スタートアップメディアを運営している上で「Suan編集部はどこで情報収集しているのか?」とよくご質問頂くので情報収集におすすめのスタートアップメディアなど10選をご紹介します。
2022年9月から開始したスタートアップメディア「Suan」の現在地についても整理してみました。
Xフォロワー数だと中々に良い位置となってきているようです。皆さまありがとうございます。
- スタートアップメディアランキングと「Suan」の現在地。Xはすでに上位に位置づく。
- 「NewsPicks」のジャーナリズムが熱い。スタートアップに切り込む。
- 映像で学ぶスタートアップ術「PIVOT」、稀にスタートアップ特集も。
- 【投資家目線の深掘り】EXIT戦略までわかる「Coral Capital」
- スタートアップメディア「Suan」
- スタートアップ情報に関する網羅性・速報性なら「THE BRIDGE」
- スタートアップ・未上場企業の決算、評価額、社員数を見るなら「バフェットコード」
- スタートアップの資金調達情報チェックなら「KEPPLE」
- スタートアップ従業員向けSO、株価政策は「STOCK Journel」
- スタートアップ起業家の行く末を左右する「Forbes JAPAN」の予言
- 「BUSINESS INSIDER」、稀にスタートアップの特ダネを配信。
- スタートアップが成功するには「スタートアップメディアでの情報収集」からの横に展開する発想。
スタートアップメディアランキングと「Suan」の現在地。Xはすでに上位に位置づく。
いくつかの主要スタートアップメディアとSuanを比較した表がこちらです。なんとなく田端信太郎さんも表に加えてみました。Suan、Xだとすでに上位にまで成長していました。
田端信太郎さんを除くと2位です。PIVOTさんを超えきてるんですね。
続いてWEBの比較です。
WEB(検索)がまだまだ弱いので対策の余地あり
スタートアップメディア、WEB部門でのアクセス数比較が下記となります。
まだまだ弱いですが、このデータはSEOのみです。(ahrefsデータを比較)
スタートアップメディア「Suan」はSEO以外のアクセスが主なので、この数字よりは大きく上振れます。
SEOはやることをやれば伸ばせそうなので、頑張りたいです。
スタートアップメディア、経済領域の「動画市場」は参入スペースがありそう
伸びしろとしてはありそうなのはYoutubeなど動画領域でしょうか。スタートアップ投資TVなども伸びていますし、このあたり発信するニーズは大きそうです。テスト的にトライしてみたいですね。
最後に経過日数順で並べてみます。
ニッチだと言われていた「スタートアップメディア領域」、後発でもそこそこ伸びた。
当初、「スタートアップメディアとかいうニッチな市場」と指摘もされていましたが、後発でもそこそこに伸びてきています。スタートアップ自体がもはやニッチじゃなくなってきているというのもあるんでしょうか。
なんとなく表に加えてみましたが、田端信太郎さんがすごくないですか。Xで目立っていたビジネス系インフルエンサーが沈みゆく一方、「アクティビスト活動」など新たな分野に展開し、変化し続けておられます。時流に合わせて変化できる人はやはり強い。
続いて、情報収集におすすめのスタートアップメディア関係のご紹介です。
情報収集におすすめのスタートアップメディア10選
「NewsPicks」のジャーナリズムが熱い。スタートアップに切り込む。
まずはNewsPicksさんです。よく考えると当メディアからの指摘などに対して最も真摯に対応されていたのがNewsPicksでした。
直近のジャーナリズム報道は、痺れるものすらあり、非常におすすめです。
コメントが見れるのもいいですよね。
【続報】NewsPicks、ついに落合陽一氏の「ピクシーダスト」上場廃止に迫る動画を公開。
正直、震えました。NPレポートシリーズの年度締めに強烈な一本。「ナスダック上場廃止ブーム」関連の2本だけでも、課金して見る価値ありです。
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■「ピクシーダスト上場廃止」動画のトピックス… https://t.co/WLXKnhFt7R pic.twitter.com/UHnxlS7j99— SUAN / スタートアップメディア🎈 (@suan_news) December 26, 2024
映像で学ぶスタートアップ術「PIVOT」、稀にスタートアップ特集も。
映像コンテンツ主体のビジネスメディアPIVOT。起業家や投資家へのインタビューが豊富です。
ビジネスの裏側を映像で追体験できます。テキストだけでは得られないリアルなビジネスノウハウやヒントが満載です。急成長している日本農業さんなどもPIVOTで詳細に取り上げていました。
【続報】元マッキンゼーが率いる農業スタートアップ「日本農業」、PIVOTに出演。
