五箇山の合掌造りの屋根は茅葺を材料とすることが特徴となっていて、豪雪地帯で暮らす人々の生活の知恵で屋根の傾斜が60度もの急勾配になっているのは、湿った雪の重みに耐えるとともに、雪を滑り落としやすくしています。
集落内には江戸時代の主産業を今に伝える「塩硝の館」や「五箇山民俗館」があり、五箇山の歴史を知ることが出来ます。
世界的にみても有数の豪雪地帯であり、そのような風土から傾斜の急な大きな屋根を持つ合掌造りの家屋が生まれ、相倉地区や菅沼地区には合掌造りの集落があり、国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。
撮影 2014.01.28
富山県南砺市菅沼
JR高岡駅からバス