開催中のロンドンオリンピックで、開会式の際、日本選手団が“謎の退場”をさせられていたのではとの在ロンドンの日本人のブログがTwitterなどで話題に。東京都の猪瀬直樹副知事も「確認したい」と関心を寄せている。
話題となっているのは、ロンドン在住の「Ruby」と名乗る個人のブログ。29日付けの日記でロンドンオリンピックの開会式に行ってきたことを写真付きで報告しているのだが、この中で日本選手団が開会式の入場行進の直後、誘導されるようにフィールドから退場しているとしている。
通常、選手団は入場行進のあとは開会セレモニーに参加するためフィールド内に留まる。これでは聖火点灯などのセレモニーを日本選手団は観られなかったことになる。写真を見るとたしかに入場行進の途中で脇出口から退場しているように見える。「Ruby」氏も「なぜ?」と疑義を呈し、「私はすべてのチームを見ましたが、あとにも先にも、ここから退場したのは日本チームだけです」「すべてのチームがトラックの真ん中にならばされているのに、日本チームだけが、この中にいないのです」と報告している。
「Ruby」氏は「明日試合のあるサッカーとかは、はじめから行進に出ていなかったから、明日が早いからてな理由ではないと思います。だって、明日の対戦国もちゃんとこの中に並んでいたもん。なぜに、なぜに、日本チームだけが退場????????」とこの“処置”に納得がいかない様子。「どなたかご存知なら教えてください。どうにも腑に落ちません」と綴っている。
このブログをきっかけに、2020年のオリンピック招致を目指す東京都の猪瀬副知事も反応。Twitterで「確認したい」としている。なぜ日本選手団が退場させられたのか関心も高く、Twitterの「トレンド」にも「オリンピック開会式行ってきました」「日本選手団退場」などの文字が並んでいる。