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映画「グリンチ」感想

映画「グリンチ」感想~クリスマス嫌いのモンスター~

今回もクリスマス前ということで、見たことないクリスマス映画を鑑賞。今回もそれを紹介します。2000年公開の一作。2018年にはアニメーション版も制作公開。原作はドクター・スースの絵本

 

主役は「マスク」、「エターナルサンシャイン」などのジム・キャリー。筆者も大好きな映画に何作も出ているレジェンド俳優。俳優引退後二年ぶりに「ソニック」で俳優復帰します。ネタバレ注意を

あらすじ

フーヴィルの町はクリスマスの準備で忙しい。町の近くに住むグリンチ(ジム・キャリー)は人とクリスマスが大嫌い。少女シンディー・ルー(テイラー・モンセン)に推薦され、クリスマス祭りの主役になる。しかし、グリンチは祭りを台無しに。人々はそれでもクリスマスを立て直そうとするが、グリンチの更なる行動が混乱を生む・・・

感想とまとめ

 

「私は娘を自慢に思います。クリスマスは心です。プレゼントや飾りはおまけ」「家族さえいれば、プレゼントは要りません」

 

グリンチがクリスマスを盗んだ後、市長がシンディーを責めた場面、彼女の父親が言い返すシーン。この言葉がクリスマスの本質だし、プレゼント大好き現代人も忘れてるかもしれません。

 

子どもの頃「サンタなんて存在しないのにクリスマスなんてやる意味ある?」とひねくれていた筆者もグリンチの気持ちはわかります。しかし、クリスマスは家族とその瞬間の幸せを祝福することが本質。その心にサンタが宿るもの。それが子どもの頃から理解してるシンディーは凄い。

 

グリンチは毛ボウボウ、緑というのは「X-MEN」、「ハルク」たいな怪物インパクト。ここにジム・キャリーの怪物演技が加わり、唯一無二の超特徴的なキャラに。緑で特殊メイク越しでも表情が豊かに伝わるのは素晴らしい。

 

「あーこれマスクやん!」と時に映画「マスク」っぽい表情、傍若無人なコミカル言動が時折出てマスク好きとしては嬉しい。

 

原作が絵本で、ストーリーがシンプルですが、その分心を動かす力は強い。子どもも大人も楽しめる作品。「ホームアローン」が定番すぎて見飽きたって人は今作をおすすめ。(これも定番だけど)

 

「クリスマスはプレゼントだ!!」って人はちょっと考えが変わるかも?見放題配信はu-nextやNetflix。アニメ版もいい!


www.youtube.com

監督  ロン・ハワード

制作国 アメリカ

出演  ジム・キャリー

    テイラー・モンセンなど

時間  104分