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木村愛二さんの「アフリカ史・・・」を読みながら、人類はどこから来たのだろう・・・と考えるのである。私たちはもっぱら宗教家から、人類は「神さまがお作りになった」と聞かされ、さらにダーウインの「進化論」では猿から進化したと教えられた。たぶんほとんどの人はそのどちらかを信じているか、もしくはどちらでも構わないと思っているのか・・・・、あまり人と話をしたことがないのでわからないが、はっきりしているのは、「どっちも違うのじゃないか」と内心は思っているのではないかということである。
私の考えでは人類はアメーバーのような細胞、つまり人間の元は腸のような胃袋から始まり、それに手とか足とかが付き、最後にコンピューターのような頭がくっつき、厳しい自然の中で順応するうちに現在の人類のかたちだけが生存したと言う考えである。、間違っているかもしれないし、異論はたくさんあるだろう。どうせ本当の事はわからないのだから、人がなんと言おうとも私はこれで納得している。 もちろんこの進化は何億年に渡って行なわれた自然の営みである。私たちの知る人間の歴史としての5千年程度の話ではない。つまり、それらの中間物質の証拠などは跡形もなく消滅するに十分な期間が経過しているのだ。その長い間に生存に適していない人類や植物、動物はすべて消滅したのである。他に説明があるだろうか、同じ人類がいろいろな地方へ移住し、寒さに強い白人種が残り、暑さに強い黒人種が残り中間の農耕地には黄色人種が適合したのだ。元は同じような人類だっただろう。 神さまが人間をお作りになったと考えるのも、宇宙人が持ち込んだと考えるのも勝手だし、それなりに説得力がある。が、それらはあらかじめ人間を支配する何かが存在することを認めさせようと言う意図があることも忘れてはいけない。あくまで宗教というのは人間が作り出したもので、自らを合理的に説明しようとしたものである。科学が進めば違う合理性がでてきてもやむを得まい。 西欧文化に汚染された我々日本人は、白人と黒人はまったく別の起源を持ち、文化の始まりはオリエントであり、そこからあらゆる文化が世界中に広められたように聞かされている。エジプトに最古の文明があったというのは皆が認めるが、同時にシュメールが最古の文明のように言われている。しかし、人類の歴史からすればシュメールだろうが、ほんのちょっと昔の話に過ぎないのだ。 しかしヨーロッパ人の主張がどうも間違いであるような気がしてきた。アフリカには旧石器時代からのすべての遺品が見つかり、オリエントよりはるかに古代から進んだ文明が存在したというのだ。しかし、何万年ものサイクルで乾期と雨期が繰り返し、そのたびに絶滅や移動を繰り返し、そのなかで船を操ることの出来る部族や最古の鉄器文化を持つ部族だけが移住に成功し、世界の果てまで到達したというのが実体ではないかというのだ。 コロンブスやバスコダガマが世界に船旅をしたのはほんの昨日のような話で、実はシバちゃんの女王時代には、タルシシ船が世界を旅していたのである。これがソロモンの時代であり、シバちゃんたちの航路はアフリカ中部からオーストラリア、インド、アメリカ、南米、そして日本へも定期便が来ていた可能性が高いのである。シュメールよりはるかに高度な文明があったとしても不思議ではない。ただ、シバちゃんのいた場所がいまいちはっきりしないだけなのだ。 下の図は木村愛二さんの本にあったものだが、どうもここらあたりが太古の昔の文明の中心ではなかったかという事だ。 ![]() これらのことを説明するには私には知識がなさすぎ、とても皆様を納得させることは出来ない。ただ、従来の人類の歴史はあくまで西欧人に都合の良い解釈がなされており、それに反する意見は無視され、それらを証明する地域は西欧諸国の植民地になり、立ち入ることさえできないようになっている。彼らが争ってアフリカを征服したのも、ひとつは利益のためだが、本音は歴史の抹殺だった可能性は排除できない。 日本の歴史を学ぶうちに、やはり根源的な問題として従来の常識をすべて捨て去り、いっさい白紙から世界を眺めないことには砂上の楼閣を築くことになる気がする。 早い話、エジプト文明はナイル上流、ケニアあたりから移住してきた文明人が築き上げたものだとすると、世界史の考え方は大きく変化せざるを得ない。これらのことは考古学の研究に待つべきだと思っていたが、最近では遺伝子工学が進歩し、過去の常識がことごとく覆されている。彼ら遺伝子学者に良心と言うものがあれば考古学よりはるかに精度の高い世界の歴史がわかってくるだろう。 相変らず結論の出ない話だが、歴史を学ぶことは今までの常識を捨てることで、常識にこだわる人たちからは反発を食らうことは覚悟しなければならない。・・・・であります。 #
