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VISION

みんなが親孝行できる会社

当社にはユニークな人事・評価制度をはじめ、福利厚生があります。これらは成長できる環境、評価の公平性、人生のステージに応じた働きやすさなどに真摯に取り組んでいく中で形成されたものです。

現状にとどまることなく、引き続き理想の「働く」を追究し「みんなが親孝行できる会社」を実現していきます。

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採用活動日誌

社員インタビュー

エンジニアの挑戦が企業の未来を変える~企業データベース「LBC」を支える技術力~

こんにちは!ユーソナー広報担当の坂本です。 今回は、社員インタビューをお届けします! 本日紹介するのは、データコントロール本部 クラウド開発チーム マネージャー 木坊子 圭介さんです。 入社8年目でマネージャーになった木坊子さん。プランソナー開発の中心メンバーです。 プランソナーが生まれる開発の土壌ができるまでは、エンジニアとしての挑戦と創意工夫がありました。 木坊子さんとともに、エンジニア部門のマネージャー業務だけでなく、プランソナーの開発秘話にもせまっていきます。 目次 プランソナー開発の裏側――技術者マネージャーの仕事 過去から現在へ――法人データベース開発の進化と課題 エンジニアから見たユーソナーの魅力 プランソナー開発の裏側――技術者マネージャーの仕事 坂本: 木坊子さん、まずは現在の業務内容について教えてください。 木坊子: 「プランソナー」というユーソナーのウェブアプリケーションの開発、運用、保守を担当しています。 このサービスは、法人データベース『LBC』を活用して営業活動やマーケティング活動を支援するSaaS型サービスです。 今年2024年5月からは、クラウド開発チームのマネージャーを任されており、 技術メンバーを束ねながら、新しい製品の開発や、社内から寄せられる「デマンド」と呼ばれる機能改善要望を具体的な機能として落とし込む仕事を主に行っています。 経営戦略プラットフォーム「プランソナー」 | 拡張インテントで脈アリ企業特定プランソナーは、国内最大級820万件の法人データを基盤に地域IP×インテントデータで「脈アリ企業」を特定し、戦略立案から営usonar.co.jp  坂本:マネージャーになってから、1日のスケジュールはどのように変化しましたか? 木坊子: 以前は技術者としてプログラミングに専念する日々でした。 例えば、「この月にリリースするものを作る」と決めて、コーディングに集中していました。 でも、マネージャーになってからはデマンド(お客様からいただくご要望)の管理や不具合の対応、さらに新しい製品の企画検討が増えました。 企画段階では上層部に確認を取ってからマイルストーンを決め、その後、チームにタスクを落とし込む形で進めています。 坂本: 具体的な一日のタイムスケジュールでいうと、以前とどのように違っていますか? 木坊子: マネージャーになって、スケジュールの固定感が減りました。 以前は何月リリースに間に合わせるために、プログラミングをすることが多かったのですが、 最近はデマンド(改善要望)対応や他チームとの調整、新しい製品の企画をその時々のタイミングで進めています。 比較的いろいろなことを自分のやりたいタイミングでやる、という仕事の仕方になりましたね。 坂本: マネージャーとしてチームを取りまとめる際に、ユーソナーの「挑戦を後押しする文化」がどう生かされていますか? 木坊子: ユーソナーは「やりたい」と手を挙げた人に挑戦させてくれる会社です。私も若手時代からリプレイスプロジェクトなど大きな業務を任せてもらいました。 今ではその文化を引き継いで、若手エンジニアにも技術選定から関わってもらうようにしています。 たとえば、プランソナーの一部の開発では、新しい技術スタックを選ぶところからメンバーが主体的に取り組んでいます。 結果として、若手が自分の提案した技術を使って製品を作り上げることができ、それが会社全体の成長につながっています。 過去から現在へ――法人データベース開発の進化と課題 坂本: 木坊子さんがユーソナーに入社された2017年頃から今に至るまで、ご自身の業務はどのように変化していきましたか? 木坊子: 1~2年目で自分の基礎的なところを学ばせてもらった後に、 入社2~3年目頃から採用活動にも積極的に関わり、エンジニアの人数を増やす努力をしていきました。 学生向けの面談に参加したり、上司に「自分の下に後輩をつけてほしい」とお願いしたりしましたね。 さらに、SlackやGitHub、Notionといったツールを導入し、開発環境を整えることで、効率的な内製化を進めました。 坂本: まさに変革の中に身を置かれていたのですね。開発環境の改善以外で、特に印象深いプロジェクトや課題はありましたか? 木坊子: 入社して半年ほどで、リプレイスプロジェクトにアサインされたことが非常に印象に残っています。 当時、ユーソナーのシステムは古いもので、元の仕様を知っている社員がほとんどいない状態でした。 これをリプレイスするという話になり、私もプロジェクトの一員として取り組みました。 