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自院でできる上咽頭擦過療法(EAT)の勧め

投稿者プロフィール
申偉秀

関町内科クリニック

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投稿した先生からのメッセージ

上咽頭擦過療法は日本病巣疾患研究会で推奨している、病巣疾患(疾患の原因が症状の出ている場所から離れた場所の炎症にあるという概念)の一つである慢性上咽頭炎を治療する方法です。慢性疼痛や自律神経障害などに有効性を示し、最近は新型コロナウイルス後遺症に有効性を示しています。 詳しくは日本病巣疾患研究会のHPをご覧下さい。https://jfir.jp/  https://jfir.jp/chronic-epipharyngitis/  EATは本来は経験のある耳鼻科医で内視鏡下に初回(と評価)をすることが望ましいですが、現状コロナ後遺症の治療を行う医療機関が極めて少ないことから、非耳鼻科医または内視鏡を使用しないEATをかかりつけ医が行うことが求められています。日本病巣疾患研究会及び会員は近隣などでEATの講習会を行っていることもあり、Youtube(会員の先生のものが望ましい)、日本医事新報社から出ている堀田先生(日本病巣疾患研究会理事長)の動画テキストなどを参照ください。https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e4%b8%8a%e5%92%bd%e9%a0%ad%e6%93%a6%e9%81%8e%e7%99%82%e6%b3%95%e3%80%80youtube&mid=D18BB755650B38C3374ED18BB755650B38C3374E&FORM=VIRE

本スライドは2024/9/15の電子カルテダイナミクス全国集会用にアップいたしました。

概要

新型コロナウイルス感染症は10%程度の方に数ヶ月続く後遺症が起こることが知られています。他の原因を除外しても、咳嗽、味覚嗅覚障害、労作後倦怠感、思考力低下、ブレインフォグ、自律神経障害、慢性疼痛、睡眠障害などが起こることがあります。漢方薬などで改善することも多いですが、原因一部に鼻の奥の上咽頭に慢性炎症があり、この慢性上咽頭炎を塩化亜鉛をつけた綿棒で擦過する上咽頭擦過療法(EAT)で改善する例が報告されています。 本スライドでは、上咽頭擦過療法の概要とかかりつけ医での準備などについて説明いたしました。

*9/17更新内容:コロナ後遺症への効果キャプション追加、筋痛性脳脊髄炎/慢性気管支炎への効果追加、擦過対象の上咽頭のシェーマ追加(大阪田中亜矢樹先生ご提供)、EATの準備、擦過の対象についてアップしました。初めてEATをなさる場合は、下記メッセージにある文献、youtubeや経験のある医療機関見学をなさってください。

本スライドの対象者

医学生/研修医/専攻医/専門医

参考文献

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テキスト全文

ダイナミクス全国大会とEATの概要

#1.

ダイナミクス全国大会 2024 外来で行えるLC対症療法: EAT(上咽頭擦過療法)      関町内科クリニック           申 偉秀 令和6年9月15日          ホテルプラム3F George V

#2.

 新型コロナ感染症罹患者の半数が、 「Long COVID:LC」や「ポストコロナ症候群」とも呼ばれる何らかの後遺症を示す。 後遺症には、息切れ、味覚・嗅覚障害、脱毛などが見られるが、1割程度で労作後疲労・消耗(PEM)やブレインフォグが長引くため、通学、就労上の社会問題となっている。重症のLCは筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の症状を示すことが知られている。 新型コロナウイルス感染症後の後遺症

コロナ後遺症とEATの効果

EATによる組織改善と症例

筋痛性脳脊髄炎へのEATの適用

上咽頭擦過療法の器具と薬品

鼻鏡と咽頭擦過の操作方法

EAT治療に必要な器具と解剖学

鼻呼吸の重要性とその効果

舌の位置と鼻うがいの方法

慢性疲労治療のためのセルフケア

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