またまた KiCad version 4.0.0 RC1 のお話です。
以前の stable バージョンとフットプリントライブラリの構造が変わりました。 その上基本ライブラリは Github のクラウドライブラリになっています。 これをローカルにコピーして使う設定について書き残しておきます。 メリットは速いことと、なんとなく安心感があることでしょうか。(Github がダウンする事あるのかな) デメリットは最新ライブラリではないこととか沢山あるのでしょう。(よく知りません) さて本題。 "フットプリントエディタ" をクリック。 "設定" → "フットプリント ライブラリの管理" を選びます。 すると "PCBライブラリ一覧" が開きます。 "ウィザートを使用して追加" をクリック。 "フットプリントの追加ウィザード" が開きます。 ラジオボタンを "Githubリポジトリ" に変更します。 アドレスが "https://github.com/KiCad" である事を確認しましょう。 "ローカルの保存先" をチェック。 "選択されたディレクトリへは保存できません。別のディレクトリを指定してください。" が出たり、おかしなフォルダの時は "参照" をクリックし、 "C:Program Files\KiCad\share\kicad\modules\Github" 等を選びます。 "Next>" をクリック。 "フットプリントの追加ウィザード" が開き、 追加する Github ライブラリを聞いてくるので、"全てを選択" をクリック。 全てのボックスにチェックが入ったのを確認したら、"Next>" をクリック。 ここで Github に登録されているライブラリを確認しに行きます。 ちょっと待つと、 追加するライブラリの一覧が出ます。 確認したら "Next>"。 これからダウンロードするライブラリの扱いを聞いてきます。 "グローバルライブラリとして設定(全てのプロジェクトから参照できます)" を選んで "Finish"。 ようやくダウンロードが始まります。 しばらく待つと、 ライブラリがテーブルに登録されていきます。 これで終了です。”OK"。 "フットプリント ウィザード" は "フットプリントエディタ" の "設定" → "フットプリント ウィザード" で簡単に起動できます。 Github のライブラリは時々更新されるので、鉄棒する猫を見かけたら "フットプリント ウィザード" を思い出してください。 潔癖症な方(笑)は以下もご参考に。 閉じてしまった方はもう一度 "フットプリントエディタ" へ戻り、 "設定" → "フットプリント ライブラリの管理" を選びます。 ここでテーブルのスライドをトップへ持っていくと、 パスが "$[KIGITHUB]" から始まるライブラリが大量に残っているはずです。 これは先ほどダウンロードしたものと重複しているのでオフラインのみで使う場合は不要です。 常にローカルが優先されて使われるので残しておいて問題ないはずですが、不要なものは消しておきたいという方は、 テーブル番号をクリックして選択した後、"ライブラリの削除"。 最後に "OK" で終了です。
by tri-chrome
| 2015-09-16 21:44
| KiCad
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