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適当な落書きをリアルな風景画にしてくれるサイトGauGANがすごい!

NVIDIA_GauGAN_000.png

今回紹介するのは、適当な落書きをリアルな風景画にしてくれるAIアートツールサイトである「GauGAN」です。GauGANを使うと、ディープラーニングによるGAN(Genera tive Adversarial Networks)という敵対的生成ネットワークを用いたモデルを使用して、適当に書いた落書きをリアルな風景画へ変換することができます。

GANとは、正解データを与えることなく特徴を学習する「教師なし学習」の一手法として注目されており、今回のように曖昧なデータからリアルな風景画を生成することなどができます。GauGANはNVIDIAの技術デモサイトで誰でも無料で試すことができます。

GauGANで描いてみたリアルな風景画の例!

Samples

実際にGauGANで描いてみたリアルな風景画のサンプルを以下に載せたいと思います。適当に描いたので制作時間1,2分ですが、実際にありそうな風景画を作ってくれます。左に描かれている幼稚園児の落書きみたいなのが私が描いたイラストで、それをGauGANを使って変換すると右のようなリアルな風景画になります。

NVIDIA_GauGAN_001.png

こんな雑な絵が、こんなリアルな風景画に早変わりしてくれるので非常におもしろいですね。

NVIDIA_GauGAN_002.png

こちらも適当に書いたのですが、実際にありそうなきれいな風景画になりましたね。

NVIDIA GauGANでリアルな風景画を描いてみよう!

NVIDIA_GauGAN_020.png

NDIVIA GauGANのページにアクセスします。

NDIVIA GauGAN NVIDIA_GauGAN_021.png

下にある説明を読んでチェックボックスにチェックを入れます。説明文の内容を日本語訳すると以下の通りになります。

以下で説明する条件に同意する場合は、このボックスをオンにします。

  • 1.アプリを使用することにより、研究または商業目的でアップロードされたファイルをNVIDIAが保存、使用、再配布することに同意することになります。 また、このサービスの利用規約にも同意しています。
  • 2. プライバシーポリシーをご覧ください。
  • 3. ホットキー。 Ctrl + Shift + B =ブラシ。 Ctrl + Shift + F =塗りつぶし。 Ctrl + Z =元に戻す
  • 4.アプリを使用する前に、 紹介ビデオとハウツービデオをご覧ください。
  • 5. NVIDIA GauGANベータ版は、空間適応正規化またはSPADEを使用したセマンティック画像合成に関するNVIDIAのCVPR 2019論文に基づいています。
  • 6.セマンティックセグメンテーション機能は、 MITライセンスの下でPyTorch deeplabv2を使用しています。
  • 7.アイコンクレジット。 Nociconist、IDによるペイントブラシアイコン。 IDをcatyline_Iconでアイコンに入力します。 Phil Goodwin、米国の新しいアイコン。 Misha Heesakkers、NLによるアイコンをダウンロードしてください。 アリスデザインのアイコンを実行します。 Roselin Christina.S、INによるカラーピッカー。 Milko、BGのスポイトアイコン、Gavriil Klimovのランダムアイコン。
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あとは左にある「Building」「Ground」「Landscape」「Plant」を選んで、適当に描いていきます。上にある「Brush shape」や「Brush size」を適宜変えていくと描きやすいです。まずは砂浜を作りたいので「Sand」を選択して砂浜を描きます。描いた後に「→ボタン」を押すとリアルな風景画に変換されます。

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続いて山を描きたいので「Mountain」を選択して山を描いていきます。

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ちょっとした岩を描きたいので「Rock」を選んで岩を描いていきます。リアルでありそうな海岸の風景画ができました。

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あとは下のアイコンで風景画のスタイルを変更できます。

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夕日の見える海岸風になりました。

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こちらは日の出前の海岸ですかね。このようにスタイルを切り替えは簡単にできますし、同じイラストを使っているのですが雰囲気もかなり変わります。自分の好きなスタイルを選んでよければ、ダウンロードボタンを押すことで作成した画像を保存することもできます。実に簡単ですね。

今回の個人的感想

今回はGuaGANを使ってリアルな風景画を生成してみましたという紹介記事でした!GuaGANはnVidiaの技術デモサイトなのですが、非常に興味深いですよね!実際に使ってみると分かるのですが、これは本当にすごいです。実際に記事でも試していますが、あんな雑にペイントで書いたような絵がメッチャリアルな風景画になるのですからディープラーニングは熱いですよね。

ディープラーニングによっていろいろ新しいことが実現できるようになったというのは大きいですよね。特にディープラーニングでは画像関連の進歩が大きく、従来の手法ではできなかった色々なことできるようになっています。画像合成なんかも昔に比べてかなり高度でリアルにできるようになっていますし、たとえば馬をシマウマに変えたりと、存在しないものを色々な画像から合成して作ったりとかもできたりします。今後もディープラーニングの進歩に期待したいですね。

実際にやってみると感動するのでぜひみなさんも試してみてください。 NVIDIA GauGANにアクセスする!

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パソコンやスマホなどのガジェットに興味があり、大学で情報工学の勉強してシステムエンジニアに。ブログ歴は15年以上。ITの専門的な知識はそこそこあり、国家資格の情報処理技術者試験のスキルレベル4「情報セキュリティスペシャリスト」や「ネットワークスペシャリスト」などを取得。

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