翠星石、目でピーナッツを食べる。
- 74 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:08:08 ID:XzCcmf0c0
- §ここまで(真紅、少し必死になる。)のあらすじ
翠星石「今度の新アニメでこそ翠星石の時代が到来するはずです。EDのトップクレジットは翠星石のものですよ~っ!」
ジュン「いやいや、この僕が一番目になるって線もありえるぜ」
翠星石「ないない! それはないですぅ! もしチビ人間がトップになったら翠星石は目でピーナッツ食べてやるですよ」
雛苺「それじゃ、ヒナは逆立ちして町内一周しちゃうの~」
ジュン「あ~っ! 言ったな~! こいつらぁ」
翠&雛&J『がっはっはっはっは』 - 75 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:10:43 ID:XzCcmf0c0
- §そして後日
ジュン「ピーナッツ買って来たぞ」ドサッ
翠星石「お、おやつですか……。チビ人間は気がきくですね……」
ジュン「ああ、おやつだ。好きなだけ食べていいぞ。でも約束は守ってもらわないとなぁ?」
翠星石「や、約束ぅ!? いやはや何のことやら。翠星石は何も覚えていないですよ?
チビ人間の見た夢か、どっかの並行世界での話じゃねーのですぅ?」
真紅「いいえ、私もちゃんと聞いたわよ。新アニメのEDテロップでジュンが一番目だったら翠星石、貴女は目で
ピーナッツを食べると確かに言っていた。そしてテロップは、ジュン、私、雪華綺晶、水銀燈(以下略)の順だった」
翠星石「し、真紅!?」
真紅「約束を交わした貴女の血判状も、こうしてちゃんとここにある」
翠星石「血判状!? それは本当に知らねーですぅ! 大体、ドールが血判なんて押せるわけが……ッ!」
ジュン「『それは本当に知らねーですぅ』ってことは、口約束の方はちゃんと覚えていたってことだな、翠星石」
真紅「……」ニヤリ
翠星石「ぬおっ!? はめられたですか!? 真紅に」 - 76 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:12:09 ID:XzCcmf0c0
- 真紅「乙女は約束を守るものよ翠星石。雛苺も、朝一で逆立ちして桜田家を発ったのだから」
翠星石「ぐっ!? チビ苺がいないと思ったら、そういうわけだったのですか。しかし、あのチビチビのこと!
最初の方だけ逆立ちするポーズしてて今頃はコンビニあたりでサボっているはずです!」
ジュン「監視役を柏葉に頼んでおいたから大丈夫」
翠星石「ケンドーカシワバはチビ苺には激甘ですよ! どうせチビ苺の不正にも目を瞑るに決まっているです」
ジュン「んなこたぁない。確かに柏葉は雛苺には甘いが、無駄に甘やかすわけじゃあない。約束は約束だからな」
真紅「そうそう、雛苺のためにならないことはしないわよ、あの子」
翠星石「うぬぬ……」
ジュン「ほら、雛苺への文句ばっかり言ってないで自分の役目を果たせ翠星石」 - 77 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:14:06 ID:XzCcmf0c0
- §その頃の雛苺@町内一周中
雛苺「うんせっ、ほいせっ」トテテテ
巴「……逆立ち上手ね雛苺。疲れない? 少しぐらい休みながらでもいいのよ」
雛苺「苺わだちで手と地面を繋ぎながらやっているから楽チンなの。それにヒナは人形だから、ずっと逆立ちしてても
頭がクラクラしないわ。そんなことより、久しぶりにトモエと一緒にお散歩で楽しくてしょうがないの!」
巴「そ、そう……」 - 78 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:21:22 ID:XzCcmf0c0
- §桜田ジュンの部屋
翠星石「ちょい待ちです! 蒼星石から聞いたことがあるですぅ! 豆とかにはカビによる毒である『アフロ鬼神』が
含まれていることがあってガンになってしまうこともある、と! 翠星石、ガンになるのはちょっと……」
ジュン「アフロ鬼神? なんだそのGANTZにでも出てきそうなモンスターは」
真紅「それを言うならアフラトキシンじゃない?」
ジュン「ああ、事故米騒ぎの時に話題になったこともあるやつか。でも大丈夫。このピーナッツは
『千葉県八街市の芝崎さんの畑の太陽をいっぱいに浴びた落花生をたっぷりの無塩バターと絡めて炒った
甘くてほろ苦い青春のひとかけら そして幸せが訪れる』って商品で、衛生検査もきっちりパスしてるやつだ。
荷札についていたラベルのURLを打ち込めば、生産者の顔も見れる」