坂本:入社半年で!いわゆる「秘伝のソースコード」問題ですね…。 その後、木坊子さんはマネージャーになるわけですが、最初からマネージャーを目指していたのでしょうか? 木坊子:たしか、入社した時は マネージャーではなく、技術を磨いていくようなエキスパートになりそうだな…と考えていました。 仕事をしていく中で、単純に足りないところを足していった結果、仕事がマネジメント寄りになりました。いざやってみたら別にこれも悪くないなって思えたんです。 この技術者としての舵を切っていくのか、またちょっと別のところに舵を切っていくのかっていうところを考え出したのが5年目、6年目 ですね。 もう3~4年目ぐらいから、後輩の子に業務依頼していく管理業務を経験していました。 そこで、このままプログラミングを自分の武器としていくんだろうなっていう風に考えて。 また、プログラミング以外でも、自分はどういう知識が必要なんだろうっていうのを考えました。自分なりに結論づけたのは、そのドメイン知識って言われるような部分を磨くことでした。 坂本:ドメイン知識…?もう少し詳しく訊きたいです。 木坊子:ユーソナーで言うと営業やマーケティング活動を支援するソリューションを提供しているので、 「営業ってどんな仕事なの?」「マーケティングにはどんなデータが必要なのか?」ということがわかってないと製品を作れないと思っています。 そんな時、昨年2023年に「プランソナー」の開発という挑戦の機会をいただいたんです。 どういう製品にしていくか、色々な方に意見をもらいつつ具体的なものにしていき、開発メンバーに共有し、開発してもらう…そんな仕事の仕方をし始めました。 お客様からのデマンド、上層部からの情報をベースに、自分自身なりに「この機能はあったらいいよな」という提案を付け加えていきます。 そして何月にリリースするかとか、他部署との調整しつつ、足並みをそろえて開発のタスクを管理しています。 坂本:なるほど。このマネジメントの一環で、Findyも導入し、活用授賞式にも招待されたんですよね! ユーソナー、Findy Team+ Award 2024 を受賞~エンジニア組織の生産性の高さ、2万チームから選出~ | ニュース | ユーソナーデータベースマーケティングを実践する上で不可欠なデータ統合を支援します。BtoBマーケティングならユーソナーです。ユーソナusonar.co.jp エンジニアから見たユーソナーの魅力 坂本:ずばり、木坊子さんにとってユーソナーはどんな会社ですか? 木坊子:やっぱり「挑戦させてもらえる会社」ですね。僕自身も色々やりたいとか試したいと話すと、「やってみなよ」と言ってもらえます。 あと、上層部との距離が近いっていうのがすごい助かりましたね。ちょっと席歩いたらすぐそこに、会長や執行役員がいて話しかけられることは、なかなかないと思います。 色々挑戦させてもらえるし、その挑戦のための事前相談も気軽にできる環境ですね。 僕だけではなくて、「会議ソナー」や「登記ソナー」といった新製品も若手メンバーが中心になって開発しました。 坂本:確か、会議ソナーは1年目と2年目エンジニアが技術選定から携わったと聞きました。 木坊子:もちろん山本さん(執行役員)や僕、他部署の人もサポートに入っていますが、若手のメンバーがいきなり新製品を任せられるなんて、なかなか挑戦的な会社だと思っています。 会議ソナーmeetingsonar.go.usonar.jp 【業界最安値】登記情報などのデータ取得・提供サービス | ユーソナー ~登記情報提供サービスなどのデータ提供~ | ユーソナーデータベースマーケティングを実践する上で不可欠なデータ統合を支援します。BtoBマーケティングならユーソナーです。【業界最usonar.co.jp 坂本:ユーソナーに入ってよかった、ということはありますか? 木坊子:ユーソナーというプラットフォームを取り扱っているこの会社に入社できたこと、そのものですね。 あとは、社内の情報へのアクセスやすいこともポイントです。 ドメイン知識を身に着けやすい環境なんです。 坂本:先程でてきた、ドメイン知識ですね。 木坊子:ドメイン知識を1番手っ取り早く身につける方法は、実際にその業務をすることなんですよ。 とはいえ、自分は、本業である開発もしなくてはならない。そこで活用したのが、日報制度です。 日報は、ユーソナ―の全社員が毎日書くもので、お互いの日報をスマホで読むことができるのですが、この日報が業務知識の塊なんです。 「商談の結果どうだった」「お客さんこういう課題抱えてたよ」など営業が書いてくれるので、間接的に経験値を積めるんです。 営業、マーケティング活動を支援するツールを作ってるこの会社で、かつ営業、マーケティングの方々が自分の業務を書いてくれる。 この会社だったからこそ、こういうドメイン知識は僕が間接的に吸収して学べたのかなって思ってます。この生きた知識を基にプランソナーは開発しています。 編集後記 ユーソナーがデータベース・マーケティングの支援を実現できているのは、 開発者も、営業やマーケティングに関するドメイン知識にアクセスしやすく、挑戦できる環境だからこそ、と言えるのかもしれませんね。 私自身も日頃業務で自社サービスを使っていますが、開発者の思いや歴史をきいて、より一層愛着がわいてきました。

