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【コツは3つ】手羽先を上手に食べる方法を解説!おすすめの手羽先レシピも

59,573view 2022/08/25 09:00 料理上手
【コツは3つ】手羽先を上手に食べる方法を解説!おすすめの手羽先レシピも
こんにちは!管理栄養士の植草 真奈美です。

「手羽先」というと、愛知県名古屋市の手羽先の唐揚げが有名ですが、今や全国的に居酒屋での定番メニューとして人気ですよね。
さらには、スーパーでも手に取りやすい価格で販売され、おうちごはんでも活躍してくれる食材です。

パリッと揚げて甘辛いタレやスパイスを絡めて楽しんだり、煮物や照り焼きにしたり、いろいろな形でアレンジすることができます。
このように家庭でも楽しみたい手羽先ですが、きれいに食べるコツをご存知ですか?
もしかしたら、正しい食べ方がわからず、手羽先を食べるのに抵抗を感じている方もいるかもしれません。

今回は、手羽先の上手な食べ方と、家庭で手軽に楽しめるおすすめのレシピをご紹介します!
手羽先をきれいに食べるコツを知って、ぜひ家族や仲間とおいしい手羽先料理を楽しんでくださいね。

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手羽先とは鶏のどの部位のこと?

まず、手羽先とはどの部位を指すのでしょうか。
一般的に、鶏の翼の部分を手羽と呼びます。さらにその「手羽」の中で、手羽先、手羽中、手羽元と3つの部位に分けられます。

手羽先は、翼の1番先端の部分のことで、くの字のように曲がり、先が尖っているのが特徴です。曲がっている部分から先の尖っている部分を除いたものが手羽中と呼ばれます。
手羽中は手羽先の一部であり、私たちが手羽先として食べている部分は、主に手羽中になります。
翼の付け根の部分は手羽元と呼ばれ、太い骨があり脂質の少ない肉質ですが、手羽先は脂肪分が多く、ジューシーな肉質です。

手羽先のきれいな食べ方

手羽先のきれいな食べ方
手羽先は骨があり、食べづらいイメージがありますが、コツを掴むときれいに食べられます!
手羽先の食べ方を3通りご紹介しますので、食べやすい食べ方を見つけて、実践してみてくださいね。

(1)手羽中と手羽先を折って食べる方法

1つ目の食べ方は、手羽中と手羽先に分けて、骨だけを引き抜く、ちょっぴりワイルドな食べ方です。

手羽先はくの字のように曲がっていますが、最初にこの曲がっているところで折り、手羽先と手羽中に分けましょう。
関節の端の部分を取り除き、手羽中全体をくわえます。
骨が2本あるので、骨の端の部分を持って、引き抜きましょう。

揚げたての手羽先はきれいに骨が外れますが、冷めてくると肉離れが悪くなるので、温かいうちに食べるのもポイントです。

折って残った手羽先のはしの部分は、お好みで楽しんでくださいね。

(2)手羽中を2つに分けて食べる方法

2つ目の食べ方は、骨の旨みまでしっかり味わって食べたい方におすすめの食べ方です!

まず、手羽先と手羽中を折って分けます。手羽中の部分を持ち、関節の端の部分を取り除きます。
2本の骨を見つけたら、両方の骨を持ち、左右に2つに裂いて1本ずつ食べましょう。
半分になると口にも入りやすくなるので、女性の方も食べやすいかもしれませんね。肉と一緒に骨も口に入るので、骨に残った肉や旨みも味わうことができます。

手羽先を無駄なく残さず食べたいというときにも、ぜひ試してみてください。

(3)手羽中の骨を取り除いて食べる方法

3つ目の食べ方は、骨を取り除いて、食べやすくする食べ方です。

まず関節の部分で折って、手羽先と手羽中に分けます。そして手羽中の部分を持ち、関節の端の部分を取り除きます。
骨が2本ありますが、そのうちの1本を持ってくるっとねじると、簡単に肉から骨が抜けます。
残ったもう1本の骨も同じようにくるっとねじると抜けるので、肉だけになります。

骨を気にせずそのまま食べられるので、外で手羽先を食べることに抵抗のある方や、お子さんに骨を外してあげる方法としてもぴったりです。

手羽先のおいしい部分をいちどにほおばれるのが、この食べ方の魅力です♪

おすすめの手羽先レシピ3選

おすすめの手羽先レシピ3選

シンプルが美味しい!鶏手羽の漬け焼き

すりおろしたにんにく、しょうがとしょうゆ、酒を合わせた調味液に手羽先を漬け込み、フライパンで焼いて仕上げるレシピです。
揚げずに焼くので、料理が苦手な人にも作りやすい1品です。

手羽先を漬け込んだ調味料は、さらにフライパンで煮詰めて手羽先に絡めるため、味もしっかりついておつまみにもぴったり。ごはんにも合いますね。

焼く前には手羽先に下味をしっかり染み込ませるのがポイントです。ポリ袋などに入れて、調味液を揉み込むとよいでしょう。
ごま油で焼くので、仕上げにいりごまをちらして、さらにごまの香りを引き立たせるのもおすすめですよ。

簡単おつまみ★ピリ辛手羽先

パリッと揚げた手羽先に甘酸っぱいタレをたっぷり絡めた、やみつきになる1品です。夕食のメインおかずとしてはもちろん、おつまみにもおすすめ。
お子さんから大人まで一緒に楽しめる味付けですよ。

甘酢はしっかり加熱することがポイント。お酢がまろやかになり、よりおいしく仕上がります。
手羽先に片栗粉をまぶして揚げるので、タレに入れて煮詰めるとタレにとろみがつき、手羽先にしっかりタレが絡んでおいしいですよ。

また、こちらのレシピは揚げる前に手羽先の関節の部分を切り離し、手羽中の部分だけを使用します。
少し揚げる前の処理が手間にはなりますが、手羽中よりも手羽先を買ってきた方が肉にボリュームがあっておいしいので、手羽先から作るのがおすすめです。

とろっとろでほろっほろ!手羽先とにんにくの極旨煮

にんにくを丸ごと1個使い、手羽先を柔らかく煮込んだ1品です。
手羽先の旨みがたっぷり、煮汁までおいしく食べられます。

レシピではキャベツの千切りを合わせて盛り付けていますが、大根やにんじん、うずらの卵などの食材と一緒に煮込んでもよいでしょう。
しっかり煮込んでいるので、お肉がとても柔らかく仕上がります。

夕食のおかずとしてはもちろん、ピリッと赤唐辛子の効いた味付けは、おつまみにもぴったりですね!
にんにくも一緒に食べる場合は、芯を取り除いてから煮込むとよいでしょう。

手羽先の上手な食べ方を実践してみよう!

手羽先の食べ方と簡単に作れる手羽先のレシピをご紹介しました。
手羽先は調理の幅も広く、手頃な価格でお財布にも優しい食材です。

ぜひ手作りの手羽先料理を、自分に合った上手な食べ方で楽しんでみてくださいね。
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この記事の作者

植草真奈美 さん
植草真奈美

管理栄養士・フードコーディネーター。保育園で栄養士の実務経験を積んだのち、大手料理教室へ。本社商品開発部でレシピ開発を担当後、ヘルスケア事業部の立ち上げに携わる。独立後はレシピ開発やコラム執筆をはじめ、セミナー講師、実業団への栄養指導のほか、離乳食メディアの監修なども手がける。

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