Dangbei N2 プロジェクターのレビュー！別売りスタンドで天井投影が可能！

Dangbei N2 スマートプロジェクターのレビュー

Netflix公認アプリ内蔵

Netflix、YouTube、Prime Videoアプリを内蔵し、サクサク遅延なくフルアクセスできる。また専用のショートカットキーを備えた付属リモコンで、簡単に好きな番組や映画にすぐにアクセスできます。

没入感のある視聴体験

45インチから120インチの大画面に対応し、HDR10とHLGで強化されたネイティブ1080pフルHD解像度と400ISOルーメンの明るさを実現。全ガラスレンズを4枚搭載し、高い光透過率と低色収差、低歪曲により、シャープで鮮やかな映像を画面端まで鮮明に投影します。

高音質サウンド

6W x 2スピーカーDolbyAudio対応により、リビングルームを映画館のような音景に一変させます。HDMI、USBなど、有線?無線を問わずBluetooth接続可能でキャスティング&ミラーリングも対応。

セットアップの手間がかからない

複雑な手動調整とはおさらばです。オートフォーカス、自動台形補正、スクリーンフィット、障害物回避機能が備わっています。

静かに動作

新世代の低騒音ファンを採用、 騒音を30％低減し、独自のLCD冷却技術により、前モデルよりも冷却性能を55％向上しています。

仕様

RAM

1GB DDR3

メモリ

8GB eMMC5.1

OS

Linux

コンテンツ

Netflix、YouTube、Prime Videoなど

ウェブアプリ

Disney+、Huluなど30以上対応

ディスプレイ技術

LCD

輝度(ISOルーメン)

400

光源

LED

光源寿命

30,000時間

解像度

1080p (1920x1080 FHD時)

コントラスト比

2000：1

対応色域

HDR 10 / HLG

スローレシオ

1.26：1

投影サイズ

45～120インチ

オートフォーカス

対応, CMOS技術

自動台形補正

対応

手動台形補正

対応

スマートスクリーンフィット

対応

自動背面物回避

対応

デスクスタンド傾斜範囲

210°

内蔵スタンド傾斜範囲

7.5°

スピーカー

2 X 6W

Dolby Digital

対応

Dolby Digital Plus

対応

入力

USB2.0 x 2　HDMI入力 x 1 電源入力 x 1

出力

3.5mmオーディオ x 1

Wi-Fi

2.4G/5G, 2T2R, 802.11 a/b/g/n/ac

Bluetooth

Bluetooth 5.0/BLE

動作温度

5℃～35℃

消費電力

約105W

寸法/重量

197x130x207 mm / 2.2kg

技適マーク

210-229466

箱

箱はN2スマートプロジェクターが中央に描かれたデザインです。NETFLIXやYoutube、Amazon Primeビデオのロゴなども入っています。

背面には製品の仕様と同梱物などが書かれています。

箱を開けると緩衝材で厳重に覆われています。まずは説明書が一番前にありました。

説明書と緩衝材を取るとこのような感じでプロジェクターが入っていました。思ったよりだいぶコンパクトなサイズ感でした。

パッケージ内容

内容物は以下のとおりです。

• Dangbei N2 プロジェクター
• 電源アダプター
• ACケーブル
• リモコン
• 単4電池
• 取扱説明書
• 生涯無料日本語カスタマーサポート

説明書

取扱説明書とカスタマーサポートカードが付いています。

取扱説明書は多言語対応で日本語でもしっかり書かれています。

単4電池

リモコンで使用する単4電池です。

リモコン

リモコンです。リモコンには操作ボタンの他にNETFLIXやYoutube、Amazon Primeビデオのボタンが用意されており、1ボタンでアプリを起動する事が可能になっています。これはありがたいです。

ACアダプター

ACアダプターです。ACアダプターはスマホよりも少し小さいくらいのサイズ感で、ACアダプターとしては大きめのサイズです。コンセント側は汎用の3ピンケーブルとなっています。

出力は19V=6.32Aで120Wです。ACアダプターは使用時はかなり発熱していました。

N2プロジェクター

N2プロジェクター本体です。高級感のあるデザイン。このような立てて使用する縦型のプロジェクターは初めてだったのですが、よくある横型の場所を取らないのでかなり良いですね。

正面からの画像です。フロントにはレンズと排気口がメッシュで配置されています。熱は前に排出される機構になっています。

横側です。横側は左右両方とも何もないデザインです。

背面です。背面もメッシュ状に鳴っていますが。こちらはスピーカーが用意されています。

背面下側は電源入力、HDMI、USB x2、3.5mmイヤホン端子が用意されています。

上部は光沢があるデザインで、Dangbeiのブランドロゴが入っています。◯ボタンは電源ボタンになっています。

レンズ部分です。

斜め横からの画像です。

下側には4つの滑り止めとカメラの三脚などでよく使用されている1/4ネジ穴が用意されています。それ以外にも認証マーク類もここに記載されています。

ここを開くとプロジェクターの角度を少し変えることができます。

このような感じになります。

このように角度が変わります。

実際に映像を投影してみました！

実際に映像を投影してみました。今回はカーテンを開けて光が入る状態、カーテンを閉めた状態、真っ暗の状態の3段階での映像の違いを比較してみました。

カーテンを開けて光が入る状態

部屋に明かりが入る状態で投影した場合です。見えないことはないですが、ちょっと見にくい感じです。さすがに光が入っている状態での使用には光量が厳しそうです。

黒が少なくて白が多いシーンではかなり見やすいです。

逆に黒が多いとなんだかよくわからないですね。

カーテンを閉めた状態

カーテンを閉めた状態です。外から少し光が入ってきていますが、十分なレベルではっきり見えます。先程は少しに見にくい部分もありましたが、こちらでは文字もくっきりはっきり見えます。