社員インタビュー

20代営業マネージャーの挑戦~変化するデータベースの世界で成長し続ける原動力とは?~

こんにちは!ユーソナー広報担当の澤田です。今回も、採用担当の坂本と共に社員インタビューをお届けします。 本日ご紹介するのは、営業本部 活用グループのマネージャー、原 啓輔さんです。 マネージャーというと上の年齢層をイメージされるかもしれませんが…原さんはなんと、20代! 新卒でユーソナーに入社し、現在入社7年目ながら、マネージャーとして部下を牽引しています。 お客様からの学びや若手管理職ならではの悩み、部下とのコミュニケーション方法とは…? 今回もたくさんお話をお伺いしましたよ! お客様の声で気づいた、「本気で向き合うこと」の本質 澤田: 営業という仕事の中で、原さんが特に大変だと思うポイントはありますか? 原: 大変だなと思うのは、自分が思うように案件が進まないところですね。   「提案→見積提示→サービスのトライアル→決裁者へのプレゼン→受注」というのがよくある一連の流れなのですが、   どこかでフェーズが戻ったりしてしまうんです。   また、提案を聞いてもらう前に、まず相手に興味を持ってもらうのも大変です。   特にこちらからプッシュする際は、どうやって相手の興味を引いてメリットを感じてもらうかを考えないといけないですね。   それが一番頭を使うところだと思います。 澤田: そこに対して、具体的に対策していたり、工夫していたりすることはありますか? 原: 2つの軸で考えています。   まずは、目の前にいるのは「個人」だということ。話を聞いてくれているのは会社ではなく個人なので、その人にどう貢献できるかを考えます。   そして、その人から信頼を得るために、ソリューションの部分で相手に価値を感じてもらえるように心がけています。   結局相手もビジネスパーソンなので、営業の感じがいいから買うわけではないですから。   例えば御社は今こういうところを目指している中で、うちだとこういうことができます、そうすると◯◯さんのお仕事も良くなりませんか、と提案していくようなイメージです。 坂本:求職者の方が「営業職ってどうやってお客様にアプローチするんだろう?」と疑問に思う部分をしっかりと説明してくれていますね。    BotBといえど、人と人。信頼関係を重視する営業スタイルは、特徴の1つです。 澤田: どういったご経験をもとに、この結論に至ったのでしょうか? 原: これまでの経験の積み重ねだと思います。   実際にお客様と話していると、「あの提案がすごくありがたかったんだよ」とか、   「原さんがあの時ああいう電話してくれたからだよ」と後々言われることがあるんです。   私がやりとりをしていたとある大企業の窓口の方が、企業データベースLBCの利活用を進めていって成果につながったため、   先方の社内で社長賞を受賞したことがあったんです。   後になって、「あの時、話(提案)を聞こうと思ったのは、実はかくかくしかじかの背景があったんだ」というお話をしていただけて、   まずは相手の成果を考えるのが大事だと再認識できました。   ちなみに、これまで一番面白かったのは、「嘘つかなそうだから話聞いてみようと思った」と言っていただいた時です (笑)。   そのような経験から、目の前にいる人を意識することや、関係性を構築することが重要なのだと気付かされました。   澤田: 実際にお客さんからの声を聞いて、考えがまとまっていったんですね!    原さんが色々な案件を経験する中で、特に印象に残っているエピソードはありますか? 原: まだ若手の頃、とある案件で、初めて役職者の方と深く話せた時のことが印象に残っています。   商談で、その方からひと通り細かな情報開示をしていただけたんです。   その上で「次回はこんな提案をしてください」と言われたときに、私はすぐに「分かりました」と答えました。   そのとき、相手から「本当に分かってるの?」と言われてしまったんです。   お客さんは本気で向き合ってくれているのに質問をしない、というのはすなわち相手を理解しようとしていなかったということです。   逆にそれからは、しつこいくらいに質問をしてコミュニケーションを重ねることで、結果として大きなお取引をいただくことが出来ました。   社会人として重要な心構えのひとつを、お客さんから教えてもらった経験だったと思います。 坂本: そのエピソード、本当に響きますね。求職者の方々も、営業の場でどうやってお客様との信頼を築くかに不安を持っている方が多いと思います。    