怪奇な出来事が次々と起こるかもめ学園を舞台に、学校の七不思議の謎を探る少女と怪異たちの姿を描く『地縛少年花子くん』。2025年1月12日からスタートするTVアニメ第2期を前に、花子くん演じる声優・緒方恵美さんのインタビューをCUT1月号にて敢行しました！
花子くんの心にも深く迫っていく第2期への思いや、自身が「呪縛」と語る少年役への向き合い方について、葛藤や傷を持った数多の少年役を演じてきた緒方さんだからこその言葉をたくさんお届けしています。
以下、インタビューから一部抜粋してご紹介いたします。

第1期の1クールの中で、彼が本当に本音でしゃべってるセリフはふたつか三つくらいしかないと思っていて（笑）。第1期の時は原作も今ほど進んでいなかったし、本音を言わないことの根っこに何があるのかはあまりわかっていなかったんですよ。（中略）第2期に入って理解できる部分も増えてきたんですけど、それでもまだ彼の闇とか、何か違う部分がもっとある気がしていて。演じながら「あぁ、そうか」って見つけていく作業を今でもずっとしている感じです。演じ始めて何年も経つのにここまでわからないことがあるキャラクターは、もしかしたら初めてかもしれないです

長くやっていた14歳（碇シンジ）は、リアリティがある少年でなければならなくて。こういう言い方とか、怒る時はこうとか、そんな理屈では説明できないリアルな反応をしなければならない役だったし、監督もそのリアルさをずっと追求していたので……触るとひりつくような感覚っていうんですかね。そういうものをずっと持ったままなんですよ。私自身もそうですけど、普通の大人は、自分のひりつく部分って普段は覆っているんですよね。私は、その覆っているものを全部取るって作業を長年やってきたから。そういう部分が、花子にも入っているといいなと思って演じてます

インタビューの最後に緒方さんに今抱いている夢を訊くと「もちろん、『地縛少年花子くん』のヒットですね！」と答えてくれるなど、作品への熱い思いを言葉を尽くして語ってくださり、放送が楽しみになるインタビューとなりました。インタビュー全文は本日発売のCUT1月号にてご確認ください！（阿部文香）

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