Windows8.1/10でエクスペリエンスインデックスを使う方法!
Windows VistaからWindows8にかけて標準で搭載されていたシステム評価ツールであるエクスペリエンスインデックスですが、なぜかWindows8.1からは削除されてしまいました。個人的にはPCのマシン性能の指標の一つとして、Windows標準で搭載しており気軽に使えるため非常に重宝していたので残念仕方がありません。
しかし、削除されてしまったエクスペリエンスインデックスですが、実はGUIでの表示はできませんがCUIからは実行可能なのです。CUIは面倒と思われるかもしれませんが、実行結果はWinSAT Viewerというサイトを使うことで従来と同様な結果を表示することも可能です。
Windows8.1/10でエクスペリエンスインデックスを使う方法!
まずコマンドプロンプト(管理者)を起動します。
winsat.exe formalと打ち、Enterを押して実行します。
システム評価が始まるのでしばらく待ちます。
この画面になれば実行完了です。
C:\Windows\Performance\WinSAT\DataStoreフォルダ内の[日付].Formal.Assesment(Initial).WinSAT.xmlを探します。
WinSAT Viewerにアクセスして先ほどのWinSAT.xmlをドロップします。
追記20180408:WinSAT Viewerはなくなってしまったので代わりにWEI Viewerを使いましょう!こちらのサイトでもWinSAT.xmlをドロップするだけでエクスペリエンスインデックスを表示してくれます。
Windows エクスペリエンス インデックス Viewerこれで従来のようにエクスペリエンスインデックスを見ることができます。
Windows エクスペリエンス インデックスは、主要なシステム コンポーネントを1.0から9.9のスコアで評価した値です。エクスペリエンスインデックスは基本スコアが高いほど優秀となります。
ちなみに普通にブラウザで開いて、<WinSPR>~</WinSPR>の数値でも確認することができます。ただし、ぱっと見では判りにくいのでWinSAT Viewerを使うことをお勧めします。
<SystemScore>8.7</SystemScore> <MemoryScore>8.7</MemoryScore> <CpuScore>8.7</CpuScore> <CPUSubAggScore>8.6</CPUSubAggScore> <VideoEncodeScore>8.9</VideoEncodeScore> <GraphicsScore>8.8</GraphicsScore> <Dx9SubScore>9.9</Dx9SubScore> <Dx10SubScore>9.9</Dx10SubScore> <GamingScore>9.9</GamingScore> <StdDefPlaybackScore>TRUE</StdDefPlaybackScore> <HighDefPlaybackScore>TRUE</HighDefPlaybackScore> <DiskScore>8.9</DiskScore>
今回の個人的感想
今回はWindwos8.1やWindows10でエクスペリエンスインデックスを使う方法でした。Windows標準で使えるシステム評価ツールということで、ダウンロードしてこなくてもそのまま使えるのでエクスペリエンスインデックスは結構便利だったんですけどね。なんで削除されちゃったんでしょうか?家電量販店のPCなんかでどのくらいの性能なのかを確認するときなどにも役に立つんですけどね。
先日の記事でも書きましたが、新しい自作PCを組んだ際にエクスペリエンスインデックスを載せるのにもこの方法を使いました。Windwos8.1やWindows10でエクスペリエンスインデックスを使いたいという人はぜひWinSAT Viewerを活用してみてはいかがでしょうか?
とても参考になりました。ウィン10で何で無くしたんだろうね。アホだよマイクロソフト。
貴重な情報ありがとうございました。
参考になりました。
WinSAT Viewerに久々にアクセスしてみたら、Not Foundになってしまいました。(2018年01月11日現在)
サービス終了しちゃったのかな?