by sibanokuni
| 2010-06-10 06:30
| マヨちゃんの古代史
「やっぱりそうなんだ・・・・」
昨夜、「ある件」で「ある人」に確認したいことがあり、「その件」について「その人」から朝一返事があった。 なにを?・・・・なんだが、あまり思わせぶりな言い方をしてはいけないな、早い話、小沢さんの話である。 小沢さんが本気で権力の座から引くとしたら東アジア構想は恐らく白紙に戻ってしまうであろう。ある人に確認したのは「鳩山・小沢が辞めるのは2月の時点ですでに決まっていたのかどうか?」の確認である。 その人の返事は「イエス」であり、このことは北朝鮮にとっても大変大きな問題なのだという返事である。 本来ならこの五月には北朝鮮との国交正常化が実現する可能性が高かったのである。しかしながら韓国船の沈没事件はそれに反対する立場からのささやかな返事だったのである。少なくともあの事件で韓国政府もびびってしまった。 これは困った・・・という事で、急遽金正日は訪中し、対策を協議した。さらに中国の温家宝は天皇に面会し指示を仰いだ。そしてロシアは韓国の発表に対し異議を申し立てている。 どうだろう、これだけの状況証拠がある。日本の首相退陣が東アジアの平和にこれほど影響を与えているのだ。 本来なら東アジア共同体構想は五月末ごろに大きく進展し、拉致問題も大筋で解決する予定だったのではないか。もちろん横田めぐみさんに閑しても重大な発表が用意されていたはずである。 そして華々しく金政権の後継者として金正雲氏が世界に向けてデビューする予定だった。北朝鮮にとって、ようやく戦時体制を終わらせるまたとないチャンスだったのである。 しかし、先に記事に書いたように鳩山は検察に敗れ、取引をせざるを得なくなった。そして一月に五月末をもって退陣すると決定したのである。 現在、世界を大きく分けて三つに分ける。ひとつは英国を中心とする「米・英・イスラエル勢力」、そして「バチカン・ロシア連合の旧ローマ帝国」、そして最後に「日本・中国・トルコなどのツラン連盟」である。 旧ローマ帝国連合とツランはもともと共存してきたのだ。この世界の動きにあわせ誕生したのが民主党・鳩山政権だった。これが米英連合に壊された。 「その人」に聞きたかったのは今後のことなのだ。北朝鮮の金政権は日本の小沢を注視しているという。つまり、寝たふりなのか、それとも死んでしまったのか?・・・・・恐らく大変に心配している。 したがって、北としては何らかのサインを送るはずである。それが何かは私にはわからない。しかし、選挙前か選挙後か、必ず北に関わる何かが起きるはずである。ぜひ皆さん、そのサインに気づいて欲しい。もちろん私も注目するが、今後の日本を占う意味で、今重大な局面に達していることは間違いないのである。 #
by sibanokuni
| 2010-06-09 09:11
| マヨちゃんの陰謀論
古代エジプトでは上下に王国を築く、二重王朝制をとっていたといわれる。その件が気になり、色々と調べ物をしてた。なぜなら明治以降、日本の都は二元制を敷いていたのじゃないかという仮説を私が提唱してきたからである。国内は東京、そして外交は京都であると・・・・。
久しぶりに木村愛二氏の『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』(ネットで無料公開している)を昨日読んでいて思わず目に留まったのだが、エジプト文明の源流ともいえるナイル川の、そのはるか上流に位置する大ジンバブエを首都にしていたロズウイ王国について・・・・・・・、 「王は、中央集権的に構成された……諸組織の共通の頂点であるが、その権力は双分的な色彩を濃く帯びている。 たとえば『真の都』と称される王都は南北にひとつずつある。王は『北の都』の宮廷に住み、『南の都』の宮廷には第一王女が住む。これら2つの王都は同じ構造をもち、同じ形の国鼓、王室舟艇、かい、槍などをもつ。