気候変動を専門とする研究者らが「温暖化を防ぐためには原子力が必要」との公開書籍を発表 102
ストーリー by hylom
増え続けるエネルギー需要 部門より
増え続けるエネルギー需要 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
元NASAのHanes Hansenら地球環境や気候分野でのトップ研究者4人が、連名で原子力発電システムの開発を推進することを求める公開書簡を発表したそうだ(CNN.co.jp、AP)。
発表者として名を連ねているのはJames Hansen氏のほか、Ken Caldeira氏、Kerry Emanuel氏、Tom Wigley氏という、この分野では世界トップクラスの研究者らだ。彼らの主張は、化石燃料による二酸化炭素排出量増加を止めるために原子力発電が必要というものだ。
また、太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用については、現実のエネルギー消費量の増大に対応できるほどの規模拡大はできないとしている。とはいえ、既存の原発がまだ完璧ではないということも認識しているとのこと。そのため、より安全な原子力発電システムが必要との主張だ。
残念だけど現実 (スコア:5, すばらしい洞察)
地球上に70億を超える人がいて、それらの人が先進国エネルギー大量消費型ライフスタイルを目指しているという現実、それが最大の問題。もし世界人口が数億人であったなら、環境問題面からもエネルギー需給面からもそう大きな問題にはならないはずです。
その中で、原子力に頼らない社会というのは説得力に欠けている。
脱原発社会、それを目指す努力というのは当然必要だけど、政府や当局にクレームや圧力を掛けていれば実現すると考えるのはあまりにも幼稚。
とはいえ厄介な原子力発電。重大事故や廃棄物問題などを考えると決してスジの良い方法とも思えず、担っている当局者への信頼が地に落ちている等、問題山積みなのは事実なのだが、既にパンドラの箱を空けてしまったことは自覚すべきだろうと思う。その箱が空いてしまった中で、次善策を探ってゆくしかないんだ。
「やーめた」と宣言すれば今後の負担や責任から逃れられるのならどれだけ楽だろうかと思うが、そうも簡単ではない。
「原子力が必要」。残念だけど、逃れられない現実だと思うよ。
Re:残念だけど現実 (スコア:2)
人類は全然過去の過ちに懲りないから、国一つくらい汚染されて住めなくなくなるくらいのさらなる大惨事が起こらないと目が覚めないのが現実みたいだね
Re:残念だけど現実 (スコア:5, すばらしい洞察)
火力燃料代の上乗せ、炭素税の未導入、二酸化炭素排出量削減未達成分のペナルティ、どれも見なかったことにして、
> 「原子力はもう不要」
は無いだろう。そのうち不要にはなるかもしれんが。
今まさに、これらの支払い責任から、全力で逃げてる最中なんだから。
社会保障費ちょっと上げるって言っただけで、死ぬ死ぬ言ってんだから、これらが製品に転嫁されたら、死人だらけになって、エネルギー需要が減るけどね。
Re:残念だけど現実 (スコア:1)
少なくとも直接関わっている工場や、間接的に話を聞いたところでも、電源が足りてるという状態とは思えないです。
数年は維持できるところもあるでしょうけど、中小だと数年も、もたないところもあるんでは?
Re:残念だけど現実 (スコア:1)
#2490659と#2490663の指摘している
追加しておくと、火力発電も原子力発電が止まってる穴を埋めるためにポンコツまで引っ張りだして、メンテも先延ばしして無理やり稼働させたり、過負荷運転に陥ったりしているし。
そのうち火力の突発的な故障とか増えそうだし、景気が良くなる方向を目指すなら電力需要も増えるだろうしヤバイと思うぞ。
それに日本は、大東亜戦争と太平洋戦争、オイルショックで学んだ化石燃料の地政学的リスクを経験したからこそ、火力の代替とリスクヘッジとして原子力を入れ、そして経済力によって資源と共に先の戦争の背景となった慢性的な人口過多を解決して、狭くて資源も乏しい険しい島の中で1億人超の人口が先進国型の生活を送れているんだけど、化石燃料台の上乗せで貿易赤字じゃ蓄え食い潰したらおしまい。「経常黒字ガー」という反原発もいるけど、植民地支配できる軍事力もない国で貿易赤字が定着してはいつまで持つか怪しい。
#コメントざっと読んだけど、噂通り放射脳の巣窟化しているね。
Re:残念だけど現実 (スコア:2)
翻ってウランやトリウムは オクロの天然原子炉 [rist.or.jp] を見れば判る通り自然に核反応が起きるほど地球上に固まって資源がないんですな。
はっ!もしや #2491151 [srad.jp] は10数億年過去からやってきた未知の知的生物のタイムトラベラーなのか!?
