こんにちは、 id:gfx です。この8月から技術顧問としてSpeee社に関わることになりました。普段はビットジャーニー社で情報共有ツールKibelaの開発をしています。
技術顧問として関わるというのは色々なやり方があると思いますが、私の場合はモバイルファーストなサービスの開発チーム作りやメンバーのスキルの向上などのお手伝いする予定です。
さて本エントリでは、アプリ開発の初期から開発メンバーが数名〜十数名になる成長期において、モバイルアプリの開発基盤チームとして何ができるかということをチェックリストにして紹介します。これはあくまでもモバイルファーストなサービスを効率よく、かつ安定して開発するために、開発フェーズごとにこんなことをやればよいのではないかという提案です。
開発フェーズごとに区別したのは、たとえば「最初期」に「成長期」のタスクをやろうとするのは間違いだからです。最初期は安定したリリースサイクルの確立よりも価値のあるサービスを作ることに集中すべきですが、成長期のタスクは成長期にあるアプリの開発を安定させるためのものだからです。
なお、このチェックリストは自社開発している場合を想定しています。これは私が開発メンバーとしては自社製品の開発しかしたことがなく、他のことには知見がないためです。
参考情報
ここでいうリリースエンジニアリングやリリース後監視とは、次のエントリで行っているような作業を想定しています。
またQAについては次のエントリが参考になるかもしれません。
以上です。いずれも私がこれまでに経験したものだけを挙げました。これ以外にもできることはあると思いますし、チームによって最適なものはそれぞれですので、カスタマイズして使ってもらえればと思います。