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今日25日の日中は冬型の気圧配置が緩み、道北や道央などで弱い雪が降った他は目立った天気の崩れはなく、風も全般に弱まって、全道的に穏やかに経過しました。

しかし、今夜から明日朝にかけては全道的に天気が崩れるでしょう。上空には一時的にこの時期としては暖かい空気が流れ込むため、降るのは湿った雪となる見込みです。道南などでは雨となる所もあるでしょう。局地的に雷を伴って降り方の強まる可能性があります。

函館では今月5日に雨やみぞれを観測して以来の、久しぶりの雨やみぞれとなりそうです。札幌でも一時的には雨となる可能性があります。

このため、積雪のある路面では雪が柔らかくなって、ぐちゃぐちゃの路面となる恐れがあります。歩行者に泥をはねたり、タイヤがはまって動きがとれなくなる、タイヤをとられてハンドル操作を誤るなどの危険性があるため、十分注意して下さい。また、雪が緩みやすくなるため、屋根からの落雪の可能性が高まったり、傾斜地では雨を含んで雪崩が発生したりする可能性もあります。雨やみぞれの可能性が高い道南では、一昨日23日に日降雪量が八雲町熊石で41センチ、今金34センチなど、局地的に大雪となりました。軒下や急斜面など危険な場所には近寄らないようにして下さい。