結局は相対的な問題 (スコア:1)
Take a calculated risk というやつだ。
Re: (スコア:0)
放射性廃棄物は田舎町にでも押し付ければいいけど、
温暖化はまんべんなく、むしろ都市部に打撃が大きいからね。
原子力船、原子力バス、原子力飛行機がないからムダ (スコア:1)
> 化石燃料による二酸化炭素排出量増加を止めるために原子力発電が必要
発電しかできない原子力では何の意味もないですよ。
日本でいえば、電力エネルギーというのは「総エネルギー消費」の20%くらいでしかない。
EVも出始めているけど自動車での移動・貨物輸送は電力と無関係。
土木・建設系重機もEVで置き換わるコトはない。
航空機、貨物船など物流だけに限っても電力が関与するのは一部の鉄道輸送のみ。
発電を全て原発に置き換えても、温暖化防止への寄与は「20%未満」ということです。
また、原発そのものが運転に大量の石油製品を必要とします。
放射性物質の付着を防止するなどなどの目的で使い捨てつづけられる
品々は石油製品なくしては供給できません。
他の産業向けも同じくで、プラスチック類の石油製品を生産する際の副産物としての重油を
火力発電で燃やすのは経済的にも、環境保全としても極めて正しいサイクルです。
処理方法がなく、十万年単位での保管を要求する危険物を生み出す原発に比べ、
二酸化炭素の分離・貯留技術は既に「コストだけ」のレベルにありますし、
二酸化炭素を酸素に還元する実効ある手段もいくつもあります。
「より安全な原発システム」というのは机上の空論です。
核燃料の採掘、精錬、輸送の様々な段階で放射性物質での汚染が繰り広げられています。
どんなに地震対策や津波対策をした原発を用意しようと、
放射性廃棄物を輸送するトラックが津波に流されることは防ぎようがありません。
原発なんて「発電してます詐欺」ですね。
Re:原子力船、原子力バス、原子力飛行機がないからムダ (スコア:1)
>二酸化炭素の分離・貯留技術は既に「コストだけ」のレベルにありますし、
コストだけって、そこを無視しちゃいかんでしょ
あとエネルギー/CO2排出の収支を考えたトータルの利得もね
>二酸化炭素を酸素に還元する実効ある手段もいくつもあります。
そのような技術は確かにありますが、今のところトータルシステムとして、
エネルギー的もしくは最終的なCO2排出量の利得が無いのです
少なくとも実効あるとは言えないレベルですよ
机上の空論度合いとしては、どっちもどっちかな?
彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:0)
「より安全な」と言っても、その安全が他の発電に比べてほど遠いというか、桁違いなんだよね。発電してる時も、その後も。
確かに二酸化炭素排出は減るだろうけど、発電後の放射性廃棄物を半永久的に抱えなければならない。彼らはそこのところを無視してるよね(日本について見るなら、日本みたいな土地の狭い地域の問題)。再生可能エネルギーを除けば、地球を汚さずに発電なんてできないし、原子力発電が不可欠視しないといけないほど圧倒的にクリーンだとは思えない。
影響としては、原子力発電の作る電力が大きいから、他の発電の技術や効率向上、節電(技術面にしろ、精神的な面にしろ)がないがしろにされる。政治的に見ると、ないと困る、を錦の御旗に際限なく作り続けたり、反対を根こそぎ否定(これは政治家レベルに限らず、ネット掲示板のような大衆レベルでも言える)する。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:4, 参考になる)
福島事故前の原子力と石炭火力の発電量は大体同じなんだけれど、原子力は年に27トンの使用済み核燃料(これは未燃焼の238Uやプルサーマルで燃料に供されるPuも含む)を排出する。
片や石炭火力は年間に420万トンの石炭灰(これは中に混ざってるUとTh合わせて200Bq/kg程の放射能を持つ)を出し、8トンの水銀を環境に放出してる。
CO2は言わずもがな。
石炭灰の放射能は原子力発電所から出たとすれば放射性廃棄物扱いになる高さなんだけれど、電気事業連合会が泣きついて規制から外してもらい産廃として処理されてるが、余りの多さに処分方法に苦慮してるのが現状だ。コンクリの骨材にしてみたりな。
で、何がクリーンだとは思えないって?
