コマンドプロンプトでツイートできるTwitterクライアントTweetConsole!
今回紹介するのはおもしろいtwitterクライアントの「TweetConsole」です!このソフトは一見コマンドプロンプトを開いているように見えるのですが、そこに表示されているのはtwitterの内容が表示されるという代物です!もちろん表示だけでなく、コマンドでのツイートや返信、RTも可能です!ただし、慣れてないと返信するつもりがRTしてしまったなんてことも実際ありました。
これを開いていてもtwitterをやっているだなんて誰も思わないでしょう!そんなちょっと変わったtwitterクライアントを求めている人にはTweetConsoleはぴったりのソフトです!
TweetConsoleのインストール方法
TweetConsoleをダウンロードしてきます。
TweetConsole.zipを解凍してtwtcnsl.exeを起動します。
ちなみにコマンドプロンプトからtwtcnsl.exeを実行したい場合は、環境変数pathをインストールしたフォルダに設定すると絶対パスで指定する必要がなくなります。
ブラウザが起動して、連携アプリの認証が表示されるので「連携アプリを認証」を押します。
PINが表示されるのでコピーしておきます。
TweetConsoleで先ほど表示されたPINを入力します。
これで準備は完了です。
「?」を入力するとコマンドの説明が表示されます。
基本的な操作は/rでタイムラインを読み込んで、1,0などのコマンドで返信やRTなどが行えます。詳細については下記のコマンドラインオプションの説明をご覧ください。
コマンドラインオプションの説明
[つぶやき関連の機能]- /t [つぶやきたい内容] つぶやきた内容を投稿することができます。(update)
URLは自動的に短縮URLに短縮されます。
(実行例) C:\>twtcnsl /t おはようございます。 → おはようございます。 と投稿されます。
C:\>twtcnsl /t ^<おはようございます。^>^&^| → <おはようございます。>&| と投稿されます。
※<,>,&,|の記号はコマンドプロンプトの特殊記号なので
特殊記号の前にエスケープ文字 ^ を追加してください。
- /txt [行数 or /rnd] [テキストファイルのパス] テキストファイルから読み出して投稿します。(update)
(実行例)C:\>twtcnsl /txt c:\tweet.txt → Cドライブにあるtweet.txtのテキストファイルから文字を読み出して投稿されます。
※テキストファイルは1行ずつ改行ごと分割されて投稿されます。空白行は無視されます。
※テキストファイルが存在しない場合は処理は行われません。
※1行が140文字以上ある行は投稿されないので注意してください。(要望があれば140文字以上の行を分割して投稿できるように変更?)
※文字コードはshift-jisだけに対応しています。
C:\>twtcnsl /txt 1 c:\tweet.txt → tweet.txtのテキストファイルの1行目のテキストを読み出して投稿されます。
※改行までを1行とみなします。そのため折り返し機能があるテキストエディタの行数と一致しない場合があります。
※空白行を指定した場合は投稿されません。 C:\>twtcnsl /txt /rnd c:\tweet.txt → ランダムで行数が選択されて選択されたテキストが投稿されます。 - /r 最新のつぶやきを一件ずつ読みだします。(home_timeline)
- /ra [読み出す件数] 最新のつぶやきを指定した件数を一気に読みだします。(home_timeline)
読み出す件数は最大200件まで指定できます。
読み出す件数を省略すると20件読みだします。
(実行例) C:\>twtcnsl /ra 100 → 最新のつぶやきを100件読みだします。
- /ru [ユーザ名] ユーザ名で指定したユーザのつぶやきを一件ずつ読み出します。(user_timeline)
ユーザ名を省略すると自分のつぶやきが読み出されます。
(実行例) C:\>twtcnsl /ru GachapinBlog → ユーザ名GachapinBlogのつぶやきを読みだします。
C:\>twtcnsl /ru → ユーザ設定したユーザのつぶやきを読みだします。
- /rua [ユーザ名] ユーザ名で指定したユーザのつぶやき最新200件一気に読み出します。(user_timeline)
ユーザ名を省略すると自分のつぶやきが読み出されます。 - /rm 自分宛のつぶやき一件ずつ読み出します。(mentions)
- /rma 自分宛のつぶやき最新200件を一気に読み出します。(mentions)
/d 自分がつぶやいた内容を削除します。(destroy) 自分のつぶやきが表示されるので削除するつぶやきを選択してDキーを押すとそのつぶやきを削除できます。
[リツイート関連の機能]
- /rto 自分のつぶやきでリツイートされたつぶやきを一件ずつ読みだします。(retweets_of_me)
- /s [検索キーワード] 検索キーワードに合致するつぶやきを一件ずつ検索します。(search)
複数のキーワードを指定することもできます。 - /sa [検索キーワード] 検索キーワードに合致するつぶやきを最新200件を一気に検索します。(search)
- /dm [ユーザ名] [メッセージ] 指定したユーザ名にダイレクトメッセージを送ります。(direct_messages)
- /rdm 受信したダイレクトメッセージを一件ずつ読みだします。(direct_messages)
- /sdm 送信済みのダイレクトメッセージを一件ずつ読みだします。(direct_messages)
- /li 自分が作成したリスト名一覧を読みだします。(lists)
- /rli [リスト名] 指定したリスト名に登録しているユーザのつぶやきをを一件ずつ読みだします。(lists)
- /rlia [リスト名] 指定したリスト名に登録しているユーザのつぶやき最新200件を一気に読みだします。(lists)
- /c ユーザを変更することができます。
- /u 現在、設定されているユーザを確認することができます。
- cls 画面表示をクリアすることができます。
- exit 対話モードを終了します。
今回の個人的感想&まとめ
今回はちょっと変わったtwitterクライアントの紹介でした!これだけ見ると本当にコマンドプロンプトが起動してなにかやっているように見えますからね!これなら仕事場でも遊んでいるようには見えません。ただし、コマンドプロンプトを使っていても不自然じゃない職種に限ります。
おもしろいtwitterクライアントなので、ぜひ暇な人は試してみてはいかがでしょうか?これ以外にもおもしろいクライアントやおすすめのクライアントがありましたらコメント欄で教えていただけると幸いです!
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