さいたま市大宮区にミニシアター「OttO（オット）」が2025年3月下旬オープンです。
大宮駅西口から徒歩5分の桜木町に誕生します。
かつて大宮駅周辺には12件もの映画館があり、文化の発信拠点として賑わいを見せていました。しかし、現在は駅から離れた場所にシネコンが2件あるのみとなっています。そんな中、地域の文化を支える新たな拠点として、ミニシアター「OttO」が誕生することになりました。
このプロジェクトを手がけるのは、地元在住の今井健太氏です。義父が所有する建物の区画整理による建て替えをきっかけに、土地の管理運営を託されました。駅近という好立地にもかかわらず、今井氏は単なる住宅再建ではなく、地域の未来を見据えて文化インフラとして活用する決断を下しました。
■施設の特徴
■施設の特徴
1階：カフェスペース
モーニングからナイトタイムまで営業
映画関連書籍やコミックを備えたブックカフェ
週末にはマルシェやフリーマーケットも開催予定
2階：シアタールーム
約220インチのスクリーン
50席の観客席（山形の「鶴岡まちなかキネマ」から譲受）
映画上映以外にも音楽ライブや講演会にも対応
3階〜5階：シェアハウス
全25室のシェアハウス
短期滞在から長期契約まで対応可能
女性専用フロアあり
■施設のコンセプト
OttOは単なる映画館ではなく、地域コミュニティの中心となることを目指しています。映画を観る人、カフェで休憩する人、シェアハウスの住人など、すべての人が同じエントランスから入る設計となっています。
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