翠星石「ぬうう! 流石は安全大国ニッポン……」 - 79 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:22:30 ID:XzCcmf0c0
- 真紅「大体、蒼星石は小さなことを気にしすぎだし、ちょっと貧弱なのよね。
新アニメでは翠星石に抱きしめられただけで死んだじゃない」
ジュン「私の腕の中で死ぬがいい……ってか」
真紅「ジュン、それじゃホモよ」
ジュン「……はてさて、蒼星石がモヤシすぎるのか翠星石が博愛固めを極めていたのかのどちらかだな」
真紅「……こう見えて、薔薇乙女の抱きつく力はオランウータン並」
ジュン「どうりで雛苺とか、ジュン登りを始めるとなかなか離れないわけだ」
真紅「ちなみに私の握力はコアラ3頭分に匹敵する」
ジュン「可愛らしいのか恐ろしいのか、よく分からんな」 - 80 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:23:53 ID:XzCcmf0c0
- 翠星石「……」
ジュン「ほら、早くしろよ翠星石。特別に大ぶりのピーナッツを選んで買ってきたんだから」
真紅「私も一生懸命にピーナッツの目利きを手伝ったわ」
翠星石「……これを、目で?」ゴクリ
真紅「♪翠星石の~、ちょっとイイトコ見てみたい~! あ、それ! 目でピー! 目でピー! 目でピー!」
翠星石「ぬうう! 静かにしろです真紅! ここぞとばかりに、はしゃぎおってですからに」
ジュン「ま、どうしてもダメだと言うのなら、素直に『ごめんなさい』と謝るんだな」
真紅「焼き土下座のための鉄板の準備も万端よ」ジュジュー
ジュン「僕はそこまで用意しろとは言ってないぞ真紅」
真紅「あら、そう? でもこういうのは誠意が大切だから……」
ジュン「やりすぎだっつーの。ほら、さっさと鉄板片付ける」
真紅「しょうがないわね……」しぶしぶ - 81 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:26:12 ID:XzCcmf0c0
- 翠星石「ううぅ、ただ一言『ごめんなさい』と言えば許してくれるのですか?」
ジュン「ちゃんと反省の意を込めて言ってくれたらな」
真紅「口からでまかせ、心無い謝罪だったら両目にピーナッツを詰め込むのだわだわ」
翠星石「謝れば……、謝るだけで全てを無かったことに……?」
ジュン「ああ、だからそうだってば。ほら、言えよ。『守れもしないむちゃくちゃな約束してごめんなさい』って」
翠星石「でも断るですぅ!」
ジュン「何っ!?」
翠星石「この翠星石の最も嫌いなことの一つは、チビ人間相手に頭を下げることです!!」
ジュン「言いやがったなコイツ!」
真紅「焼いちゃいましょ、ジュン! こんな反抗的な乙女は鉄板で焼いちゃいましょ!!」
翠星石「じゃかあしいですよ真紅! このピーナツを目で食べれば
万事オッケーなのです! この翠星石、躊躇せんですぅ!!」グワッ - 82 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:27:54 ID:XzCcmf0c0
- ジュン「ッ! 本当にやる気か!?」
翠星石「この翠星石の覚悟をとくと目に焼き付けろですぅ」グオオオッ
真紅「ど、どうなっても知らないわよ翠星石!?」
翠星石「……くっ」ピタッ
ジュン「す、寸止め?」
翠星石「……やっぱり今から謝るってのは?」クルッ
真紅「案外、往生際悪いわね貴女」
翠星石「しゃーねーです。分かったです、分かったですってば。もったいぶって、すまないです。ではでは、こうして……」クイッ
ジュン「うん? 目薬さすみたいな体勢で?」
真紅「ピーナツを上から目に落とす気?」
翠星石「ていっ」ギュッ
ジュン「ピーナッツを指でつまんで押し潰したぁ!? どんだけ指の力が強いんだよお前!?」
真紅「やはり、蒼星石は翠星石に抱き殺されたのが真相のようね。バキの母のように」
翠星石「こうしてピーナッツをすり潰して粉末状にすれば目に入れられるですぅ」サラサラ
ジュン「……それでも、人間だったら悶絶しているだろうけどな」 - 83 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:29:12 ID:XzCcmf0c0
- 真紅「うーん、何だかちょっと納得いかない」
ジュン「僕も」
翠星石「な、何故です!? ちゃんと目にピーナッツを入れたですよー!?」
ジュン「指で潰すのは無しにしよう。やるなら瞼で潰せ」
翠星石「瞼でピーナッツ砕くだなんて、脳噛ネウロぐらいにしかできんです!