原さんのように、積極的に質問してコミュニケーションを取る姿勢は、どの職種でも役立つ大事なポイントときいています。 澤田: 営業を通した出会い一つひとつを学びの機会とされていて、見習いたいと思います。    お客様との関係のなかで、ユーソナーのサービスを紹介する意義・価値についてはどのようにお考えですか? 原: 最近ですと大きく3つの特徴があるかなと思っています。   まず一つ目は生産性の向上です。労働人口が減っていく時代です。   どの企業も若手を早く戦力化できるよう、データ分析を通した生産性の向上や、各人の情報武装を進める必要があると思います。   二つ目は劇的に変化する時代への対応です。過去の延長線ではなく非線形に物事が変化する時代です。   現状維持は後退、それも相当な速度で後退していくため、いち早く変化をとらえて対応するためにデータ活用が必須になってきているかと思います。   三つ目は組織の変化への対応です。高度経済成長を支えた「勘、経験、根性の3K」では、もはや人はついてこない、育たないです。   強い組織の特徴として心理的安全性が一つの要素ですが、データの裏付けがある行動によって、実現に繋がってくる部分があると思います。   こうした課題意識がある企業様は多いはずですが、具体的にどう対応すればよいか悩まれているケースが多く、   そこに対して、ユーソナーの企業データベースで課題解決ができるという点は、営業として、とてもやりがいを感じるところです。 坂本: そうした課題に対して、ユーソナーのサービスがどう活かされるかを理解するのは、求職者の方にも大きな興味ポイントですよね。     データを活用して実際に企業の課題を解決するやりがいが、原さんの言葉からも伝わってきます。 メンバーとの対話を通して築いた信頼関係   澤田: 原さんがマネジメントの立場になってから、意識していることはありますか? 原: まず一番変わったのは、自分の思考の主体を自身からチーム全体に切り替えたことです。   これまでは自分個人で数字を残せばよかったんですが、自分が部下をもった以上、   チームメンバー全員が売上数値を出せるように、サポートするのが今の私の責務だと思っています。 澤田: マネージャーになった当初、悩んだり、つまずいたりしたことはありましたか? 原: いっぱいありますし、現在進行形です…特に、思考の主体を変えるのがすごく大変でした。   もともとメンバーの商談同席はしていたんですが、いざ実際に部下としてついてもらうと、   想像以上に自分が彼らに与える影響が大きいことに責任を感じました。   それを感じたが故に、メンバーのフォローに時間を使い過ぎてしまっていました。   原: 当時は、「自分ひとりでどうにかしよう」と思っていた部分が強すぎたと思います。   それが改善できたのは、メンバーと向き合う時間を作るようになってからです。   メンバーそれぞれがどんなところにやりがいを感じて、どんなところにネガティブな感情を持つのか、   そもそもどんな人間なのかといった部分を、自己開示しながら相互理解していくようにしました。   分かったのは、彼らは自分が思っている以上に自律的だということです。   むしろ、私のことを気にかけてくれてさえいました。   自分がひとりよがりになっていたことに気づいてからは、任せるところはしっかりと任せることで、良いバランスが取れるようになりました。 現状維持=後退。データベースの世界で成長していくためには? 澤田: ズバリ、ユーソナーってどんな会社だと思いますか? 原: 常に変化を続けている会社だと思っています。売上や組織規模が大きくなり、会社としても次のフェーズに進んでいると感じます。   デジタルの世界は常に成長しているので、現状維持では実質的に後退です。社内でよく「降りのエスカレーター」という言葉がでてきますよね。   マインドとして変化をし続けるというところと、組織として今まさに変化を迎えているっていうのが、ユーソナーの良さなんじゃないかと思います。   編集後記 変化を前向きに捉えるマインドは、ユーソナーの行動方針の1つでもあります。 ユーソナーでは、自ら学び続けて新しいことにチャレンジする人を歓迎しています。 そして、会社としても、社員が挑戦しやすいようにバックアップしています。 福利厚生はこちら / 評価制度はこちら ユーソナーは、成長意欲を持って働きたい方、自分の可能性を広げたい方と親和性が高いと感じています。ぜひ一度お話ししましょう!

