TポイントはTSUTAYAやヤフーのサービスで利用できる便利でお得なポイントですが、「使いどころが無い」、もしくは「使う暇が無くてかなり貯まっている」という人もいるでしょう。
有効期限があるポイントなので、何とか活用したいところです。
そんなときにおすすめしたいのがTポイントの現金化です。
意外と知られていませんがTポイントは換金率85%程度で現金化ができます。
そこで今回はTポイントをお金に変えたい人のために現金化の手法を紹介します。
PayPay銀行でTポイントを現金化にする方法
実は、Tポイントは煩わしい回り道などをすることなく、直接、現金化することができます。
その方法を紹介していきますね。
受取口座はPayPay銀行口座のみ
振込先はPayPay銀行口座のみと限定されています。
また、この口座を持っているだけでなく、Yahoo!ウォレットの受取口座として登録していることが必須となります。
1,000ポイント以上から
交換できる単位は100ポイントではありますが、1000ポイント以上を保有していることが条件になります。
交換レートはTポイントが100ポイントで85円となる
最低交換金額は1000ポイントで、それ以上は100ポイントごとに現金化が可能です。
つまりは、1100ポイントならば、1100ポイント丸々交換可能です。
1250ポイントであれば1200ポイントとなります。
そして、100ポイント=85円となります。
換金率という意味では85%となります。
手続きはすべてネットで可能
Tポイントを現金にしようという手続きに関しては、全てネットで済みます。
逆を言えば、自分でネットの操作ができない場合には現金化が難しいということになります。
それに口座の登録なども事前にネットでやっておかなければならないということもあるので、インターネットに繋がっていなければ出来ないともいえます。
TポイントをPayPay銀行で現金化する場合の注意点
現金化するポイントの条件がある
Tポイントを現金化する際には1000ポイント以上が必要です。
また、100ポイント=85円の計算になるので、交換比率が低くなります。
つまり、 お得というわけではないということを注意しておきましょう。
Tポイントはそのままポイントとして使えば1ポイント1円分として使えるわけで、現金にすると少なくなってしまいます。
特定の銀行のみしか受け取りができない
PayPay銀行以外は受取口座に指定できないということが特徴としてあります。
すでに持っているのであれば良いですが、持っていないのであれば口座開設をして登録しておかなければならないということになります。
また、PayPay銀行は特定のところがATM手数料が無料とかそういうわけでもないのでATM利用手数料に注意しましょう。
PayPay銀行の利用手数料形態を把握して、うまく引き出しをしましょう。
換金手続きに時間がかかる
現金化の手続きをするということ自体はネットで簡単にスムーズにできますが、実際に振り込まれるにそれなりに時間がかかります。
具体的にいうと、2週間程度かかるということになります。
「すぐに現金に換えたい、現金化が必要!」という人にはあまり向いていないです。
Tポイントを実質現金と同じように使う方法もある
Tポイントは実質現金と同じような使い方ができます。
店頭でポイントを支払いに使うことで1ポイント=1円として使えることになります。
Tマネーへチャージすれば実質1ポイント=1円
TマネーへのチャージもTポイントは可能です。
これは加盟店でキャッシュレス決済ができるようになるものです。
その上、月額利用料金に応じたTポイントもゲットできるようになります。
対応カードがあればチャージ可能です。
当然ですが、Tポイントそのものを1ポイント1円として使えて、その利用金額に関してさらにTポイントが付与される、ということになります。
Yahoo!系列サービスの支払いに利用する
Yahoo!系列サービスでは、Tポイントを使うことができます。
これも普通にTポイントを使うことと同じになりますから、1ポイント=1円となります。
Yahoo!系列サービスからTポイントを使って必要なものを買ったり、サービスを受けるだけでも、日々の生活の節約として使えるでしょう。
映画で使えるムビチケギフト券に活用する
ムビチケギフト券にTポイントを利用することができます。
Tポイント商品交換ということで1,900円分、1,000円分、500円分の映画GIFTへ交換することが可能になります。
交換完了後には、Tサイト登録のメールアドレス宛に映画GIFTコードが来ることになり、それがそのまま利用することができるようになります。
これも実質現金と同じように使えたことと同じになるでしょう。
その他Tポイントを現金化する5つの方法
Tポイントを現金化する方法は色々あります。
よく利用されているのはTポイントで商品を購入して転売する方法です。
転売する商品や売却方法が手法ごとに異なるので注意が必要になります。
ここではメジャーな手法を6つ紹介します。
それではやり方を1つずつ見ていきましょう。
ゲームやコミックで現金化する
誰もが思い付く一般的なTポイント現金化は、Tポイントで商品を購入して、それを転売するやり方です。
Tポイント加盟店なら現金と同じようにTポイントを支払いに利用できます。
加盟店で売っている換金性の高い商品を購入して、ネットオークションやフリマアプリで売れば、比較的簡単に現金化可能です。
この現金化の場合はゲームやコミックを転売商品にするのがおすすめです。
新作ゲームやコミックは発売1週間程度は値崩れしませんから換金率が期待できます。
もしゲームやコミックに人気が出て品薄になればプレミア価格になるケースもあります。
そうなれば換金率100%越えも夢じゃありません。
また、人気が出れば商品の買い手がすぐに見つかるメリットもあります。
ビットコインの売買で現金化する
Tポイントでビットコインを購入し、そのビットコインを換金することで現金を手に入れます。
Tポイントでビットコインが買えるようになったのが2019年8月のことですから知らない人も多い手法です。
