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採用応募数を増やしたい!採用サイトに用意すべきコンテンツを解説します

越水大輔

越水大輔

こんにちは、福岡のホームページ制作シンス株式会社の越水です。

働き手が減っていく社会環境の変化によって、企業の人材獲得の競争はますます激しくなっていきます。そして採用活動における重要な施策のひとつが、採用サイトの制作です。

自社の魅力や仕事のやりがい、一緒に働く先輩社員の姿など、社内の情報を事前に候補者に伝える採用サイトは、転職・就職活動の際によく見られる情報源としても上位に挙げられています。

では候補者は採用サイトからどんな情報を得られると、あなたの会社への信頼感が増し、応募に前向きになれるでしょうか?

今回は採用サイトに掲載すべきコンテンツについて説明をしていきます。

なぜ採用サイトをコーポレートサイトと分けてつくる必要があるのか?

すでに会社のホームページがあるのに、さらに採用サイトをつくったほうが良いのはなぜでしょうか?

理由はコーポレートサイトと採用サイトとではターゲットが全く異なるからです。

採用サイトは求職者や仕事に興味を持つ人々に、会社の魅力や働く環境を伝えることが目的です。
一方、コーポレートサイトは顧客や取引先に対して、会社のことや製品・サービスについて情報提供することが目的です。

異なるターゲットは異なる情報を求めているので、採用サイトとコーポレートサイトを区別して制作することで、求職者にわかりやすく伝えていくことができます。

採用サイトに掲載すべきコンテンツを紹介します

採用サイトは求職者への情報提供を目的とすることがわかれば、どんなコンテンツを用意すべきかわかってきます。相手の知りたいことを掲載すれば良いのです。

求職者の関心事は大きく3つにわけることができます。

  • この会社はどんな会社なのか?
  • 私が入社したらどんな仕事に関わることになるか?
  • 私が入社したらどんな職場環境、待遇で働くことになるか?

基本的にはこの3つの質問に答えていくコンテンツを用意していくと、採用サイトは充実していきます。

この会社はどんな会社なのか?

求職者は応募前の検討段階で少なからず「この会社の雰囲気は自分に合うかな?」などと不安を抱いているものです。こうした不安に寄り添って情報を届けることができれば、あなたの会社に応募する心理的ハードルはグッとさがるでしょう。

具体的なコンテンツを紹介していきます。

やっている事業、扱っている商品・サービス

これは採用サイトにおいて最も大事なコンテンツになります。

どんな事業を行っているか、自分が入社して扱うことになるのはどんな商品、サービスなのかは求職者にとって企業の将来性を測るうえで重要な情報です。

事業を通じて社会にどうやって貢献しているかが伝わると良いでしょう。

企業風土、社内の文化

求職者は「会社の雰囲気が自分に合うかどうか」を気にしています。会社の風土や価値観、カルチャーに関する情報は取り繕うことなく採用サイトに掲載するようにしましょう。

リアルな雰囲気を伝えるために社員の声で語ってもらうのも良いでしょう。

企業理念やビジョン

会社が追求する理念、目指しているビジョンも求職者にとって大事な情報です。チームがどこに向かっていくかは、その一員となる自分の将来にも関わってくるポイントだからです。

どのような思いや背景で理念を掲げているかも合わせて採用サイトに掲載するようにしましょう。
わかりやすく伝えて、理念やビジョンに共感してもらうことが重要です。

企業データ、従業員のデータ

会社が手がけている事業規模、従業員数などの各種データを採用サイト上でわかりやすく伝えましょう。

他にも社員の男女比率や有給休暇の取得率、月の平均残業時間などは特に関心が高いポイントです。

採用サイトによく見られる例として、図説を交えて「数字でわかる◯◯株式会社」といったコンテンツを用意すると、直感的に会社のデータを把握することができておすすめです。

経営者挨拶、応募者へのメッセージ

どんな規模の会社でも経営者自身の考え方はとても大きな要素です。

求職者の会社選びにおいて「社長はどんな人物なのか」「企業トップの考えはどんなものか」は応募を決定するポイントになってきます。

採用サイトには経営者の顔が見える写真とともに挨拶文を載せるようにしましょう。応募してくる方に向けて「こんな人物像を求めている」「こんな未来を一緒に目指そう」といったメッセージを届けても良いでしょう。

私が入社したらどんな仕事に関わることになるか?