文化・制度

「非競(ひきょう)」とは?企業データベースを提供するユーソナーが掲げる“共創の精神”

非競  …見慣れない言葉ですよね?  しかし、ユーソナーはこの「共創の精神」をもとにビジネスを生み出し、成長してきたのです!  そして、この考え方を評価いただき、早稲田大学 ビジネススクール教授の山田英夫氏が 『競争しない競争戦略:改訂版 環境激変下で生き残る3つの選択』という書籍の中でユーソナー(当時は旧社名のランドスケイプ)を紹介してくださっています。 競争しない競争戦略 改訂版 環境激変下で生き残る3つの選択www.amazon.co.jp 2,134円(2024年09月12日 14:41時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する  そこで、今回の記事はユーソナーが「非競」の戦略を掲げるに至った歴史を、書籍の内容を踏まえてご紹介していきます! 目次 非競とは 非競に至る道 ①会社設立~②リーマンショック ③苦難のSFA販売期 ④非競への転換~⑤企業としての成長 さらなる成長へ 非競とは  非競とは、ずばり「過当競争を避け、自社の得意領域に特化し、近接分野は他の強みのある会社に任せるべき」という考え方のことを指します。  つまり、パートナー企業と互いの優れた部分を補い合うことで、両社ともに新たな創造を目指すという「共創」の考え方と言えます。  主に同業界内でシェアを取り合う競合の考え方が多い中、ユーソナーは共創していくという戦略を掲げているのです。  具体的には、「非競(ひきょう)」は、早稲田大学の山田 英夫教授の「競争しない競争戦略:消耗戦から脱する3つの選択」から学んだ、  他社のバリューチェーンに入り込む「協調戦略」であり、パートナー企業とお互いの優れた部分を活かし、補い合うことで、  様々なパートナー企業と新たな創造を目指す「共創の精神」です。  しかし、創業当初から非競の概念があった訳ではありません。  ユーソナーも例に漏れず、大企業がひしめく市場の中で大きな相手に真っ向からぶつかっていた時期も、ありました。  設立から35年目を迎える今日まで、いくつかの紆余曲折を経て「非競」を掲げるに至ったのです。  次章では、この非競に至る当社の歴史を見てみましょう! 非競に至る道 ①会社設立~②リーマンショック  現在、ユーソナーの代表取締役会長を務める福富は1980年代、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)にて、  今のVポイントカードにつながるプロジェクトに携わっていました。  当時ビデオレンタル店「蔦屋」の各店舗で収集した顧客情報や購買履歴などをマーケティングに活用するという事業の一員でした。  データベースの重要性を学んだ福富がCCCを退職し、1990年に立ち上げたのが株式会社ランドスケイプ(ユーソナーの旧社名)です。  創業当初は、個人向けのダイレクトメール、データベースマーケティングがメイン事業でした。  しかし、個人情報保護に対する意識の高まりを受け、BtoCからBtoBの企業データベースを提供するビジネスへと方向転換することになったのです。  ただ、「企業データベース」と聞くと、多くの方が与信会社を想像するのではないでしょうか?  もちろん当時から日本を代表する企業データベースの会社があり、彼らは多くの調査員が足でデータを集め、圧倒的な企業情報を保有しています。  そこでユーソナーは差別化のため、足で稼ぐのではなく、  登記簿、商工会データ、官公庁への開示請求、Webなどの公開情報からデータを集め、企業データベースを構築し始めたのです。  またユーソナーが構築する企業データベースは、本社単位ではなく、事業所(支店、工場、店舗など)単位のデータとしていることが大きな特長です。  さらに与信会社にとっては信用調査ニーズが少ない、官公庁や地方自治体、非営利団体の情報も網羅していきました。  その結果、全国820万件と日本最大の件数を誇る企業データベースとなり、今や年間840社ほどの企業にご導入いただいています。  ユーソナーが独自で構築する、日本最大の法人データベース「LBC」  また、ユーソナーはこの企業データベースを活用し、企業データの「名寄せ」サービスを展開。CDI(Customer Data Integration:顧客データ一元化)という仕組みを武器にビジネスを拡大していったのです。  セールスフォース(Salesforce)社など様々なパートナーツールと連携できる  日本最大の企業データベースを搭載したソリューションにご関心ある方は次のサイトもぜひご覧ください! 