きっかけはどこに転がっているか誰もわからない

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
ヤマモトさんに代わり、今回は同メンバーのミミミが1月末頃に「刀と拵(こしらえ)の美」という刀剣展に行った話を投稿させていただきます!
きっかけは電車の中。
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個人的な予定があり大阪へ向かう車内で広告が目にとまりました。予定が済んでからの予定もほぼ決まっていなかったし、この頃は昇段審査前もあって居合に対して敏感になっていた事もあり中之島香雪美術館へ行くことにしました。
館内は薄暗かったですが一振ずつ照明が当てられ周りは落ち着いた雰囲気。
ただ、写真撮影できる感じではないなと思っていたら…写真撮影OK・SNS投稿OKと案内しているではありませんか!思わずスタッフさんに確認しましたともd(^-^)
…という事で、一通り拝観したあと印象に残ったものを撮影~
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華やかな鞘、刀に龍の彫刻が施されたもの、鍔や目貫の細部まで手を抜かない徹底ぶり…職人魂とこだわりに感動でした!✨✨
刀の名前や歴史については無知ですが、楽しめたし、稽古の時によく耳にする名称が改めて勉強になりましたφ(..)フムフム
   
また、出口に茶室が展示されていたのですが、ここにも刀に関係する仕掛けが茶室の入口に施されていました💡
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まず「茶室の中ではすべてのひとが平等」という事を示すために茶室の入口が小さいそうです。
そのため武士の総身品も外さないといけない事もあって茶室の入口上には「刀掛け」という刀を置くための吊棚がありました!
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今思うと茶道が確立された頃の時代を考えると納得なのですが、あまり意識してなかったので「これは!」と気持ちがあがりました((^^;))
      
普段の稽古はもちろん今回の展示でも日本の文化はやっぱり精神性が基本だと感じます。
中々難しいことですが、職人が拵えた刀のように、しなやかでそれでもって真っ直ぐな精神を心がけたいものです。