2つの都の評議会も同じように組織されている」(『アフリカの創世神話』、P.139)」という事で、古代に大変な天災(もっぱら火山活動に由来する大洪水など・・・)を受けた民族は本能的に中心地を二つ持ち、同じ文化が伝わるようにしたのではないかと考えられると書いてある。先日も誰かのコメントの中に、地下に地上とまったく同じ国家があるような都市伝説を読んだこともある。 また、かつて読んだ栗本慎一郎氏の「シリウスの都 飛鳥」にもスキタイが二元制をとっていたように書いてあった気がする。 私は以前から東京の都と京都の都の二元支配の可能性を提示している。これは明治天皇の行幸に先立ち、京都公家衆が編み出したウルトラCだったのである。明治天皇の偽物説が流布され、睦仁親王が岩倉具視に暗殺されたと言う話もネット上ではまことしやかに広まっている。いわゆる大室寅之助説である。しかし、私もいろいろ考えた結果、少なくとも公家衆が玉体を殺めることなどどう転んでもありえないという結論に達した。つまり、影武者しか考えられないのである。もともと京都御所の中で行われていたことなど国民は見たこともないし、知る必要もないのだから。 真実は一般に知られているところからもっとも離れたところにある。つまり、生きていたものは死んでいるし、殺されたものは生きている。韓流ドラマの見すぎ?いえいえ、皇室を甘く見てはいけない。 皇室はアヘン戦争で清朝が崩壊して行くさまを眺めながら、欧州の覇道主義がいかに恐ろしいものかを十分に認識していた。鎖国のおかげで日本は世界のことをまったく知らなかったとは、あくまで国民にはそう思わせていただけで、皇室は秘密裏に世界中にお庭番を派遣し、国際情勢は十分に把握していたのだ。つまり、明治維新は皇室が企画したのである。それは光格天皇に始まったのである。全部が皇室の思い通りになったのかは私には判断できないが、幕府に任せていてはこの国難は解決できないと皇室が考えたことは間違いのないことなのである。 そして万が一の保険として皇室を二つに分けたのである。 というより、南北朝の並立自体がすでにその準備だったとも考えられるのだ。以前から、南北朝についての見解を求められていて、思ったように答えることが出来なかったが、むしろ皇室はエジプト以来の二重王朝のメリットを知っていたのではないか。 武士階級が育ってくる前に、寺社勢力の勢力争いは皇室としても頭の痛い問題で、一番困るのが皇位継承に対する干渉であった。日本が乱れる原因はすべて皇位継承に絡んだものである。 南北朝にわかれ両朝並立したのが朝廷の陰謀だったとしたらなかなかやるものではないか。両雄並び立たず、寺社同士を競わせ、日本を二つに分断し、どちらが勝利しても片方の朝廷は残るのである。 栗原氏は南北朝などたいした問題ではない。と述べた。つまり、どちらも正当であり、どちらかが残ればよかったのだ。武力を持たない朝廷が考える生き残りの戦略だったのだ。 先日、姫さまから東と西は統合したのではないかとの質問があり、答えがやや迷走した感がある。しかし、やはり、二重王朝の特徴はどちらに転んでも片方が生き残ることであり、残念ながら未だに両建てではないかというのが結論なのである。 古代エジプトの歴史を調べながら、ふと今日はそう思ったのである。詳しくはそのページもごらんいただきたいが、真偽はともかくとし、エジプト人はもともと黒人だったという興味深い話もあるし、なぜ西欧諸国がエジプトの遺跡発掘に熱心なのか、その理由がなんとなくわかってくるのである。 日本史の源流を調べていたら遂にアフリカ中部、モザンビークにまで達してしまったと言うお話です。せっかくサッカーワールドカップが南アフリカで行なわれる。歴史の鉄則として不安定な地域にはさまざまな問題が隠されているというのは真理なのである。 #
by sibanokuni
| 2010-06-08 06:04
| マヨちゃんの古代史
月曜日だと言うのに、体はけだるいし、頭はすっきりしない。ブログを書こうにも頭は真っ白。
