Ｃリファレンスマニュアル 第5版

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内容紹介

本書は、C言語、実行時ライブラリ、および正確性、可搬性、保守性を強調するCプログラミングスタイルについて記述した完全なリファレンスマニュアルとして、世界中から信頼されているベストセラー書最新版の日本語訳である。C言語について他の書籍より明瞭かつ詳細に記述するために、著者であるサムエル・P・ハービソン3世とガイ・L・スティール・ジュニアは、以下のことを1つにまとめたマニュアルを提供している。

• 規格C（1999年）：複素数型と論理型、可変長配列、厳密な浮動小数点プログラミング、および可搬性と国際化のための新ライブラリを備えた、規格Cの最新改訂バージョン。
• 規格C（1989年）：今日のプログラマのほとんどが使っているバージョン。
• 伝統的C：1990年以前に共通に使われていたもの。数百万行のコードが毎日使われている。
• C++互換のC：CとしてもC++としても利用できるコード。
• すべてのCバージョンについての完全なC実行時ライブラリ。

本書は、過去現在にわたるCのすべてについて詳細に説明した唯一の本であり、すべてのCプログラマおよびコンパイラ作成者が所有すべき一書である。

本書第5版は、徹底的な改訂と更新によって、強力な言語拡張と新ライブラリを備えた最新の規格C「ISO/IEC 9899:1999」について完璧に解説している。

書誌情報

• 著者: サムエル・P・ハービソン3世, ガイ・L・スティール・ジュニア(è‘—), 玉井浩(訳)
• 発行日: 2021-10-01 (紙書籍版発行日: 2008-10-08)
• 最終更新日: 2021-10-01
• バージョン: 1.0.0
• ページ数: 602ページ(PDF版換算)
• 対応フォーマット: PDF
• 出版社: エスアイビー・アクセス

対象読者

Ｃプログラマ。読者はプログラムの基本概念を理解していて，また，多くの方は経験豊かなCプログラマであることを期待する．リファレンスマニュアルにふさわしいように，この言語をボトムアップに提示する．すなわち，字句構造，プリプロセッサ，宣言，型，式，文，関数，実行時ライブラリの順である．相互参照を豊富に用意したので，どこからでも読み始めることができる．

著者について

サムエル・P・ハービソン3世

Samuel P. Harbison III。Cプログラミングスタイルについて記述した完全なリファレンスマニュアルの著者の一人。もう一人はガイ･スティール(Guy L. Steele Jr.)

目次

第1部　C言語

第1章　入門

第2章　字句要素

第3章　Cプリプロセッサ

第4章　宣言

第5章　型

第6章　変換と表現

第7章　式

第8章　文

第9章　関数

第2部　Cライブラリ

第10章　ライブラリ入門

第11章　規格言語追加

第12章　文字処理

第13章　文字列処理

第14章　メモリ関数

第15章　入出力機能

第16章　一般的ユーティリティ

第17章　数学的関数

第18章　時刻と日付の関数

第19章　制御関数

第20章　ロケール

第22章　浮動小数点環境

第23章　複素数算術

第24章　ワイド文字と多バイト文字機能

付録A　ASCII文字集合

付録B　C言語構文一覧

付録C　練習問題の解答