「気圧と邪悪の風」:低気圧の前で北日本、低気圧の後で西日本が被爆する!?
ところで、放射能が拡散する場合、特に西日本や東北北海道に拡散する場合に一番困るのが、低気圧と高気圧の配置である。
まず、我々が住む西日本で最悪な状況とは、これ。
つまり、低気圧がやってきて雨を降らし、その後その低気圧が太平洋上空に去った後、今度は西から高気圧がやってくるという場合なのである。この時、高気圧は右回りに風を送るため、過ぎ去った太平洋上空の雲の直前に溜まった放射能大気が一気に低気圧に沿って西日本に降り注ぐのである。韓国北朝鮮、台湾にまで達する。
これが、ドイツのシミュレーション
が描いている状況なのである。ドイツのものには、雲が描かれていないから、どうしてそうなるのか解らないだろうが、簡単に言えば、低気圧の雲でせき止められた放射能が回って来るということにすぎない。
逆に、今度は低気圧が日本に近づく時、その場合には、低気圧の直前で、福島原発から放出された放射能大気が一気に北海道・東北地方に吹き上げられることになる。
簡単に言えば、
高気圧に覆われ低気圧が来る時は北日本が被爆し、低気圧が去って高気圧が来る時西日本が被爆する。ちなみに雨の日は現地と関東が被爆する。のである。
(気圧と風より)
ぜひこの傾向を覚えておき、それなりに対処することをお勧めする。
いずれにせよ、福島原発の放射能源を防がない限り、この状況はなくなることはない。
by Kikidoblog | 2011-04-18 15:55 | 放射能飛散警報