2010年 05月 10日
老人向けの iPod touch としての iPad
ついに、日本でもiPadの予約注文が始まりました。3G付きのモデルは、アップルストアの他、ソフトバンクや大手家電量販店(札幌ならば、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラ)の店頭に行かなければならないようですが、Wi-Fiモデルでいいならば、アップルストアでオンライン購入できます。私はもともとメールを除くと電話回線でコンピューターを使うという気はありませんので、いつでもその気になれば指先一つで購入できてしまうことが恐ろしくもあります(笑)。
値段についても、iPod touch の64Gモデルが現在は39800円とかなり安くなっていますが、初代機は32Gモデルでさえ59800円もしたことを考えると、iPadの64GWi-Fiモデルが68800円という値段は、かなりの割安感を感じます。
iPhoneという選択肢は問題外と思っている私ではありますが、いろいろなアプリが出てくるごとに、iPod touchに心が動いておりました。ここへきてiPadのWi-Fiモデルが「でかいiPod touch」として、急速に私の物欲を刺激するのをヒシヒシと感じております。
iPod touch (iPhone) も「携帯」としては比較的大きめのディスプレイを持っており、指をなぞる操作で簡単に文字の大きさをコントロールすることができたので、ある意味での視覚に関するバリアフリー化ができていたのかもしれませんが、iPadで画面が一気に大きくなったことは、新聞や雑誌そして我々ならばA4が主流の論文を読む際に大きなアドバンテージになるだろうと感じています。
老眼にとっては、朗報なのです。
また、ここでももうすでに何回か書いたような気がするのですが、私は個人でコピーした論文はほとんど廃棄してしまいました。おそらく4000部か4500部はあったと思います。最近はpdfで手に入らない論文は、「この世にないもの」と考えるようにしております。(もちろん、よほど重要なものはpdfファイルとして取り込むこともありますが、例外です。)逆に、この10年ほどでたまったpdfファイルが1000部をあっさりと越えていることもわかりました。さすがに、そのくらいの数になると脳がついていけませんので、最近になって論文のpdfファイルを整理するためにMENDELEYというフリーソフトを使い始めました。
このソフトはpdfファイルを勝手に読み込んで、自動的に文献整理してくれる優れもので、オンラインで他のコンピューターと同期して使うこともできます。残念ながら、個人で使う分には500Mバイトの容量分しか同期してくれないので、私のもっているpdfファイルをすべてオンラインで共有することはできないのですが、スタンドアローンのコンピューターの中でのpdfファイルはいくら増えても完璧に整理を依頼できそうです。また、たとえpdfファイルは共有できなくとも、リストだけはオンラインで共有できそうな気配ですので、期待しています。
それはさておき、ここで強調したかったのは論文1000部のpdfファイルといっても、その総量はたかだか2Gバイトくらいだということです、つまり私が捨ててしまった4000部の論文(重さにして100キロくらいあった?)はたかだか8Gのメモリー空間があれば全部入ってしまうということです。それが、MENDELEYのようなソフトによって整理され、iPadのようなタブレットさえ持っていれば、いつでもどこでも読めるということになったら、それはやはりすごいことではないでしょうか。
同じように、重さが何キロもあるような大学の教科書が何冊も簡単にはいってしまいます。新聞や雑誌、そして単行本だって個人所有の図書室に入るくらいの量は64Gの空間があれば簡単に収まってしまうのではないでしょうか。もちろん、1Tくらいの外付けの書庫を用意すれば一生かかっても読めないくらいの文献を2キロくらいのハードの中に収めて、いつでもどこでも読むことができるようになるのです。
いろいろなことができるという魅力は否定しませんが、iPadの持つ「革命性」はやはりこの「持ち運びでき、読める書庫」だということに尽きるというのが私の印象です。
やばい。これはもう洗脳されている・・・。
値段についても、iPod touch の64Gモデルが現在は39800円とかなり安くなっていますが、初代機は32Gモデルでさえ59800円もしたことを考えると、iPadの64GWi-Fiモデルが68800円という値段は、かなりの割安感を感じます。
iPhoneという選択肢は問題外と思っている私ではありますが、いろいろなアプリが出てくるごとに、iPod touchに心が動いておりました。ここへきてiPadのWi-Fiモデルが「でかいiPod touch」として、急速に私の物欲を刺激するのをヒシヒシと感じております。
老眼にとっては、朗報なのです。
また、ここでももうすでに何回か書いたような気がするのですが、私は個人でコピーした論文はほとんど廃棄してしまいました。おそらく4000部か4500部はあったと思います。最近はpdfで手に入らない論文は、「この世にないもの」と考えるようにしております。(もちろん、よほど重要なものはpdfファイルとして取り込むこともありますが、例外です。)逆に、この10年ほどでたまったpdfファイルが1000部をあっさりと越えていることもわかりました。さすがに、そのくらいの数になると脳がついていけませんので、最近になって論文のpdfファイルを整理するためにMENDELEYというフリーソフトを使い始めました。
このソフトはpdfファイルを勝手に読み込んで、自動的に文献整理してくれる優れもので、オンラインで他のコンピューターと同期して使うこともできます。残念ながら、個人で使う分には500Mバイトの容量分しか同期してくれないので、私のもっているpdfファイルをすべてオンラインで共有することはできないのですが、スタンドアローンのコンピューターの中でのpdfファイルはいくら増えても完璧に整理を依頼できそうです。また、たとえpdfファイルは共有できなくとも、リストだけはオンラインで共有できそうな気配ですので、期待しています。
それはさておき、ここで強調したかったのは論文1000部のpdfファイルといっても、その総量はたかだか2Gバイトくらいだということです、つまり私が捨ててしまった4000部の論文(重さにして100キロくらいあった?)はたかだか8Gのメモリー空間があれば全部入ってしまうということです。それが、MENDELEYのようなソフトによって整理され、iPadのようなタブレットさえ持っていれば、いつでもどこでも読めるということになったら、それはやはりすごいことではないでしょうか。
同じように、重さが何キロもあるような大学の教科書が何冊も簡単にはいってしまいます。新聞や雑誌、そして単行本だって個人所有の図書室に入るくらいの量は64Gの空間があれば簡単に収まってしまうのではないでしょうか。もちろん、1Tくらいの外付けの書庫を用意すれば一生かかっても読めないくらいの文献を2キロくらいのハードの中に収めて、いつでもどこでも読むことができるようになるのです。
いろいろなことができるという魅力は否定しませんが、iPadの持つ「革命性」はやはりこの「持ち運びでき、読める書庫」だということに尽きるというのが私の印象です。
やばい。これはもう洗脳されている・・・。
by stochinai
| 2010-05-10 22:00
| コンピューター・ネット
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Comments(5)