初売りが始まり、かなりの勢いで売れている個性派スマホ「Nothing Phone (2a)」のセール価格について詳しく見てみましょう。
イオシスでは2025年1月3日から始まった初売りセールにて、2024年モデルのミドル~ハイスペックの中間くらいに位置する
「Nothing Phone (2a)/8GB+128GB」モデルを新春特価・35,025円(参考メーカー価格 49,800円)で提供しています。
Nothingのスマホといえば背面が光る独特のデザインが話題にはなりましたが、やはり在庫は余っているようで・・・イオシスに大量の未使用在庫が流れています。
初売りセール前の時点で、
未使用の在庫が約500台ありました。
それが今(2025年1月3日夜8時)は・・・
すでに170台以上が売れているようです。たった1日でこの販売台数はかなりのハイペース。
NothingのスマートフォンはSIMフリーモデルのみが日本では販売されており、携帯キャリア版はないため(YMで初代はセット販売されていたりしますが)、普段はあまり安く手に入れられる機会はないでしょう。
Nothing Phone 2aのセット販売は、2025年1月3日時点でIIJmioがMNP一括26,800円~の特価をやっています。
MNP出来るならIIJで買うのも良いですが、契約無し・単品購入で35,025円はかなり安い水準です。
Nothing Phone 2a(8+128GB)の白ロム相場は、
・ゲオモバイル (初売り価格) Aランク中古 39,402円
・じゃんぱら Aランク中古 36,990円
・ソフマップ Aランク中古 39,480円
と言った感じで、中古状態で3万円台後半~4万円弱くらいです。イオシス初売り価格の未使用品のほうが安く買えます。
*Nothing Phoneシリーズには”a”がつかない「2」や、2aにも12+256GBモデル、その他海外モデルもあります。イオシスの初売りで安くなっているのは2a 8+128GB版だけですのでお間違えなく。
続いて、Nothing Phone 2a本体の価値・コスパについても考えてみましょう。Nothing Phone 2aはシリーズ初のおサイフケータイ対応スマホです。
Nothing Phone 2aの主な特徴は、
・6.7インチ 有機ELディスプレイ/120Hz対応/最大1300nit
・Dimensity 7200 Pro搭載(Antutuスコア 70万点前後)
・メイン50MP+超広角50MPのデュアルカメラ
・RAM 8GB+ ROM 128GB(定価49,800円)
・バッテリー容量5000mAh/45W急速充電対応
・nano SIM×2スロット対応
・IPX4/IP5X 防水防塵対応
・指紋認証+顔認証対応
・本体重量190グラム
・Nothing OS 2.5 (Android 14ベース)
といったもの。最新機種としてハイスペックと呼ぶにはやや物足りない性能ですが、ミドルレンジの中では高め、という水準でしょう。定価の49,800円なら”高くはない”という程度の評価でしょう。
他社のライバルを挙げるなら、
・OPPO Reno11 A
・SHARP AQUOS sense9
・SONY Xperia 10 VI
・Xiaomi/Redmi Note 13 Pro 5G
・motorola edge 50s pro/ edge 40
あたりが”ミドルレンジ~ハイスペック寄り”でしょうか。このあたりのラインナップはそれぞれ価格やスペックには差異があり、一長一短な部分も多いので”どれが一番”という話ではありません。
ハイエンドに慣れているユーザーはNothing Phone 2aのスペックだとメイン端末にすると物足りないと感じるかもですが、サブ用くらいなら十分なはず。2025年の初購入スマホ候補として検討してみるのも良いでしょう。
初売りセールは1月13日までが予定されていますが、このままのペースだと最後まで保たない可能性もあるため、早めに検討しましょう。
*価格は2025年1月3日時点のもの。