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IPCのアンドルー・パーソンズ会長は、1月26~28日に開かれるIPC理事会の会合が、ロシアにとってパラリンピックへ出場するために必要な基準を満たす最後のチャンスとなると述べた。
これらの基準の中には、ロシア・スポーツ界のドーピングに関するリチャード・マクラーレン氏率いるWADA独立委員会の報告書に対する公式回答の提出という要件が含まれている。
IPCは2016年8月、2016年パラリンピックからのロシア選手団の除外と、RPCの資格停止処分を全会一致で決定した。
2017年9月、IPCはRPCへの資格停止処分を継続。一方、ロシア人選手が中立の立場で2018年平昌パラリンピックのアルペンスキー、バイアスロン、スノーボード、クロスカントリーの予選に出場することは認められた。
国際オリンピック委員会(IOC)は5日、ロシアが「ソチオリンピックで組織ぐるみのドーピングを行っていた」とした特別委員会の結論に基づき、ロシア選手団の2018年平昌オリンピック出場を認めないことを決定した。IOCはまたロシアオリンピック委員会の資格を停止し、元スポーツ相で副首相のビタリー・ムトコ氏とスポーツ副大臣ユーリィ・ナゴルニフ氏を五輪大会から永久追放する決定も行った。ドーピングを行っていないロシア人選手は、オリンピック旗のもとでの出場が認められる。
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