣
これもいい思い出ですな
これがヘン(?笑)な外人ポール
みんなで短い夜の語らい
明け方4時の月と小屋。早くおきすぎた><
高見石から見る美しい朝焼け
2日目。この日は7時に小屋を出発。約5時間のスノーシューツアーとなりました。まず丸山に登り、次に登山道から外れてノートラックのパウダースノーの斜面をみんなで転げ落ちる?(笑)
麦草峠大雪原を抜けて白駒池に到着。前面氷結しているからどこまでも歩いていける。
近くの山林の中で小屋に用意していただいたサンドゥイッチとホットワインで休憩~
そしてひたすら小屋に向かって帰りました。
雪に埋もれた林間をスノーシューでもくもくと歩く。頭が真っ白になるとはこのことですね
丸山頂上からみる朝の空
道なき斜面をスノーシューで駆け下りる!?ガイドさん待って~~
大雪原。こんな広々とした空間をぼくらで独り占め。贅沢だな~贅沢だな~
高見石からみた白駒池。実際この中をぐるぐる歩いた。大きな文字も書いて遊んだ
満喫の2日間。昼から下山しました。
2日間とも天気に恵まれ、何より人のいい方ばかり、メンバーにも恵まれました。笑いがつきず一つの家族のようになっていました。これも自然のなせるわざなんですね。
今回感じたことは日本ってまだまだこんなに素晴らしい景色が残されているということ。変化に富んでいていろんな表情を見せてくれる。少しずつ技術を積めばさらに壮大な山の自然にも触れられるようになるだろう。
今回を機にいっそう山が好きになりました。声をかけてくれたキュルティバのなべさん、ゆみこさん、クラブのリーダーの洋平くん、お世話になった小屋の方々、本当に感謝です。。
そして何よりまたまた僕のわがままを何も言わず受け止めてくれて2歳にならない娘とお留守番してくれた奥さんにひたすら感謝です。
今度は夏に北穂にのぼるぞ= まずは目標をそこに。。(笑)
岐路につく。最後尾からゆっくり下りました~
パン屋のなべさんと洋平くん、そしてオイラ
今回のツアーメンバー。いい人たちに恵まれてほんとよかったです。ありがとう
# by organicteyoko | 2011-02-24 12:03 | Mountain