売上高85億円を目指す。過去の紹介Post、急成長しています(3枚目)グローバルスタンダードだった高生産性の栽培方法を輸入。輸出と小売への直販が成長のキモ。https://t.co/7aYvcNSuAi https://t.co/XxJBlDCeN4 pic.twitter.com/WMa4RckU31
— SUAN / スタートアップメディア🎈 (@suan_news) December 12, 2024
【投資家目線の深掘り】EXIT戦略までわかる「Coral Capital」
Coral Capitalは国内有数のVCが運営するメディア。舞台裏やVCの考え方が読めるのでおすすめです。
資金調達やEXIT戦略、投資トレンドなど、投資家視点ならではの深い考察が得られます。実務的で濃密な情報は、起業家や経営者にとって必見です。
スタートアップメディア「Suan」
Suanはスタートアップのためのメディア。皆さんいつもありがとうございます。
下記のような独自調査記事を多く書いています。
クラシル運営の「dely」、サイレントで高収益企業に成長していた。3期連続10億円超えの黒字、累積赤字も回収。ユーザー資産の横展開が鍵か。
ただの水で売上190億円の米「Liquid Death」。アレテコ卒業組のHADOが「ただの炭酸水」で模倣するも、半年で賞味期限切れに
【独自】評価額62億円の動画メディア「PIVOT」、すでに売上高7億~10億円超えか。案件1本あたり400万円~2000万円と単価も判明。
スタートアップ情報に関する網羅性・速報性なら「THE BRIDGE」
老舗のTHE BRIDGEさんです。Discordなどでスタートアップ広報さんからリアルタイムにプレスリリースを募集されており、その速報性と網羅性は群を抜きます。
「起業家と投資家を繋ぐ」をコンセプトにしたメディアTHE BRIDGE。
THE BRIGE出身のスタートアップメディア関係者さんも多いですよね。
スタートアップ・未上場企業の決算、評価額、社員数を見るなら「バフェットコード」
スタートアップや未上場企業の決算を見る際はバフェットコードさんを日々使っています。
恐らく決算公告と社保データをクロールされているんですが、ありがたいですね。良い時代です。
スタートアップの資金調達情報チェックなら「KEPPLE」
スタートアップの資金調達情報チェックは「KEPPLE」で日々ダッシュボードを見ていると掴めます。
KEPPLEさん、当初はスタートアップ特化で税務サービスを開始。その後、自社がスタートアップになってしまったという面白い会社です。
スタートアップ従業員向けSO、株価政策は「STOCK Journel」
Nstockさんのオウンドメディアです。事例や、実際に特殊な株価政策を導入したスタートアップへのインタビューなどが多くて面白いですね。
おすすめです。
スタートアップ起業家の行く末を左右する「Forbes JAPAN」の予言
毎年ウォッチしているのがフォーブス。海外でもフォーブスジャパンに載ると何かが起こると指摘されています。
毎年、例の起業家ランキングは見ちゃいますよね。
「BUSINESS INSIDER」、稀にスタートアップの特ダネを配信。
最後にBUSINESS INSIDER JAPANさん、稀にスタートアップの特ダネを報じられています。
スタートアップが成功するには「スタートアップメディアでの情報収集」からの横に展開する発想。
スタートアップで成功するためには、このような情報収集を経て「そのまま模倣」する技術も大切ですが、案外得たビジネスモデルや発想を別業界に転用するような発想が必要です。
いかにして自社、自分の属する業界に転用できるのか、そのような発想が求められています。
一方で高速に展開できる、ユーザー資産を持っているなどの強みがあれば、delyのようにそのまま模倣して成功するケースが存在しているので、情報収集後の起業家のセンス次第という部分がありそうですね。
【市場を独占したのは、1番手ではなく2番手だった話】
タイミー、メルカリ、ダイソーなど数多くのトップシェア企業が後発で市場を独占した話です。スタートアップでよくある誤解が「1番手でないと負けだ」という幻想。これらについて事例を含めて解説していきます。… pic.twitter.com/LM97dNRPJe
— SUAN / スタートアップメディア🎈 (@suan_news) May 24, 2024
Suanの過去人気記事を貼っておきます。LINEでも色々配信しているので是非追加してみてください。
【過去記事】
クラシル運営の「dely」、サイレントで高収益企業に成長していた。3期連続10億円超えの黒字、累積赤字も回収。ユーザー資産の横展開が鍵か。
ただの水で売上190億円の米「Liquid Death」。アレテコ卒業組のHADOが「ただの炭酸水」で模倣するも、半年で賞味期限切れに
【独自】評価額62億円の動画メディア「PIVOT」、すでに売上高7億~10億円超えか。案件1本あたり400万円~2000万円と単価も判明。