なんだ?やる気ないの・・・・と言われそうだな・・・・。 実はまた病気が始まってしまった。といっても体の病気ではない。「韓流病」である。 先日ようやく「ソドンヨ」を見終り、これで読書に専念できると思っていたら、パリがなにやら怪しげな方法で「善徳女王」というDVDを手に入れてきた。「よせ、見るな!そんなもの見ると頭が悪くなるぞ・・・・」と言ったものの、テレビをつけるとくだらない番組ばかりだし、実は読みたい本が今何もないのも事実で、「仕方がないな、一話だけだぞ・・・、後は音楽を聴くか、本を読むのだからな・・・・」とか言いながら、とりあえず一話だけ見る。「くだらないじゃん、これは駄作だ。止めておこう。見ないことにしよう。」とわたくし。「なにいってんの?一話目は前ぶりで、少しばかりじゃわかるわけないじゃん。最低でも二話や三話見なくちゃ面白いかどうかわからないのよ!プンプン!」 、「ほんじゃ、二話目を見ようじゃないか。」 と見だすとたまらない。結局一日中見る羽目になってしまった。あーあ、どうして韓流ドラマはこんなに面白いのだろう。正直言うと、日本のNHKの大河ドラマやアメリカの映画など、あほらしくて見る気がなくなる。 善徳女王自体はあまり知らないし、正直それほどの興味もないが、金春秋や金ユシンが赤ん坊で登場してきたから、このあたりの歴史は絶対に面白いはずである。全部で60話ぐらいらしいが、早く見てしまわないと読書ができなくなる。なるべくさっさと片付けましょう。と言いながら、実は「チャンポコ将軍?」のDVDも用意してあるとか・・・、おい、冗談じゃないぞ。本当に頭がからっぽになってしまうぞ。 #
by sibanokuni
| 2010-06-07 06:03
| シバちゃんのため息
今まで書いてきた事と矛盾する可能性もあるが、どうしても書いておきたい事があります。
つまり、なぜ鳩山さんが五月末に辞めなければならなかったか、ということです。 私が田原さんが講演会で「五月末に辞める」としゃべっていたと聞いたのは三月初旬。つまり、今から考えると、普天間の結論を五月末に出すと決めたのは遅くとも一月上旬だから、ひょっとすると、今回の事はすでに一月ごろに決まっていたのかもしれない。 鳩山首相が鳩山のママさんから多額の資金を提供してもらっていた事は事実で、これは本人も認めているので間違いがない。検察はこの件に関し「贈与と認定」し、贈与税を払い込むことで不起訴とした。 しかし、「政治献金」だったと認定したらこれはやはり大変な事になったと思うのである。裁判をしてみないとどうなるかわからないとはいえ、仮に検察がそう認定すれば間違いなく起訴されるはずである。なぜなら、個人献金の限度額をはるかに超えるのだから・・・。 ここに検察と鳩山に「手打ち」の入る余地がある。 政治の世界には暗黙の了解に、二世議員は「地盤・看板・かばん」は無条件で引き継ぐ事ができるという既成事実があったはずである。まさか、検察がそこをつつくとは思いもよらなかったのではないか。つまり政治の世界の掟を検察は破ったのである。今まで野党にそのような金持ちがいなかっただけである。 例えば会社の税務調査でも、ライオンズクラブやロータリークラブの会費などは経費として損金扱いである。扱いは微妙であるが、習慣として課税される事は普通はないのだ。しかし、税務署がその気になり、何でもいいから税金を取ろうと思えばこの経費を個人への給与と認定する事が可能なのだ。つまり、本来は触れない約束なのである。しかし、その気になれば調査官の裁量で「否認」すれば課税されるのだ。 鳩山氏の贈与も政治献金にするのか、贈与にするのかは間違いなく検察官の裁量である。 鳩山首相がお母さんから多額の資金を得て民主党につぎ込んでいたのはおそらく周知のことで、自民党の二世議員でもここを探られたらほとんどはただでは済むまい。 結局、私が思ったのは、鳩山さんは参議院選挙前に首相を辞める事で不起訴にしてもらったのではないかということである。さもないと起訴され、年老いた母親を裁判に出頭させる事になるかもしれない、というか、その前に結局辞職する事になる。 検察としては鳩山首相の首もさることながら、小沢の首も欲しかったのだろう。鳩山氏が起訴されるより五月まで政権を延命し、次の首相へ円滑にバトンタッチした方が民主党にとってははるかに被害が少ない。 参院選の日程を考えるとギリギリの選択だったと思う。 まあ、こんな様な事もあったのではないかと憶測してみました。真実は闇の中です。皆さんはどう思われますか?え?小説にすればよかった?本当だ、しまった。 #
by sibanokuni
| 2010-06-05 17:10
| シバちゃんのため息
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