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
ウラン燃料の濃縮度を10%として27を10倍すると年間270トンの使用済み核燃料。
多分だいたいあってる。そして日本がワンススルーを選択しない限り実際に高レベル放射性廃棄物となる量はもっと小さい。(比率憶えてないし調べるの面倒)
やっぱり420万トンに比べれば大した量じゃないと思うがね。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:2)
軽水炉のウラン燃料は天然ウランを10倍濃縮するのか。知らなかったよw。
劣化ウランやウラン残土云々言い出したら発電産業合わせて1千万トン出る放射性の石炭灰はどうするのさ。それと完全にアンコントローラブルの水銀。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:2)
問題が表面化してないんだー。( ´・∀・`) ヘー
特定の魚を食べるなとか厚生労働省が警告出してたりするのに問題が表面化してないんだー。
気楽なもんだなオイ(嗤。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:2)
これを基にざっくり計算すると日本の石炭火力発電所が運転するとオーストラリアで炭鉱労働者が2年に1人死に続けます。また、 『発電方法別の発電量当たり死者数の比較』 [togetter.com]このようなまとめもあるんでご参考に。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
> 反対を根こそぎ否定(これは政治家レベルに限らず、ネット掲示板のような大衆レベルでも言える)する。
ここスラドでも以前のストーリーで
A「エネルギー安全保障のために輸入した燃料ではなく原発を(キリッ」
↓
B「あれ?現状ウランは輸入してるし、使用済み核燃料からプルトニウムを抽出するのも外国頼みだよね?じゃあ原子力でもエネルギー安全保障は無理だよな。どのみち詰んでるじゃんwww」
↓
C「だったらお前が死ね!」
という途方もなく頭の悪いコメントの応酬を目にして唖然としたな。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
>これだけ分散していれば、二つ位の資源が1年位入手できなくなっても、大きな影響は無い
いやいやいや、大有りでしょ。
例えば、ものすごく単純に考えて資源を「石油」「石炭」「原子力」と3等分して
「石油」がダメになった場合、
原子力が無ければ、「石油」と「石炭」の2つのうちの「石炭」だけしか残らないから、1/2になる。
原子力があった場合、3つのうちの1つが無くなっただけだから、2/3が残る。大きな違いだよ。
それに、同じ種類の資源の場合、入手先の一つがポシャるだけで他所からの価格が跳ね上がる可能性がある。
だから、その期間の価格の変動に影響されない「1年以上もつ」資源が必要なんよ。
価格が変わらない(買わないですむ)資源をもってること自体が、他の資源の価格上昇を抑えるのよ。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
反原発派はすぐに廃棄物を持ち出したがるけど、そんなの地中に埋めて近づかなければ済むんだよ。どうせ今世紀中に世界人口はピークを迎えて、後は衰退するだけなんだから、土地なら数千年後には有り余るほどたくさんあるだろう。
それに対して、温暖化は逃げ場がないんだよ。それに一旦崩れたバランスは、元に戻る保証は全くない。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
使用済みだとだめなの?