求職者は、入社した後に具体的にどんな仕事をして日々を過ごすことになるのかも知りたがっています。採用サイトにはできる限り詳しく、業務に関係するコンテンツを用意しましょう。

業務の内容

入社後に日常的に行う業務について、採用サイト上で詳しく説明するようにしましょう。

その情報をもとに、求職者は「今まで培った経験やスキルが活かせそうか?」「自分に適性がありそうか?」ということを判断します。

仕事のやりがい

業務内容の説明に加えて、仕事のやりがいについても伝えるようにしましょう。採用サイトで仕事の魅力を知ってもらうためには欠かせないコンテンツです。

また、仕事の難しい部分、難しいけれどスキルが身についたり成長できるポイントについても説明しておきましょう。業務上の注意点をイメージするのに役立ちます。

求められること、求められる人物像

業務の適正や、会社のカルチャーに照らし合わせて「こんな人を求めています」というメッセージを採用サイトに掲載しましょう。採用後のミスマッチを防いでいくことに繋がります。

募集しているポジションごとの特性や必要スキルがあれば、それも採用サイト上で伝わるようにしておくことが大事です。

社内のキャリア形成

入社して経験や実力を身につけながら5年、10年と長く働いた場合に、どのようなキャリアプランが描けるかを採用サイトで示していきましょう。

働く意欲があって「こんなビジネスパーソンになりたい」というビジョンを明確に持っている求職者ほど、キャリア形成に関する情報を気にかけています。

「こんなステップアップの道があるよ」ということを事例を交えて伝え、成長意欲を満たす環境が整っていることを採用サイトに掲載しましょう。

社員インタビュー、先輩社員の1日

求職者は「この会社ではどんな人が働いているのか」「どんな人たちと一緒に仕事をすることになるか」を気にかけています。

社員インタビューは採用サイトで社内の雰囲気を伝えるために有効なコンテンツです。

インタビューコンテンツを通じて、求職者は入社後のロールモデルを得ることができて、具体的にあなたの会社で働いているイメージが湧きます。

また、先輩社員の1日を紹介するコンテンツが採用サイトに用意されていれば、どのような日常を送ることになるのか想像ができて、安心感を与えることができます。

評価制度

社内の評価制度についても採用サイトで触れておきましょう。

どんな評価基準があるのか、どのような評価制度のもとで自分は評価されることになるのか、事前にわかれば求職者は入社後にとるべき行動や振る舞いのイメージが湧きます。

私が入社したらどんな職場環境、待遇で働くことになるか?

ここからは主に募集要項として採用サイトに掲載すべきコンテンツの紹介になります。

次のような情報を漏らさず採用サイトに準備するようにしましょう。

給与や賞与、手当てやインセンティブ制度

収入に関しては求職者が最も高い関心を持っている項目のひとつです。

役職や年次に応じて、モデル年収を提示することで求職者は「入社後に問題なく生活できそうかどうか」を判断します。この条件に合わない会社にはそもそも応募をしないでしょう。

入社後のトラブルを避けるために、採用サイト上では明確に具体的に表現することを心がけてください。変に自社をよく見せようとする表現は禁物です。

給与にみなし残業代が含まれるかどうかも、面接のときに候補者からよく質問される項目ですので、予め採用サイトに記載しておきましょう。

自社独自の福利厚生制度があればアピールポイントになりますので積極的に採用サイト上で見えるようにしておきましょう。

勤務時間、休日、休暇

勤務時間や休日休暇についても、働き方や生活サイクルに直結する項目であるため求職者は重要視しています。

採用サイトには有給休暇の制度についても合わせて明記しておくと良いでしょう。ここでも誤解を招くような曖昧な書き方はしないように心がけてください。

勤務地、オフィス環境

入社後にどの勤務地に配属されることになるか、可能性がある場所は採用サイトに漏らさず明記しておきましょう。

合わせてオフィス環境についても写真を交えて伝えられると「こんな職場で働くことになるんだな」とイメージが湧いて安心して応募しやすくなります。

オフィス環境のコンテンツが募集要項に入れづらければ、募集要項の外にだして掲載する形でも構いません。

福利厚生

求職者は福利厚生の内容もよくチェックしています。

法律の義務付けがある社会保険に関する情報は、「わざわざ明記するまでもない」と考える方もいるかもしれませんが、採用サイトでは必ず掲載するようにしてください。

採用サイトに社会保険に関する記載がないことで、求職者に無用な心配を抱かせる場合もあるからです。

福利厚生の制度は、従業員に対する姿勢が感じ取れる部分でもあります。応募検討する際に魅力につながるような福利厚生があれば、全て採用サイトに載せておきましょう。

まとめ

以上、採用サイトに用意したいコンテンツについてご紹介いたしました。

採用選考に真剣に臨んでいる方ほど、会社が発信している情報をよく見ているものです。

こちらも相手の真剣さに応えるように、出来る限り詳しく会社や仕事の実態をつかめるように情報提供していきましょう。

最初は全てのコンテンツが完璧に用意できなくても構いません。
まずは粗い状態でも公開しておき、少しずつ時間をかけてコンテンツをつくりこんでいけば、数年後には採用活動における競争力につながるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。 シンス株式会社のホームページ制作サービスでは採用サイトの制作も承っております。

採用活動を改善する一手として、採用サイト制作をご検討の際はこちらのお問い合わせページよりお気軽にご相談ください。

〈 この記事を書いた人 〉

越水大輔

WEBプロデューサー越水大輔

シンス株式会社 代表取締役
社内ではWeb制作のディレクション、マーケティング、経営を担当しています。Webマーケティングで福岡に元気な企業を増やします。

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