ずるいですよ! 翠星石は約束を守ったですのに!!」
真紅「いいえ、ずるいのは翠星石の方よ。ほら、さっさと次のピーナッツを目で食べて」
翠星石「くっ……!」 - 84 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:30:44 ID:XzCcmf0c0
- 翠星石「……目玉取り外して、空いた眼窩にピーナッツ放り込んで喉に落とすというのは?」
ジュン「絵面的にグロいので却下。お前はファニー・ヴァレンタインの実父か。と言うか、目玉の裏って喉に繋がってるの?」
翠星石「……ええい! こうなれば当たって砕けろです! よく考えてみれば、お父様からいただいた目玉の方が
ピーナッツごときよりも固いはずです!! るおおおおおおおおおっ!!」
ジュン「つ、ついにやる気か!」
真紅「目にピーナッツを突っ込む気ね!!」
翠星石「ほわたあっ」メメタア - 85 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:31:45 ID:XzCcmf0c0
- 翠星石「……」
ジュン「ど、どうだ? やったのか? 本当にピーナッツを目で……!?」
真紅「大丈夫? 翠星石? 目玉つぶれてない? なんだったらまた鳥海皆人に縫ってもらう?」
翠星石「ふっふっふ」バリボリ
ジュン「ひぃいいいいいいいい!? まばたきでピーナッツを咀嚼しているぅ!」
翠星石「がーはっはっはっはっは! これぞ薔薇乙女の本気です!!
先も言ったですが、この目玉! ヤワに出来ているわけではないのですぅ!!」
真紅「なんと!?」 - 86 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:33:48 ID:XzCcmf0c0
- 真紅「うーむ、流石は人形、随分と無茶が出来る。どれ、ためしに私も目にピーナッツを」ヒョイッ
ジュン「あ? 真紅?」
真紅「あらやだ、驚き。やってみたら意外と簡単。目玉にはノーダメージ」ばりぼり
ジュン「マジでか」
真紅「この驚きを何に例えれば……そうね、まるで自分のお腹を叩いた今くるよ師匠ってところかしら」バリボリ
ジュン「全然、分からん」
翠星石「しかし、いざ実施したらば、こんなにちょろいとは。コロンブスの卵、いやさ翠星石のピーナッツですぅ!」ゴリゴリ
真紅「それに、目から食べると何だかいつもより風味が際立つ気がする」ボリボリ
翠星石「やめられない止まらないですぅ」バリボリ - 87 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:35:33 ID:XzCcmf0c0
- ジュン「せっせと自分の目玉にピーナッツを押し込み続ける呪い人形達……。地獄か、ここは」
真紅「自動人形の代名詞的存在でもあるコッペリアが、そもそも『琺瑯質の目を持つ乙女』なんだから
同じ人形である私たちが目でピーナッツを砕くぐらい、本来は容易いこと」
ジュン「ほーろー質?」
真紅「エナメル質のことよ。人間の歯の主成分」
ジュン「……じゃ、お前らの目玉の硬さは歯の硬さとほぼ同じってことか?」
翠星石「そういうことですね。いやはやチビ人間との生活に馴染む内に随分と翠星石は臆病になってしまっていたですぅ」
真紅「ゴキブリダッシュしなくても、目つきの指をへし折れるわね」 - 88 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:36:39 ID:XzCcmf0c0
- §その頃の柿崎めぐの部屋
雪華綺晶「♪るんたった ♪るんたった~~~」
水銀燈「随分とご機嫌のようねぇ、末妹?」
雪華綺晶「あら? そう見えますか? 黒薔薇のお姉様?」
水銀燈「そりゃ、アンタが小躍りしてるところなんてなかなか見ないもの」
雪華綺晶「お目ざわりだったのでしたら失礼。幾重にもお姉様にご迷惑を掛けて雪華綺晶は悪い妹です」
水銀燈「しらじらしい。そんなにEDテロップで私の上にクレジットされたのが嬉しいっての?」
雪華綺晶「それはもう、今世紀最大級に潤みましたわ。嗚呼、ですがお許しくださいませ。
私は何も好き好んでお姉様を踏み台にしたわけではありません」
水銀燈「ちっ……。たかがクレジット順ぐらいでアホくさい」 - 89 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:38:09 ID:XzCcmf0c0
- §その頃の雛苺@町内一周中
雛苺「うぃーうぃー! いつもと町の景色が違って新鮮なのよね」トテトテ
巴「本当にノンストップ逆立ちで既に町内の半分以上を廻っている。まさかヒナがここまで出来る子だったとは」
金糸雀「♪かっかっかしらの金糸雀は~ ♪か~ぜに吹かれてブ~ラブラ~」てくてく
雛苺「あ、金糸雀? こんにちは! こんなところで会うなんて偶然なの」
巴「こんにちは、金糸雀ちゃん」
金糸雀「こんにちはかしら、お二人さん。それにしても雛苺、それ(逆立ち)は一体?」
