2021年07月11日
「丹那牛乳」が恋しくなった静岡県(50Hz地域)出身の東京特別区民は豊洲に行くといい
このブログの紹介にも書いてある通り、僕は「静岡県三島市うまれ・静岡県長泉町育ちのニート志望東京都民」です。当然、小・中学校の給食の牛乳は基本的に「丹那牛乳」だったわけです。僕の骨は丹那牛乳で作られたと言っても過言ではありません。そのせいか、たまに無性に丹那牛乳とか丹那コーヒーとか丹那ヨーグルトとか飲んだりたべたりしたくなるわけですよ。
かといって、このご時世ということもありますが、わざわざ交通費をかけて丹那牛乳などを買いに行くのも気が引けます。「だったら、自宅からかなり近い所で買えばいいんじゃないか?」と考えたわけです。
■そもそも「丹那牛乳」とは?
「丹那牛乳」は、JA函南東部(函南東部農業協同組合)が生産している牛乳のブランドです。JA函南東部は、主に静岡県田方郡函南町(静岡県で2番目に大きな「町」)にある丹那盆地周辺の酪農家から生乳を購入し、丹那牛乳を始めとする乳製品を生産している、いわゆる「専門農協」です。
丹那牛乳の製品は生産地の近く、つまり静岡県東部を中心に販売されています。僕が生まれた三島市、育った長泉町を含め、静岡県東部では学校給食におけるシェアも高めです。
■俺はどうしても都内で丹那牛乳を買いたい!!!!!
最近、仕事が忙しいせいか、なぜか郷里を思い出すことが多くなりました…。「あー、丹那牛乳飲みたい(丹那コーヒーだとベター)」「丹那ヨーグルトを食べたい」と思いは募るわけです。
そこである日、JA函南東部に「東京都内(できれば23区内)で丹那牛乳を買えるお店はありませんか?」とメールで問い合わせてみました。すると翌日、早速返答が来ました。最初はスパム(迷惑メール)フォルダーに入っていたので見逃すところでした…。
すると「23区内の成城石井なら比較的取り扱っている店が多い」という旨が書いてありました。しかし、スーパーのセグメントがセグメントだけに、基本的に「生乳鮮度にこだわった丹那牛乳」という少し高めの商品がメイン。僕が飲みたいのは、若かりし頃に飲んでいた「丹那3.6牛乳」だったり「丹那コーヒー」だったりするわけです。そして食べたいのは、繰り返しですが「丹那ヨーグルト」です。もちろん、生乳鮮度にこだわった丹那牛乳もいいものなんですが、昔をなつかしみたいわけですw
で、返答メールを良く見ると、Excelシートが添付されていました。何と、東京近郊で丹那牛乳製品を商品を卸していている小売店(スーパー)の一覧を作ってくださったのです。
メール本文にもある通り、その多く(?)は成城石井だった…のですが、とあるスーパーに目がとまりました。
■なぜか豊洲に出店している「フードストアあおき」
皆さんは「フードストアあおき」をご存じでしょうか。沼津市大岡に本社のある「あおき」という会社が運営しているスーパーマーケットで、最近はアニメ版の「ゆるキャン△ Season 2」の第12話で出てきた「フードストアあおやぎ」が、そのまんまフードストアあおき 西伊豆店でビックリした所です。
で、フードストアあおきなんですが、なぜか東京都江東区豊洲の「ららぽーと豊洲 2」に東京豊洲店があります。現在住んでいる家から一番近いあおきで、原付で頑張れば30分くらいで行ける所です。豊洲には何かゆかりがあるんですよね。数年前にいとこの結婚式を豊洲でやりましたし、仕事で年に何回か豊洲に行ってました(最近は新型コロナウイルスのせいで行くことないんですが…)。豊洲に来る度に「なぜ、こんな所にあおきがあるんだろう?」って思っていながらも、なかなか立ち寄れずにいたのです。
先のExcelシートをよく見ると、フードストアあおき 東京豊洲店では丹那牛乳の主要な製品を全部買えることが分かりました。これは意を決して行くしかありません。
■涙が出てしまうほど素晴らしい品ぞろえ
結論からいうと、豊洲のあおきでは感動の涙で前が見えなくなるほど丹那牛乳の製品がそろっています。もちろん、丹那ヨーグルトの3連パックがないとか、地元と比べるとアレですが、静岡県の50Hzエリアで生まれ育った人なら、間違いなくふるさとを思い出せる程度には品ぞろえが良好です。
最近、「静岡といえば『さわやか』だよね」という人がいます(僕の実家近くにもありますが行ったことがありません)。しかし、さわやかは60Hz地域、もっといえば遠江の文化なので、僕たち50Hz静岡県人には縁もゆかりもありません。何なら「のっぽパン」とか丹那牛乳のほうが“ソウル”です。さわやかを語りたいなら、大井川より西側の店に行ってからにしてくれよ、と思わなくもありません。
…と、話が脇にそれそうになったので、豊洲で買える丹那牛乳の主な製品を簡単に紹介します(7月11日現在)。
■丹那3.6牛乳
学校給食で出てくるのはこれです(写真は500ml)
丹那牛乳の一番ベーシックな牛乳です。学校給食で出てくるのもこれです。豊洲のあおきなら、200ml、500ml、1Lどれでも買えます!!!!!
