初代アラジンは強力な集中アラジンチャンス(アラチャン)で大人気だった
初代アラジンは強力な集中【アラジンチャンス】を搭載して大人気だった。
アラジンチャンスに入ると【シングルボーナス】が高確率で揃いまくる。1/753でパンクするか1/412のビックボーナスが成立するまで継続する。
ビッグボーナス確率には設定差はなく1/412。確率が低いのでボーナスで出玉を増やすというよりもいかにアラジンチャンスに入れるかで勝負が決まった。
そんなアラジンの続編【アラジンⅡ】がサミーから発表された。
アラジンチャンスを引き継いだ2台目【アラジンⅡ】
世の中は2号機だったアラジンから3号機のアラジンⅡへ移行していった。見た目はガラッと変わって新登場。
リール幅は太くなって見やすくなった
絵柄がアメリカのイラスト風になった
と見た目が明らかに違う。メーカーもサミーに変わったので当然だろう。そして今回から搭載されたリールアクションそれは
役成立時のあからさまなリールのスベリ
このスベリを体験した人は衝撃を受けたと同時にスベリ中毒になっていった。
リールのスベリがあからさまでわかりやすい
ボーナスが成立するとスベリが発生する。スベリというのは
ボタンを押してもリールがピタッと止まらず最大4コマ上の絵柄を引き込む事。
リールが太く絵柄が大きいアラジンⅡはわかりやすい。とにかくすぐに止まらなければボーナスに当選している可能性が高い。
基本は【単チェリー】がリーチ目だが、ガセが多くリールのスベリで判断する方が早い。
注射され裏物化したアラジンⅡはボーナス連チャンがメインのゲーム性
「アラジンチャンス」を引き当ててコインを増やすというゲーム性の先代と違ってアラジンⅡは
意図的なボーナスの連チャンでコインを増やす仕様
初代に比べて弱くはなったがアラジンチャンスは搭載されていた。しかし、裏業者によって世の中のほとんどのアラジンⅡが裏物化されていった。
強烈な底無しのハマりと、止まらないボーナスの連チャンのギャンブルマシーンになっていった。
10万勝つか、10万負けるかのハイリスクハイリターンの危険なスロットだった。
この【スベリ】に魅せられた客たちは毎日連チャンを夢見て大金を失っていく。この時代のパチスロは大勝ちか大負けかしかない。適度に遊ぶという事が出来る機種はほとんどなかった。
私も信じられないくらい負けて泣いた日があったのは言うまでもない。