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
一定濃度以下なら放出しちゃっていいよってガイドラインがあるんですよね。
Re: (スコア:0)
そうだね、一番の問題は、冷戦期に反核団体によって洗脳されてしまって、原子力と言うと途端にバイアスがかかりまくることだろうね。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
数千年後には間氷期が終わって氷期に戻るだろ。
温暖化など間氷期だけの話だ。もともと気候にバランスなどない。氷河期と温暖期、氷期と間氷期がカオス振動するだけ。
温暖化なんかで人類絶滅はないが、100年もたずにテロで自滅しそうな人類が鬼を笑わせるんじゃないよ。
絶滅テロが可能な時代になってるんだからな。
機密管理が強化される原発がテロを増加させるのは必然で、おまけに原発はテロに弱い。
the.ACount
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
高校微積程度の数学とネットでの検索方法を勉強しているなら、 今後100年間、日本の全消費電力を原子力でまかなった際に排出される 放射性廃棄物を貯蔵するのに必要な面積と、 火力発電でまかなった際に排出される二酸化炭素のトン数を計算してみたら?
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:3)
ストーリーの人々が言ってるのは「俺が知る限り原子力以外じゃ無理だよ」っていうことで、原発なら安全簡単に目的が達成できるってことじゃないんじゃないでしょうか。火力とか風力とかでは温暖化の進行が止められないとしても、人類にとっては温暖化しまくって氷河期突入したほうがいいのかもしれない。温暖化問題の専門家から見れば、そこはあんまりここで議論するべきポイントではないんじゃないかと思います。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
100年後には、放射性廃棄物を地球の外に捨てに行けそうな気がする。
そのくらいできてないと人類は生活圏を宇宙に広げて行くこともできず、地球という小さなフラスコの中の生態系とともに寿命を迎えるだろう…ということはないのかな。それにいまから100年くらいで地球外へ飛び出しておかないと、放射性燃料も化石燃料も切れてジリ貧となりそう。
宇宙に出たら、水や酸素がないところで高速増殖炉が安全に稼働できて放射性燃料が一万年分くらい増やせるとか、明るい未来予想図がかなえられていってほしいところですねぃ。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
でも、最終処分場は立地の問題が在るからムリ。それで揚げ足取ったつもりとか放射脳はいい加減学習しろ。
Re: (スコア:0)
地球様にとっては地表の些細な汚染など蚊にさされたような物だろうから、クリーンかどうかは結局は人間という種族が納得するかどうかだけのものでしかないんじゃない?
Re: (スコア:0)
放射性廃棄物なんて核種変換を行えば処理は出来るんだよ。
経済的かつ効率的に出来るようになるまでは、技術開発に
投資をしっかりして継続させることが重要。
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:1)
> 放射性廃棄物なんて核種変換を行えば
それができれば苦労しない。
核種変換を研究するオメガ計画が無残に失敗したというのに、まだそんな寝言をほざくのかい?
Re: (スコア:0)
たった20,30年程度の調査で解決できるなら、苦労でもなんでもないな。
上のレスは、
| 放射性廃棄物を半永久的に抱えなければならない。
ってことの回答だろう。
寝言をほざくなとか言っているけど、200,300年後の未来でも(商業的に)核種変換出来ないと思っているからなのか?
個人的には、政策として原子力研究を始めたアメリカなら、1世紀後には達成できていても可笑しくないと思うのだが。
そのあたりの情報が欲しいな。
Re: (スコア:0)
加速器を使って半減期の長い放射性廃棄物に中性子ぶちあてて半減期が短い物資に変換する技術って
まさに今実験機をくみ上げてこれから実験している状態じゃなかったっけ?もう失敗が確定したの?