■丹那コーヒー
丹那牛乳に粗挽きネルドリップコーヒーなどを入れた乳飲料です。結構甘いので、飲み過ぎには要注意ですが、いい味をしています。豊洲のあおきなら、200ml、500ml、1Lどれでも買えます!!!!!
■丹那特濃乳(リンク先は確かに特濃乳ですw)
牛乳に生クリームを加えた、いわゆる「濃いミルク」です。豊洲のあおきでは500mlと1Lを買えます。
■生乳鮮度にこだわった丹那牛乳
ちょっと名前が長いですが、工場から10分以内に搬入できる牧場からの生乳だけを使って作った、プレミアム度の高めな丹那牛乳です。豊洲のあおきでは、200mlのビンを扱っています。
余談ですが、静岡県東部にある温泉や銭湯だと、これと丹那コーヒー(200mlビン)が置いてある所が多いような気がします。
■丹那ヨーグルト
工場周辺の生乳から作った低温殺菌牛乳を使って作られたカップヨーグルトです。僕が静岡県人だった頃は、これの3連パックをよく買ってもらってました。豊洲のあおきでは、単品のみを扱っています。
■丹那N-1ヨーグルト
先の丹那ヨーグルトとの違いは、乳酸菌が生きて腸まで届く「プロバイオティクスN-1乳酸菌」を含んでいることにあります。健康重視なら、こっちの方がオススメです。豊洲のアオキでは単品のみを扱っています。
■ケールヨーグルト
先のN-1ヨーグルトをベースに、静岡県磐田市の「増田採種場」で取れた有機栽培ケールのペーストを合わせた新製品です。ケールペーストはパッケージの底にあるので、好みに合わせてかき混ぜて食べましょう。単品のみです。
■ほっぺがよろこぶ牛乳プリン
平飼いで育ったニワトリの卵と、工場周辺の生乳から作った低温殺菌牛乳を使って作られたプリンです。見れば分かりますが、カラメルのないタイプのプリンで、食べ心地も結構スムーズです。豊洲のあおきでは、単品を扱っています。
ということで、丹那牛乳ファンの東京特別区住まいの方、ぜひ豊洲のフードストアあおきに行ってみましょう!!!!!
最後に、JA函南東部の営業担当者の方、有益な情報をありがとうございました。できるだけ毎週買いに行きます!!
「丹那牛乳」は、JA函南東部(函南東部農業協同組合)が生産している牛乳のブランドです。JA函南東部は、主に静岡県田方郡函南町(静岡県で2番目に大きな「町」)にある丹那盆地周辺の酪農家から生乳を購入し、丹那牛乳を始めとする乳製品を生産している、いわゆる「専門農協」です。
丹那牛乳の製品は生産地の近く、つまり静岡県東部を中心に販売されています。僕が生まれた三島市、育った長泉町を含め、静岡県東部では学校給食におけるシェアも高めです。
■俺はどうしても都内で丹那牛乳を買いたい!!!!!
