中国の改造犬としなもんと私の共通点

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090410/chn0904102001002-n1.htm

10日付の中国紙、京華時報は北京市郊外のペット市場で体毛を染色したり、塩水注射で口元を整形したりした“改造犬”が販売されていると報じた。整形された犬は短期間で死亡してしまうケースも多いという。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090410/chn0904102001002-n1.htm

白色のプードル犬は1匹700元(約1万円)だが、褐色に染めると「テディベア」のように変身し、1500元の値が付く。チャウチャウ犬の雑種の口元に塩水を注射し、唇を腫らすと純血種のように見栄えが良くなり、値が上がる。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090410/chn0904102001002-n1.htm

解説

しなもんはウェルシュ・コーギー・ペンブロークです。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク - Wikipedia

尻尾の長さは犬種スタンダードに含まれないため、尻尾は生後数週間で切断(断尾)されるのが一般的であった。

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク - Wikipedia

切断の方法は、尻尾の根本をバンド状のもので締め付け、人為的な血行障害をおこさせて行う。尾骨の関節で切断されるため、実施方法によっては完全に根本から切断されず、ごく短い尻尾が残っている個体もみられる。従来、生後数週間であればこの方法によりほぼ無痛で断尾ができると考えられたが、近年では子犬でも痛覚が発達しており負担がないとは言いきれないとの指摘もあって、動物愛護の観点から断尾が見直される傾向があり、いくつかの国では断尾を禁止する法律も施行されているが、日本ではコーギー=尻尾が短い、または無いと言うイメージが多いためか、多くは断尾されている。(ペットとして飼うなら尻尾を切断する必要は特別ない、との見方もある)

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク - Wikipedia

しなもんの場合は、ペットショップで購入されたのでおそらく仔犬のころに断尾を受けたのでしょう。

参考


しなもんのお尻

改造について

その「改造」が命にかかわるか否か?というのは大きな違いではありますが、程度の問題はさておきコーギー以外にも断尾や断耳というのは行われており、ここでいう「改造」は珍しいものではありません。

ちなみに

私自身も「改造」されています。
生後4ヶ月ごろの私の写真
(生後4ヶ月ごろの写真)
右耳が「小耳症」という耳介形成不良で生まれたので、小学2年生のころに「改造」手術(形成手術)を行いました
小学2年生の1度目の手術後に病室で撮影したもの
手術は学業に影響がないよう長期休暇の時期に行われ、小学2年生の夏休み、冬休み、そして翌年の夏休みにかけて、計3回。
で、現在の耳はこのような感じになっています。
現在の私の右耳
20年ぐらい前の「改造」手術でしたから、普通の耳そっくりというわけにいかず、まだまだいびつです*1がまぁメガネをかけたりするには支障はありません。ただし、聴力はほとんどなし。


ま、私も「改造」人間ということで。


[しなもんと共通]



参考リンク

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*1:現在は医療や技術の発展により、普通の耳と区別がつかないほどきれいに形成できるそうです