Re:彼らの主張も一面に過ぎない (スコア:2)
ちょうどこれから本格的に研究しよう、というところです。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/170946.html [nhk.or.jp]
この見積りでもまだ20年から30年はかかる見込みのようですね。
トップ? (スコア:0)
「トップ4人」という言い方がすでにいんちき臭い。
大勢いる中の「たった4人」と言い換えると印象ががらっと変わる。
「気候変動を専門とする」の中身も怪しいし。
水俣病の時は「自称専門家」がワラワラ現れたが、黒幕の中には江上不二夫はじめ、戦後の日本の科学界を牽引していた大物の影もちらついている。
医学、物理学、化学界の大物には嘘を垂れ流して被害拡大に貢献した人物が多い。
一貫して危険を訴えていたのは、元社員含めた、現地の医者やエンジニアが多く、みな若く、専門も下水や都市工学といった聞きなれない分野の先生が多い。
水俣病の「歴史」に学ぶと、今何が起きているかよくわかるよ。
Re: (スコア:0)
その話、興味ある。出版されているなら、本の名前を教えて。
Re: (スコア:0)
それと、「トップ4人」の中に原子力に関する人が一人もいないという不思議。
二酸化炭素排出量が少ない=原子力という考えの専門分野以外は疎い人たちと推論。
※詰め寄ると「それはそっち方面の専門家が考えてくれ」とか言い出しそう
Re:トップ? (スコア:1)
原子力に関する人が一人でもいるとステマ疑惑がかかるから。
詐欺師の特徴 (スコア:0)
~の為に~をやれという奴ね。
原発は必要だから作ります
と言いつつ天下り先を増やしているのが現状。
Re:で、その安全な原子力発電システムってのはどこにあるの? (スコア:1)
今それが無いから「より安全な原子力発電システムが必要と」主張するのが今回の主目的だと読んでしまった。
Re: (スコア:0)
存在しないもの同士という意味では
「より安全な原子力発電システム」よりは
「規模拡大可能な再生可能エネルギー」のほうがまだ現実的かもね
Re:で、その安全な原子力発電システムってのはどこにあるの? (スコア:1)
> 「規模拡大可能な再生可能エネルギー」のほうがまだ現実的かもね
根拠は?
基本的に原発は無い方が良いと思うACだが、「より安全な原子力発電システム」
は、よりメルトダウンに陥りづらい構造/制御にすれば現実的な規模で実現できると
思うが、「規模拡大可能な再生可能エネルギー」は想像できん。
再生可能エネルギーは大規模設置となった瞬間に、環境破壊がセットで付いてくるのも問題。
(森林環境破壊 = 風力・太陽光 沿岸部環境(海中)破壊 = 波力・風力)
放射性廃棄物問題は、核種変換等の実現が出来れば先は見えるかもしれんが、
再生可能エネルギーの設置問題は、そのもの自体が問題だからなぁ。。
今仕事で直面しているので絶対AC
Re:で、その安全な原子力発電システムってのはどこにあるの? (スコア:1)
>> 「規模拡大可能な再生可能エネルギー」のほうがまだ現実的かもね
>
> 根拠は?
ジェラルド・ワインバーグの言う封筒裏の計算、あるいは物理屋さんの言うフェルミ推計ですかね。
地球に降り注ぐ太陽エネルギーは、人類の消費するエネルギーの、およそ1万倍。
ということは、地球表面の1%を使って、10%のエネルギー効率で変換できれば、全人類の利用する
エネルギーはまかなえることになる。(単純計算だと表面の0.1%になりそうだけど、球面に投影する
ことと夜の部分があることを考えて、面積をざっくり10倍してます)
実際には、低緯度地域に広大な砂漠があるので、これは余裕で実現可能な数字でしょう。
(送電効率は1万キロで30%ロスぐらいなので、問題なし)
もちろん政治的・経済的理由で、数十年先ぐらいだと厳しいけど、もっと先なら、かなり余裕で達成
できるでしょう。技術面だけなら、現在の技術で実現できる話だし。
Re:で、その安全な原子力発電システムってのはどこにあるの? (スコア:1)
>放射性廃棄物問題は、核種変換等の実現が出来れば先は見えるかもしれんが、
これ言いだすと、結局は高利貸しで自転車操業を続けるって意味に成り、ちょっとでも実現目論見が遅れると(多分、既に実現している筈の技術だよね?)
生産されるエネルギーに対して廃棄物管理(処理で無く管理ね)の為のエネルギーの比率がどんどん上がってしまう可能性という恐ろしい話が有る訳だが。
Re:で、その安全な原子力発電システムってのはどこにあるの? (スコア:1)
今回の事故で処理技術も格段に上がったから、次事故あっても大丈夫さw
Re: (スコア:0)
よりメルトダウンに陥りづらい構造/制御が実現可能でも、よりメルトダウンに陥りづらい人的環境が実現不可能ってことでしょ。
Re: (スコア:0)
無題 (スコア:3, おもしろおかしい)
国破れてサンガリア
Re: (スコア:0)
城春にしてソーダもペプシ