換金レートは100ポイントあたり85ビットコインほどですが、ビットコインの相場によって変わるため、あくまで目安としてください。
メリットは次の項目で紹介する、株を利用した現金化よりも短期間で現金が受け取れるところです。
手続きにかかる時間的コストが従来の金融商品よりも圧倒的に少なくなっています。
即日は無理ですが、1週間以上かかることはないでしょう。
ビットコインを使った現金化で心配なのは、予測が難しい値動きです。
これまでビットコインは短期間でバブルが発生し、値崩れすることを繰り返してきました。
タイミングによってはビットコインを購入した直後に大きく価格が落ち込み続け、換金率が60%を下回る可能性もあります。
ビットコインを購入する場合はマイルドな上昇トレンドが続くタイミングで行うのが賢明です。
バブル真っ盛りで購入するのは危険です。
※Tポイントをビットコインに交換できる! – bitFlyer(ビットフライヤー)
公式URL:https://bitflyer.com/
株の売買で現金化する
ビットコインよりもリスクの低い金融商品で現金化するなら株です。
2019年より1ポイント1円換算で1株から購入できるため、Tポイントで株を購入して運用すれば現金を入手できます。
株が購入できるのはSBIネオモバイル証券のみですが、1株数百円で購入できるため、他の証券会社で現金を使い、株式投資する場合と同じ感覚で利用可能です。
株式投資の経験がある方なら戸惑うことは無いでしょう。
ビットコイン同様、タイミングさえ良ければ換金率100越えも狙える魅力的な現金化と言えるでしょう。
楽天市場で購入した商品を転売する
楽天市場で販売されている商品を転売して現金化します。
ヤフオクやTポイント加盟店では販売されていない商品も転売対象に選べる利点があります。
日頃から転売情報をSNSで収集しているような方なら利用する価値はあるでしょう。
出店数はヤフーショッピングが87万店以上で楽天市場の4万7千店を圧倒していますが、ヤフーは小規模事業者の出店が多いため、楽天市場より転売の選択肢が豊富であると、単純には言い切れません。
どちらも選択肢に入っている方が、現金化するなら望ましいです。
楽天市場でTポイントを使うにはヤフーショッピングでTポイントを使い、楽天ポイントギフトカードを購入するだけです。
楽天市場を使う予定がなくても覚えておいて損はありません。
アマゾンギフト券を転売する
手軽で、比較的高い換金率で現金化したいならアマゾンギフト券をヤフオクで転売する手法がおすすめです。
ヤフオク内の取引で完結するため、受け取れる金額がいくらかが簡単に予想できます。
他の商品と違ってアマゾンギフト券はいつでもヤフオクで出品されていますから、自分の好きなタイミングで現金化できるところもいいです。
現金化するTポイントの額は出品されているギフト券を複数購入することである程度調整できます。
ピッタリとはいきませんが1000ポイント以上余ることはないでしょう。
換金率は換金するTポイントが多いほど高くなります。
仮に27,000円でアマゾンギフト券を購入し、同額で出品すると売れたときに手元には24,000円ほど残ります。
ヤフオクで出品するには会員料の月額462円を支払う必要があるため、それを差し引くと約23,500円です。
この場合の換金率は約87%。
3万円程度の現金化としては悪くない換金率でしょう。
Amazonギフト券買取おすすめ格付け順位27選【2024年12月版優良サイト比較】Tポイントを現金化する人が覚えておくべき3つの注意点
Tポイントは現金化方法が複数ありますが、注意が必要な手法もあります。
ポイントを無駄にしないためにも気を付けるべき点を解説します。
現金化する前に必ず確認してください。
期間固定Tポイントの現金化にはヤフオクを使う
使える場所が少ない期間固定Tポイントは現金化の自由度が低いため無駄にすることが多いです。
ヤフーのサービスやLOHACOなどで転売商品を探す必要があるます。
ヤフーのサービスに詳しくないと上手く現金化できないでしょう。
期間固定Tポイントの現金化はヤフオクでアマゾンギフト券などを転売するのが定番のやり方です。
ポイントに近い金額のギフト券を探して転売します。
これ以外の方法で転売しようとすれば換金率が大きく下がります。
Tポイントの即日現金化は高い換金率を期待できない
Tポイントを即日現金化する場合、今回紹介した方法のほとんどが使えません。
唯一可能性があるのは、Tポイント加盟店のTUTAYAでゲームやコミックをTポイントで購入して、買取ショップで売却する方法です。
換金率は70%を切るでしょう。
運が良ければヤフオクで購入したアマゾンギフト券が、その日のうちに売れて、さらに代金がすぐに銀行口座に振り込まれることもありますが期待はできません。
確実に即日現金化したいなら実店舗を使うのをおすすめします。
【クレジットカード現金化で即日入金OK】カード不要ですぐに振込可能な業者や方法を紹介ビットコイン口座から出金する場合は手数料が取られる
Tポイントで購入したビットコインを日本円に換金して銀行口座に出金する場合は手数料が取られます。
手数料の金額は出金先の銀行口座によって異なり、220円~770円です。
出金先が三井住友銀行なら、それ以外の場合に比べて手数料が40%~60%ほど安くなります。
出金する度に請求されるため、トータルの換金率をアップさせたいなら出金回数は可能な限り減らしてください。
一方、株の運用で得た資金をSBIネオモバイル証券の口座から出金する場合は手数料がかかりません。
金融商品を使った現金化でも各種手数料の取り扱いがビットコインと株で異なることに注意しましょう。
Tポイントの現金化のまとめ
今回はTポイントを現金化する6つの方法を紹介しました。
それぞれメリット・デメリットがありますから、自分の都合に良いものを選ぶといいでしょう。
どれが良いか判断できない初心者の方にはPayPay銀行を使った現金化をおすすめします。
口座開設から始めると現金を受け取るまで2日以上かかりますが換金率85%が確定していますし、公式が認めている手法ですから間違いがありません。
慣れてきたらヤフオクを利用する換金率が高い手法を試してみましょう。