雛苺「えっとね、罰ゲームなのよ。でもヒナは楽しいの」
金糸雀「そ、そう」
雛苺「カナも一緒にするぅ?」
金糸雀「しないわよ、そんなはしたない真似。薔薇乙女一の清純派のカナはいつでも優雅に振舞わなくちゃいけないのかしら」
巴「……」
雛苺「……」
金糸雀「な、なんなのかしら二人とも? その意味ありげな沈黙は」 - 90 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:40:54 ID:XzCcmf0c0
- §桜田ジュンの部屋
真紅「秘技! 両目食い!!」バリボリ
翠星石「むむむ、ならば翠星石は耳の穴からもピーナッツを食ってやるですぅ!」
真紅「卑怯よ翠星石! そっちがその気なら私は鼻の穴にピーナッツを……!!」
ジュン「待て待て待て待て待て! それぐらいにしておけ、マジで。食べ物を粗末にするんじゃあない」
翠星石「食べてるんだから粗末にはしてないはずですが?」ゴリゴリ
ジュン「もういい、僕が悪かった。だから普通に食べてください」
真紅「あ、そう。じゃ、目から食べるだけにしておいてあげる」ボリボリ
ジュン「目から摂取は普通に食べる部類に入ちゃったのね……」
真紅「自分でも、ここまでしっくりくるとは思ってもみなかったわ」
翠星石「目の裏をピーナッツの粉末が通るたびに幸せの繰り返しですぅ」
ジュン「げろげろ。想像するだけで、こっちは痛痒くなってくる」 - 91 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:41:50 ID:XzCcmf0c0
- 翠星石「白薔薇がやけに大食いなのも、あの右目が第二の口としてひそかに物を食べているからかもしれないですね」
真紅「彼女にそんな秘密が……!?」
ジュン「あるわけないだろ」
翠星石「そうだ! チビ人間も一度やってみればいいのです。この刺激的な食味に案外どハマリするかもですよ」
ジュン「目玉つぶれるわ」
真紅「待って。バキ的に考えると人間の眼球でも超高速で突っ込むことで
指の骨をへし折れるわけだし、ピーナッツを粉砕するぐらいは出来るんじゃなくて?」
ジュン「正気ですか、真紅さん」
翠星石「何事も挑戦です。当たって砕けろです」グイグイ
ジュン「おい、何をする気だ!? 押すな、コラ!」 - 92 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:43:39 ID:XzCcmf0c0
- 真紅「よし、こうしましょう。私が軽くピーナッツを投げるからジュンがそれに突っ込む。翠星石、ジュンのメガネをはずして」
翠星石「ラジャーですぅ」ヒョイッ
ジュン「勝手に話を進めるな。メガネ返せよ!」
翠星石「目でピーナッツを食べられたら返してやってもいいですぅ」
ジュン「なんで、そうなる」
真紅「男は度胸、なんでもためしてみるものよ。ジュン」
ジュン「度胸で失うものが多すぎるわ!」
真紅「もしジュンの目がオシャカになったら私がシグルイのいくのようにジュンの目になってあげる」
ジュン「無茶言うな、頼むから」
翠星石「マスターとドールは精神の根っこが繋がっているですから無茶でもねーですよ。
盲人のマスターがドールと契約して、その間だけ視力が若干復活した事もあったような、なかったような」
真紅「それって水銀燈の例だったっけ? それとも金糸雀?」
翠星石「さあ? よく覚えてねーです」 - 93 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:44:45 ID:XzCcmf0c0
- ジュン「とにかく! 何と言われようが嫌なもんは嫌だ」
真紅「ええい、男らしくないわね! こうなったら実力行使よ! 翠星石! 渾身の力でジュンを押して!」
翠星石「御意ッ!!」ドンッ
ジュン「うわっ」
真紅「今よ、ジュン! このピーナッツを、その曇りなき眼で受け止めて!」ぽいっ
ジュン「~~~ッ!?」ぺちっ
真紅「ぬうっ!? ピーナッツがジュンの目玉で弾かれた!?」
翠星石「弾かれたと言うか、単に目玉とぶつかっただけですね。チビ人間側にスピードが足りなかったです」 - 94 :名無しさん:2013/07/05(金) 20:46:40 ID:XzCcmf0c0
- ジュン「ぐあああ~、痛ってぇーー!! 超痛ってぇえーー! 目が! 目がぁああああ」
真紅「ふん、ピーナッツが眼球にぶつかったぐらいでムスカ大佐みたいに大げさに痛がっちゃって」
翠星石「と言うですか反射的に瞼を閉じることも出来なかったとは、とんだ軟弱です」
真紅「それにカルシウムも足りないみたいね」
ジュン「カルシウム摂っても目玉は硬くならねーよ……、いててて」
その後、帰宅した雛苺も普通に目玉でピーナッツを食べることにはまってしまう。調子に乗った三馬鹿は
その日の夕飯も目から食べようとするが流石にその時ばかりは桜田のりからの『大目玉』を食らったそうな。
翠星石、目でピーナッツを食べる。 完
2013/07/06 14:02:23 コメント19 ユーザータグ ローゼンメイデン