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病みBLを本気で開拓中の私が今まで読んだ本を紹介する-その1

このブログにはAmazonアフィリエイトを貼っていて、たまーにポチっていただいているようです。その中でよく買われているのがなんと病みBLでした。病みBLについて書いた記事も比較的アクセスが多い様子。
→すっごい病んでるBLマンガが読みたい


「病みBLなんて超ニッチなジャンルそんなに需要あるわけないよね」と思い込んでいたけれど、ニッチなジャンルだからこそ情報は少ない…
そこで、「だったら胸を張ってこのジャンルを開拓して書いてしまえばいいのでは」という結論に達しました。ので、わたしがいままでに読んだ病みBLを新旧問わずデデンとまとめてご紹介します。

わたしのように病みBLを探し求めている人向けにご紹介しているので、極力ネタバレは書いていません。ので、購入の参考にしてもらえたらうれしいなあとおもいます。


兄弟、兄弟―夏―、兄弟―冬― /丸木 文華


兄弟 (アズ・ノベルズ)兄弟―夏 (アズ・ノベルズ)兄弟―冬― (アズ・ノベルズ)

病み度★★☆☆☆

小説。「病んでいる兄弟もの(血縁関係あり、できれば弟×兄)が読みたい!」という一心でたどり着いた本。丸木さんはBLゲーム『マスカレード』のシナリオもやっているということで購入したのでした。
1冊目は弟→兄の執着そしてヤンデレ、2冊目の『夏』はイチャイチャ多め、弟→兄は執着しつつ独占欲強めで兄→弟の依存も出てきた感じ。
3冊目の『冬』はまだ未読です。早めに読みたい。


三人遊び/丸木 文華


三人遊び (二見書房 シャレード文庫)

病み度★★☆☆☆

小説。丸木先生は病み作品が多いということが分かったので作家買いしたもの。
タイトル通りサンピーもので幼馴染。恋愛要素は少なめだけど、終わり方に病み要素が。こういった読後感がモヤモヤしたものは好み。


あんたとお前と俺。/丸木 文華


あんたとお前と俺。 (白泉社花丸文庫BLACK)

病み度★☆☆☆☆

小説。義兄弟、そしてさんぴーもの。とつぜんできた兄と弟と主人公。たのしそうです。正直、兄弟ものって個人的には血のつながりがないとダメなのだけど、これは3人がお互いに依存高めだったので満足。病み度は低めだけどそれぞれの矢印が絡み合っている様が楽しかった。

mother/丸木 文華


mother (白泉社花丸文庫BLACK)

病み度★★★★★

小説。丸木さんの病みBLをフル発動させたらこうなった!的な作品。
犯人が判明したあたりから病み要素が次々判明してくるところなんかとっても興奮しました。ヤンデレの炸裂っぷりに思わずツイートしてしまったほどにステキな病みっぷり。
ヤンデレに感化されて相手も病み始めて相互依存、そんな話が好きな人はぜひにぜひに読んでいただきたい。


ふたご~緋牡丹と白百合~/丸木文華


ふたご~緋牡丹と白百合~(アズ・ノベルズ)

病み度★★☆☆☆

小説。明治・大正時代あたりのしっとりBL。言葉づかいも奥ゆかしさで溢れていて時代背景にマッチ。本当に情緒あるホモ。
ちょっと猟奇的(カニバ)な描写ありなのでどうしても地雷の人は避けたほうがいいですが、わたしはガチでやってくれてもよかったな!
ふたごというところもポイント高いです。
「ふたごって普通の兄弟より仲良くしてても許されるものなんだよ」ってマイエンジェルが言ってた。


堕ちる花、姦淫の花、闇の花/夜光 花


堕ちる花 (SHYノベルス)姦淫の花 (SHYノベルス)闇の花 (SHYノベルズ)

病み度★★★★☆

小説。兄弟もの(血縁関係あり)3部作。ミステリー要素があってストーリー自体も魅力的なので続きが気になって一気に読み進めてしまった。
話も面白いし、兄弟BLの要である背徳感や葛藤の描写もしっかり描かれていてすてきでした。
わたしは心中ものも好きなので、それっぽい描写が最高でした。


背徳のマリア(上下巻)/綺月 陣


背徳のマリア (上) (ガッシュ文庫)背徳のマリア (下) (ガッシュ文庫)

病み度★★★★★

小説。こんなにも病みと依存度が振り切れている本が読めてわたしは幸せです…!
ストーキングとか暴力とか拘束とか、病んでいる故の行動パターンってある程度テンプレがあるけれど、この作品に出てくるキャラクター達は常軌を逸脱するレベルの行動をします。

ヤンデレのテンプレに飽きた人、痛い表現が大丈夫な人向け。
萌えはほとんどなかったけれど、読後感の悪さもすてきで芸術的な病みBL。
あと、兄×弟の脇カプがいるのですがこれがかなりわたしのツボでした。このカプでスピンオフを書いたらいいのに!と心から叫びたい。



ということで7作品の紹介でしたよ!まだまだたくさんあるので続きはこんど。



病みBL (GUSH COMICS)病みBL (GUSH COMICS)
(2013/11/15)
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