実は、、この『ノクドゥ伝』(KBS 2019年の作品 全16話) 視聴しようと思いながら、見そびれてしまい‥‥
たまたまTV東京で11月中旬頃まで放送してたので楽しみに観てました。時代背景は朝鮮時代で、第15代光海
王の治世。まぁ~この辺の宣祖⇒光海⇒仁祖の時代は、さまざまな視点で映画やTVでよく描かれますね。
ちなみに、古くは『ホ・ジュン』や『華政(ファジョン)』、映画『王になった男』など…etc
原題は『조선로코―녹두전 朝鮮ロコ―緑豆伝』なのですが~朝鮮ロコの ”ロコ” って、、何 ❔と調べたら~
今風に言えば、ロマンス+コメディ⇒いわゆるラブ💓コメのこと。緑豆は⇒ノクドゥの漢字表記。緑豆には
解毒作用があり、毒を盛られ始末されそうになった人に 解毒のため緑豆を飲ませるシーンがよく描かれます。
そう言えば、名は体を表すじゃないけど~ノクドゥには毒気を抜くというか 状況を和らげる役割りをしてた
様に思う。ただ、これWeb漫画原作のフュージョン系史劇なので、史実は3割りほど(?)かと…。
とにかく、とりとめもなく綴りたいと思います。あっち、こっち飛ぶかもしれませんが~^ ^ゞ

ところで、、主人公のノクドゥは寡婦村へ潜入し女装するハメになったけど‥‥優しげな草食男子風で、なかなか
キレイでした。顔立ちが光海役のチョン・ジュノに似てると思ったら~さもありなん親子役だから雰囲気・顔立ち
の似た男優を選んだのかと。ノクドゥ役のチャン・ドンユン←私的には、お初。恋バナ
の相手役キム・ソヒョン

は、子役時代から見てるので若いけどベテランかな~これからも楽しみな女優。
男性が女装するという展開の史劇は『朝鮮美人別伝』(前後編)に続き二作目。『朝鮮美人別伝』では 宮廷で踊り
を舞う夢を実現させるため女装する青年の話で、歌あり踊りありの朝鮮版ミュージカル。ノクドゥの場合は 隠れ
蓑の女装だしね…。出生の秘密で つらい因縁を抱えてるので、こういう描き方しかできなかったのかな。私的に
陶器師の夢を叶えるために男装し、奮闘する物語りは同じ女性として共感を覚えた。
少~し引いて冷静に見てみると、主人公はノクドゥなんだけど…歴史の水先案内人という感じがしないでもない。
確かに、光海の息子ではあるものの史実とは違い過ぎるし。やはり、メインは光海王であり綾陽君のちの第16代
仁祖王への流れ、そこが視点かと。また、強い寡婦列女団とか魅力的で面白いキャラがいろいろ登場して 楽しく
視聴したけど、、、逆に光海王の苦悩する姿や心許し信頼できる臣下がおらず、疑心暗鬼で孤独だったことを際立た
せていたように思う。どの時代も勢力争いで野望を遂げるために虎視眈々と隙を狙って、足の引っ張り合い。
最後は、綾陽君のクーデターで光海は王座から引きずり降ろされてしまったわけだし‥‥
ちなみに、李氏朝鮮王朝には王位を奪われた王が二人います。それが、燕山君と光海君。。
二人とも暴君として名高い。とくに、朝鮮王朝で稀代の暴君と言われる第10代王の燕山君(ヨンサングン)。
しかし光海君(ファンヘグン)は、近年では外交に長けた王であったという評価もされてるようで、歴史書に
書かれている様な~本当に、、、暴君だったのか(
)という意見もあるそうな。。。



※本文中の敬称は省略しています。ご了承ください m(__)m
Last Modified :
コメントありがとうございます。『イルジメ』は本当に面白かったですね。イ・ジュンギ君
カッコ良かったし、ストーリーも共演者もハマってた。フュージョン史劇が花盛りという感じ
です。ただ、正統派の史劇もときどき観たいと思うさらんへよです~
この『ノクドゥ伝』もなかなか良かったですね
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