夜中に目が覚める。本を読んで、やり過ごそうと思うが、文学書、神学書を紐解いても、数頁読んだだけで、すぐに閉じてしまう。退屈しているのだろう。ただし、聖パウロの『エペソ人への書』は面白く読めた。何度も繰り返し読んでいるのに、新しい発見があるのは、論理を超越した宗教的思考がインスピレーションを与えてくれるからだろう。
胃がムカムカする。明らかに酒の飲み過ぎだが、就寝前の安息を得るため、または執筆中の勇気を得るためにイッパイやるので、これは仕方ないと思う。
アルバイトをしないで、読書と執筆にすべての時間を投じる方が、ライターとして明らかに優位に立てるが、今の時代に文筆だけで食っていくのは至難の業である。投資信託、株式投資などの資産運用も手段の一つであるが、短期の利ザヤで利益を上げようとすると、それは投資ではなく投機になるので、執筆に心を傾ける余念がなくなってしまう。結局、生活費を稼ぐためにアルバイトは必要になるが、本業のライティングを圧迫しないように注意したい。もちろん、本業も無理は禁物である。
さて、読書もいいかげん飽きてきたことだし、そろそろ文学を書くとしますか。