先ほどとは雲泥の差があります。昼間に使う場合は最低限カーテンで光を遮断したほうが良いでしょう。

真っ暗な状態

外からの光を完全に遮断して真っ暗な状態です。明らかに鮮明ではっきりです。カーテンを閉めた状態でも十分とも言えますが、よりはっきり投影したい場合は真っ暗な環境の方が良いでしょう。

カーテンを閉めた状態に比べるとよりコントラストがはっきりしており、きれいになっていますね。

自動障害物検知と自動台形補正・オートフォーカス

N2プロジェクターには自動障害物検知と自動台形補正・オートフォーカスがついています。この機能がすごくて例えばカーテンの方向にプロジェクターの向きを変えると自動的に障害物を検知してこのようなモードに入ります。

そして自動的に障害物であるカーテンを避けて、自動台形補正とオートフォーカスでピントを合わせてくれます。

こんな感じで自動的に障害物を避けて、良い感じに投影してくれます。この機能は本当に優秀です。安いプロジェクターだと、ピント調節や台形補正は手動で毎回やらないといけないのでかなり面倒なのですが、自動台形補正とオートフォーカスを搭載しているN2プロジェクターでは、自動的にそれらを行なってくれます。ちょっと位置をずらした際にも自動的にこの機能でピント調節と台形補正してくれるので本当にありがたいです。

標準で用意されているアプリについて

N2プロジェクターはOSにLinuxを搭載しており、様々なアプリが標準搭載されています。NETFLIXやYoutube、Amazon Primeビデオなどは本体だけで再生可能と鳴っています。

Netrangeストアアプリ

Netrangeストアアプリが入っているので、ここから様々なアプリを入れてプロジェクターで使うことが可能です。Tiktokなども入れられます。

Youtube

Youtubeも大画面に投影可能です。アカウントの連権については、QRコードから簡単に行えるようになっています。面倒な入力などは必要ありません。

Amazon Prime

Amazon Primeビデオも見れます。アカウントの連権については、QRコードから簡単に行えるようになっています。面倒な入力などは必要ありません。

Miracast

Miracastにも対応しており、スマートフォン・PCなどからキャストした映像をプロジェクターに投影可能です。

このような感じでスマホ画面を大画面で出すことができます。

Bluetoothスピーカー

6W x 2のDolbyAudio対応デュアルスピーカーを搭載しているので高音質なBluetoothスピーカーとしても利用可能です。

連携して使用するとこのような感じの画面で再生可能です。

HomeShare

HomeShare機能では同じLAN上のプロジェクターに動画や音楽を共有することが可能です。

設定画面

設定画面です。設定画面ではオートフォーカスや自動台形補正などの設定が可能です。デフォルトでは障害物検知や自動台形補正などオフになってる機能もあるので、ここでしっかり設定しておきましょう。

Dangbei N2 プロジェクタースタンドのレビュー

Dangbei N2 プロジェクタースタンドのレビュー記事も別途書いています。Dangbei N2プロジェクターを購入したら合わせて購入しておきたいスタンドです。これを使うことでプロジェクターの角度を簡単に変えることが可能になり、さらに天井投影も可能になります。是非興味のある人はこちらの記事も合わせて御覧ください。

今回の個人的感想＆まとめ

今回はDangbeiのスマートプロジェクターN2についてのレビューでした。Dangbeiのプロジェクターは過去に何度もレビューをしてきましたが、今回のN2もかなり良かったです。まず縦置きでコンパクトですし、デザインについても高級感があり個人的に気に入っています。

映像についてもかなりきれいです。明るさについては400ISOルーメンということで過去レビューしてきたDangbeiのプロジェクターとしては暗めではあったのですが、それでも遮光カーテンをすれば昼間でも十分使えるレベルの明るさがありました。音質についても満足度は高いです。6Wx2のスピーカーは低音もしっかり出て迫力のある音が出せるので、別途外部のスピーカーを用意しなくても映像と音声をしっかり楽しめます。

Dangbeiの障害物検知と台形補正・オートフォーカスは優秀なので、すべてを自動的に調節してくれるのが本当にありがたいです。プロジェクターを置いて電源をいれればあとは自動的に調節完了です。安いプロジェクターだと手動で面倒な調節作用が必要ですが、Dangbei製品ではそれが必要ないのが本当に良いですね。

今回のN2もプロジェクターとしてはよくできている製品に仕上がっていました。別売りのスタンドを使用することで天井投影にも対応できますし、今までのDangbeiのプロジェクターとは別の使い方ができるのが良いです。プロジェクターで天井投影をしたい人におすすめのプロジェクターです。

• 別売りスタンドで天井投影が可能
• 自動障害物検知やオートフォーカスが優秀
• 6W x 2のDolbyAudio対応デュアルスピーカーを搭載
• ACアダプターは少し大きめのサイズ感

ぜひ天井投影をしたい人はDangbeiスマートプロジェクターN2を購入してみてはいかがでしょうか？ DangbeiスマートプロジェクターN2