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ホームページ制作の相談・発注前に準備するべきことは何ですか?

越水大輔

越水大輔

こんにちは、福岡のホームページ制作シンス株式会社の越水です。

タイトルにある通り、今回はホームページ制作会社に相談や発注をする際の事前準備について話をしようと思います。

これから紹介する内容に沿って依頼内容をまとめておけば、打ち合わせもスムーズにいくはずですのでご参考ください。

ホームページづくりは支店や店舗を構えるのと同じ本気度で準備する

よく「ホームページは24時間働いてくれる営業マン」と表現されますが、個人的にホームページは「ネット上に設ける会社の支店(または店舗)」のようなものだと思っています。

検索やSNSを通じてお客様がホームページを訪れてくるのは、実際にお客様が通りを歩いて会社のオフィスに訪問してくるのと似たことです。

オフィスには商談スペースがあり、接客のスタッフがお客様に会社やサービスの案内をしてくれます。それをインターネット上で実現するのがホームページです。

ホームページ制作を依頼する際に「とにかくかっこよく、いい感じにしてください」と業者に丸投げするクライアントもいます。しかしホームページをつくることは会社の支店や店舗をつくることと同じだと考えれば、より真剣に取り組むのではないでしょうか。

全てを業者任せしていては会社の業績を上げる良い支店、良い店舗は生まれません。まずホームページとは、インターネット上に設立する会社の大事な支店や営業所なのだと認識することが重要です。

ホームページ制作を依頼する目的や目標を整理する

ホームページ制作会社がまず確認するのは「なぜホームページが必要なのか」という部分です。

ホームページ制作を検討している理由を説明するには、事業の目的や達成したい目標から考えると良いでしょう。これがうまく伝えられれば、ホームページが果たすべき役割を制作会社と共有しやすくなります。

ネット検索から見込み客を獲得したいのか、採用応募者への情報提供を行いたいのか、それとも製品を販売できるようにしたいのか、目的によってホームページの内容は変わっていきます。

まずは「ホームページで実現したいことは何か」を整理しておきましょう。

ホームページを見てもらいたいターゲットの情報

ホームページをどんな人に見てもらいたいか、ターゲットについてまとめておきましょう。

実際には制作会社からのヒアリングと提案を通じて、別のターゲットがふさわしいとわかる場合もありますが、まずは「現時点でどんな人たちに情報を届けたいか」を説明できると打ち合わせはスムーズにいきます。

狙うべき消費者像を伝えるターゲット情報は、ホームページ制作では重要な役割を果たします。ホームページに用意するコンテンツは「誰に届けるか」によって大きく変わってくるからです。

制作会社はターゲットの情報を把握することで、その人たちに合わせたコンテンツやデザインをつくっていきます。ターゲットの求める情報や興味をひくデザインで、ホームページの効果を上げることを考えるのが専門家の役割です。

効果的なホームページを制作してもらうために、適切な情報を制作会社に与えるようにしましょう。

ホームページ制作の予算を設定する

ホームページ制作を依頼した経験がなければ、相場感がわからず「そもそもどのくらい費用がかかるのかわからない」という方がほとんどでしょう。

それでも社内でホームページ制作に割ける予算の上限を設定しておくことで、制作会社は予算内でどの程度のホームページを実現できそうか回答することができます。

予算を考えるにあたってはいくつかアプローチがあります。

ホームページで得られる成果予測から予算を検討する

まずひとつはホームページで得たい成果から逆算して検討してみること。

例えば、ホームページから月5件のお問い合わせが得られるとして、そこからどの程度の売上に繋がりそうかを予測します。その成果が毎月継続的に得られるならばいくら投資できそうか、という流れで予算を検討する方法があります。

普段かかっている営業コストを転換させて予算を検討する

または普段会社がかけている営業コストからホームページの予算を考える方法もあります。

ホームページが社内の営業スタッフ1人分の働きと同じ数の見込み客を毎月連れてきてくれるとします。

営業スタッフには人件費や教育コスト、人材獲得コストがかかっているはずなので、その予算をホームページ制作に割くとしたらどのくらい投資できそうかという観点で予算を組み立てることもできます。

また、インターネットで「ホームページ制作 費用相場」などで検索して費用感のあたりをつけるのもひとつの手です。

コンテンツの整理

ホームページに用意するページや掲載内容は、基本的には制作会社と一緒に考えていくことになりますが、必ず用意したいコンテンツがあればしっかり伝えておきましょう。

自社の特徴や商品・サービスの強みなど、「これだけはアピールしたい」という情報は箇条書き程度でよいので整理して、ホームページへの掲載漏れが起こらないように準備しておきましょう。

デザインのイメージを持つ

ホームページ制作の依頼側はデザインの専門家ではなく、制作会社に具体的なデザインイメージを説明するのが難しく感じることも多いでしょう。

そんなときは、すでに世に公開されている他社のホームページを参考サイトとしてリストアップしておくと、制作会社へのイメージ共有が容易になります。 弊社では参考サイトはこちらでリストアップして提供いたします。

もし参考のホームページを探すなら、次のような基準で選定すると良いでしょう。

  • 自社のカルチャーと近しい印象のホームページ
  • 自社の商品・サービスとターゲット層が近しい印象のホームページ
  • 「こんなブランドイメージを目指したい」と感じるホームページ

また、ホームページはあくまでターゲットに向けてつくるものなので、相手目線で好ましいデザインかどうかを判断することが大事です。

「単にカッコいいから」という個人的なデザインの好みに偏りすぎないように注意しましょう。

ホームページに必要な機能の洗い出し

ホームページに持たせたい機能があれば、制作会社にしっかり伝えられるように準備しておきましょう。

制作着手前に必要な機能を伝えておくことで、完成してから「欲しい機能がない」と判明するといった悲しい事態を防げます。

例えば、よくご要望をいただく機能は次の通りです。

  • スマートフォン表示への対応
  • メールでお問い合わせ内容を受け取れるフォームの設置
  • Googleマップの掲載
  • SNSへのリンク
  • 社内でページ更新できる機能
  • ブログの設置

これ以外にも「こんなことできますか?」とリクエストがあれば遠慮なくご相談ください。

ホームページ制作のご相談はシンスまで

以上、ホームページ制作会社に相談や発注をする際の事前準備についてまとめてみました。 最後までご覧いただきありがとうございました。

初めに書いたとおり、ホームページ制作は会社にとって重要な支店をつくることと同じですので、制作会社とクライアントの双方が本気になり、二人三脚の協力体制を築くことが大切です。

これまでご紹介したポイントをおさえながら制作会社に依頼してみてください。

シンスは福岡県福岡市を中心に活動している中小企業のためのWebの相談役です。福岡市内の企業に向けて、ホームページ活用の提案と制作、SEO、アクセス解析、ホームページ公開後の運用や集客のサポートまで一貫して承っております。

こちらのお問い合わせページよりお気軽にご相談ください。

〈 この記事を書いた人 〉

越水大輔

WEBプロデューサー越水大輔

シンス株式会社 代表取締役
社内ではWeb制作のディレクション、マーケティング、経営を担当しています。Webマーケティングで福岡に元気な企業を増やします。

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