モスクワ爆発テロ 拘束の容疑者、ウクライナに雇われたと自供
2024年12月18日, 16:32 (更新: 2024年12月18日, 17:55)
© Пресс-служба Минобороны РФ
/ サイン
露連邦保安庁(FSB)は18日、モスクワで露軍幹部のイーゴリ・キリロフ中将ら2人が爆殺された事件で、実行犯とみられるウズベキスタン国籍の男(1995年生)を拘束したと発表した。ウクライナ情報機関に雇われたと自供している。
容疑者は電動キックボードに爆弾を仕掛けた。
監視のためレンタカーを借り、カメラを設置して、ウクライナ・ドニエプロペトロフスクにいた指示役に映像を共有していた。
キリロフ中将らが建物から出たのを確認した後、容疑者は遠隔操作で爆弾を起動させた。
報酬として10万ドル(1500万円)とEUへの脱出を約束されていた。
露内務省によると、男はモスクワ郊外のチョルノエ村で拘束された。連邦捜査委員会が取り調べを行っている。
📽️ モスクワの住宅街で露軍幹部キリロフ中将ら2人が爆殺されたテロで、露連邦保安庁(FSB)は、拘束されたウズベキスタン国籍の男の写真や尋問の様子などの映像を公開した。
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) December 18, 2024
🔔 @sputnik_jp で「他が語らないこと」を知ろう https://t.co/boVNBfHkNR pic.twitter.com/LbDzLF4XnF
モスクワ東部で17日早朝、集合住宅入口の電動キックボードに仕掛けられていた爆弾が爆発し、露軍放射線・化学・生物学防護部隊トップのキリロフ中将と補佐官が死亡した。露連邦捜査委員会はテロ事件として立件、捜査を開始していた。