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【中学受験2025】神奈川県、私立48校「初年度納付金」一覧

 12月も半ば、中学入試がいよいよ目前に迫り、受験勉強も今まさに最後の追い込みに入っていることだろう。一方、保護者が志望校選びで気になるのは「学費」。神奈川県の私立中学48校の初年度納付金などを一覧でまとめた。

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2025年度神奈川県私立中学校の納付金一覧
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 12月も半ば、中学入試がいよいよ目前に迫り、受験勉強も今まさに最後の追い込みに入っていることだろう。一方、保護者が志望校選びで気になるのは「学費」。神奈川県の私立中学48校の初年度納付金などを一覧でまとめた。

 神奈川県の私立中学校入試が2025年2月1日以降に解禁となる。合格発表は試験当日が大半。また合格発表後は、入学手続きの締切りが翌日といったケースが多く、保護者は手付金(入学金)がすぐに必要になる。

 神奈川県の入学時納付金は平均37万4,727円。毎年次納入する授業料などは平均67万5,933円で、初年度納付金総額は平均105万660円にのぼる。ほかにも私立中学校では授業料以外の寄付金や交際費などといった費用が必要になる場合もあるため、現実的に計画しておくべきだろう。

 神奈川県私立中学高等学校協会発表の「令和7年度 生徒募集要項」によると、初年度納付金が高い学校トップ5は、「慶應義塾湘南藤沢中等部」152万円、「聖光学院中」151万円、「慶應義塾普通部」145万円、「横浜雙葉中」130万4,000円、「星槎中」122万円。一方、初年度納付金が低い学校は、「聖ステパノ学園中」61万円、「相洋中」76万6,000円、「函嶺白百合学園中」80万2,000円、「大西学園中」81万2,000円、「聖セシリア女子中」87万1,000円などとなっている。

 高校のように授業料無償化といった国の制度はないが、神奈川県では県内在住者で、県内設置の私立小学校・中学校・中等教育学校(前期課程)に在籍する者を対象に、家計が急変したときに授業料の負担を軽減する制度「私立学校生徒学費緊急支援補助金」を設置。給与所得控除後の年間所得が一定基準額を下回り、かつ前年の所得から減少している場合には受給できる。

 また多くの私立中学校では家計急変世帯などを対象に奨学金制度や減免制度を設けている。たとえば浅野中学校は、保護者の年間収入が400万円未満の場合、授業料の2分の1の奨学金を給付する。フェリス女学院中学校は、学資の支弁が困難になった場合に申請できる2種類の奨学金制度を用意している。詳細は、各校のWebサイトやパンフレットを参考にしていただいたい。

《川端珠紀》

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