各システム間のデータ統合を実現する名寄せとは  話を戻しますと、企業データベースの事業が順調に進み出した当社でしたが、2008年に大波に見舞われます。リーマンショックです。世界的な大不況は、漏れなくランドスケイプにも襲いかかりました。 ③苦難のSFA販売期  辛くも大不況期を脱した当社は、ついに今のビジネスにつながる  クラウド型の営業・マーケティング支援ツール「uSonar」を開発、2015年に発売開始しました。  が、さらなる苦難が続きます。  uSonarを発売すると、顧客から「活動履歴やスケジュールの管理、さらに案件管理やKPI管理なども出来るようにして欲しい」という要望が増えていき、  簡易SFA(営業支援システム)としての機能を実装することになりました。  そして、顧客の要望を実現しようとしていくと、  uSonarはSFAベンダーやMA(マーケティング・オートメーション)企業としての  セールスフォース(Salesforce)社、アドビ(Adobe)社、オラクル (Oracle)社といった世界的大企業と競合関係にならざるを得なくなったのです。  その結果、相見積もりに時間がかかる、カスタマイズ要望に応える開発にかなりの時間を要する、  販売のマンパワーが足りないなど、事業的に苦しい状況が続き、営業もエンジニアもどんどん疲弊していきました。 ④非競への転換~⑤企業としての成長  こうした状況の中、ユーソナーは戦略を根本から見直すことに!  当時、相見積もりなどで当社の競合となったセールスフォース(Salesforce)社の国内の顧客企業数は1万社以上…  資金力、営業力ともに当時の当社ではとても敵わない相手です。  そこで、当社はSFAを活用出来ていない企業が何に不満を感じているのかを調査し、その結果下記2つが要因だと判明しました。 データ管理のために要する、営業担当者の入力負担が大きい データメンテナンスの組織を持っている企業も人件費負担が大きい  この結果も踏まえ、簡易SFA事業から撤退し、他社のSFAやMAシステムに強みである  日本最大の企業データベースを活用したデータソリューションを連携する、という戦略に転換することを決めたのです。  非競戦略が誕生した瞬間です。  この戦略転換により、SFA各社にとって、かなりの工数がかかっていた「名寄せ」の問題が解決されました。  ユーソナーにとっては、強力な競合と戦わず、WIN-WINな関係が築かれ、  さらには提携したSFAベンダーが営業もしてくれるようになる…といったメリットだらけの状況に変わったのです。  今では、セールスフォース(Salesforce)社からパートナー企業として表彰されています。  そして、この戦略転換の効果は目に見える形で現れました。  従来7ヶ月かかっていた受注までの期間は4ヶ月に短縮され、受注件数も160%以上増え、  カスタマイズが不要になったことで社内の工数も大幅に削減。  さらには、SFA部分がなくなったにもかかわらず、1社当たりの受注金額が増えたのです。  以上のように、改めてメイン事業である企業データベースの土俵で勝負が出来るようになった当社は、  よりサービスを市場へ浸透させようという想いのもと、2022年に社名をランドスケイプから「ユーソナー株式会社」に変更。  その過程でコロナ期を迎え、多くの企業が打撃を受ける中でも、ユーソナーは業績を伸ばし続けてきました。  これは、「DX」などといった言葉に代表されるように、世間のデジタルやデータへの関心が高まる中、  ユーソナーが提供する企業データベースの価値もどんどん高まり続けている証拠だと言えるでしょう。 さらなる成長へ  紆余曲折を経て「非競」という概念を掲げ、成長し続けてきたユーソナー。  今では、大企業を中心にたくさんのお客様の営業DXをご支援しています。  今後もユーソナーの日本最大の企業データベースの強みと、  「非競」の概念をもとに様々なパートナー企業と連携して機能を補いながら、さらなるステップアップを目指していきます!  セールスフォース(Salesforce)社など様々なパートナーツールと連携できる  日本最大の企業データベースを搭載したソリューションにご関心の方は以下サイトもぜひご覧ください! 日本最大の法人企業データベース | ユーソナー ~法人企業データを活用したBtoB営業・マーケティングを支援 ユーソナーは、これからも「日本で最も非競(ひきょう)な会社」を目指します。

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