最近、仕事が忙しいせいか、なぜか郷里を思い出すことが多くなりました…。「あー、丹那牛乳飲みたい(丹那コーヒーだとベター)」「丹那ヨーグルトを食べたい」と思いは募るわけです。
そこである日、JA函南東部に「東京都内(できれば23区内)で丹那牛乳を買えるお店はありませんか?」とメールで問い合わせてみました。すると翌日、早速返答が来ました。最初はスパム(迷惑メール)フォルダーに入っていたので見逃すところでした…。
すると「23区内の成城石井なら比較的取り扱っている店が多い」という旨が書いてありました。しかし、スーパーのセグメントがセグメントだけに、基本的に「生乳鮮度にこだわった丹那牛乳」という少し高めの商品がメイン。僕が飲みたいのは、若かりし頃に飲んでいた「丹那3.6牛乳」だったり「丹那コーヒー」だったりするわけです。そして食べたいのは、繰り返しですが「丹那ヨーグルト」です。もちろん、生乳鮮度にこだわった丹那牛乳もいいものなんですが、昔をなつかしみたいわけですw
で、返答メールを良く見ると、Excelシートが添付されていました。何と、東京近郊で丹那牛乳製品を商品を卸していている小売店(スーパー)の一覧を作ってくださったのです。
メール本文にもある通り、その多く(?)は成城石井だった…のですが、とあるスーパーに目がとまりました。
■なぜか豊洲に出店している「フードストアあおき」
皆さんは「フードストアあおき」をご存じでしょうか。沼津市大岡に本社のある「あおき」という会社が運営しているスーパーマーケットで、最近はアニメ版の「ゆるキャン△ Season 2」の第12話で出てきた「フードストアあおやぎ」が、そのまんまフードストアあおき 西伊豆店でビックリした所です。
で、フードストアあおきなんですが、なぜか東京都江東区豊洲の「ららぽーと豊洲 2」に東京豊洲店があります。現在住んでいる家から一番近いあおきで、原付で頑張れば30分くらいで行ける所です。豊洲には何かゆかりがあるんですよね。数年前にいとこの結婚式を豊洲でやりましたし、仕事で年に何回か豊洲に行ってました(最近は新型コロナウイルスのせいで行くことないんですが…)。豊洲に来る度に「なぜ、こんな所にあおきがあるんだろう?」って思っていながらも、なかなか立ち寄れずにいたのです。
先のExcelシートをよく見ると、フードストアあおき 東京豊洲店では丹那牛乳の主要な製品を全部買えることが分かりました。これは意を決して行くしかありません。
■涙が出てしまうほど素晴らしい品ぞろえ
結論からいうと、豊洲のあおきでは感動の涙で前が見えなくなるほど丹那牛乳の製品がそろっています。もちろん、丹那ヨーグルトの3連パックがないとか、地元と比べるとアレですが、静岡県の50Hzエリアで生まれ育った人なら、間違いなくふるさとを思い出せる程度には品ぞろえが良好です。
最近、「静岡といえば『さわやか』だよね」という人がいます(僕の実家近くにもありますが行ったことがありません)。しかし、さわやかは60Hz地域、もっといえば遠江の文化なので、僕たち50Hz静岡県人には縁もゆかりもありません。何なら「のっぽパン」とか丹那牛乳のほうが“ソウル”です。さわやかを語りたいなら、大井川より西側の店に行ってからにしてくれよ、と思わなくもありません。
…と、話が脇にそれそうになったので、豊洲で買える丹那牛乳の主な製品を簡単に紹介します(7月11日現在)。
■丹那3.6牛乳
学校給食で出てくるのはこれです(写真は500ml)
丹那牛乳の一番ベーシックな牛乳です。学校給食で出てくるのもこれです。豊洲のあおきなら、200ml、500ml、1Lどれでも買えます!!!!!
■丹那コーヒー
丹那牛乳に粗挽きネルドリップコーヒーなどを入れた乳飲料です。結構甘いので、飲み過ぎには要注意ですが、いい味をしています。豊洲のあおきなら、200ml、500ml、1Lどれでも買えます!!!!!
■丹那特濃乳(リンク先は確かに特濃乳ですw)
牛乳に生クリームを加えた、いわゆる「濃いミルク」です。豊洲のあおきでは500mlと1Lを買えます。
■生乳鮮度にこだわった丹那牛乳
ちょっと名前が長いですが、工場から10分以内に搬入できる牧場からの生乳だけを使って作った、プレミアム度の高めな丹那牛乳です。豊洲のあおきでは、200mlのビンを扱っています。
余談ですが、静岡県東部にある温泉や銭湯だと、これと丹那コーヒー(200mlビン)が置いてある所が多いような気がします。
■丹那ヨーグルト
工場周辺の生乳から作った低温殺菌牛乳を使って作られたカップヨーグルトです。僕が静岡県人だった頃は、これの3連パックをよく買ってもらってました。豊洲のあおきでは、単品のみを扱っています。
■丹那N-1ヨーグルト
先の丹那ヨーグルトとの違いは、乳酸菌が生きて腸まで届く「プロバイオティクスN-1乳酸菌」を含んでいることにあります。健康重視なら、こっちの方がオススメです。豊洲のアオキでは単品のみを扱っています。
■ケールヨーグルト
先のN-1ヨーグルトをベースに、静岡県磐田市の「増田採種場」で取れた有機栽培ケールのペーストを合わせた新製品です。ケールペーストはパッケージの底にあるので、好みに合わせてかき混ぜて食べましょう。単品のみです。
■ほっぺがよろこぶ牛乳プリン
平飼いで育ったニワトリの卵と、工場周辺の生乳から作った低温殺菌牛乳を使って作られたプリンです。見れば分かりますが、カラメルのないタイプのプリンで、食べ心地も結構スムーズです。豊洲のあおきでは、単品を扱っています。
ということで、丹那牛乳ファンの東京特別区住まいの方、ぜひ豊洲のフードストアあおきに行ってみましょう!!!!!
最後に、JA函南東部の営業担当者の方、有益な情報をありがとうございました。できるだけ毎週買いに行きます!!
Posted by せう at 23:20│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。