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Kali Linux環境をVirtualBox上に用意する

Last updated at Posted at 2025-01-02

こんにちは。
株式会社クラスアクト インフラストラクチャ事業部の大塚です。

今回はKali LinuxをVirtualBox上に用意する手順を備忘録として残していきたいと思います。
ホストマシンはWin11です。

構築手順

まずはイメージを用意します。
以下の公式サイトにアクセスします。

今回はVirtualBox上に環境用意するので、右のVirtualMachines側のRecommendedを押下します。
image.png
以下のような画面が表示されます。
VirtualBoxと表示されているものを押下するとダウンロードが始まります。
ダウンロードが終わるまで1,2時間かかると思いますので、待機します。
image.png
ダウンロードが終わりましたら.7z形式で圧縮されていますので解凍します。
解凍が終わると、以下のファイルが確認できるようになるかと思います。
image.png
VirtualBoxを起動します。仮想マシンタブ内の追加を押下します。
image.png
解凍したフォルダにアクセスし、.vboxを選択します。
image.png
選択すると以下のように表示されるようになります。電源を入れてみましょう。
image.png
少し待つと、以下のようなログイン画面が表示されます。
公式サイトよりユーザ:kali、パスワード:kaliでログイン出来ることがわかりますので、
その通りに入力してログインします。
image.png
ログイン出来ると、以下のような画面が表示されるはずです。
image.png

ホストマシンからRDP出来るようにする

立ち上げたばかりだとこのKali Linuxに対してホストマシンからRDPすることが出来ず、操作感が不便で仕方ありません。そのためRDP出来るようにしたいと思います。
まず私の環境ではVirtualBoxの設定でネットワークのアダプタをブリッジアダプタに変更しました。
変更したうえでKaliにrebootを走らせ、変更を反映させます。
image.png
次にxrdpをKaliにインストールしていきます。
※下のコマンドでは色々インストールしていますが、xrdpだけで問題ないかもしれません。

sudo su -
apt update && apt upgrade -y
apt install -y xrdp kali-desktop-xfce xorg
systemctl start xrdp 
systemctl enable xrdp 
reboot

この状態で再度RDPをすると出来るようになります。
Kali LinuxのIPアドレスを指定して、以下のログイン画面を表示させユーザ・パスワードを入力すると・・・
image.png
ホストマシンからRDPすることが出来ました。
もし認証のあとすぐにRDPが落ちる用であれば、VirtualBoxからアクセスしているものをログアウトしたのち、もう一度試してみてください。
1ユーザにつき1セッションしかダメっぽく、そうなっている可能性があります。
image.png
画面左のアイコンを押してみると、様々な検証ツールがデフォルトでインストールされていることがわかります。
image.png

RDPのポート番号の変更の仕方

雑に書いてしまいますが、以下のコマンドで変更することで変更することが可能です。
RDPをする際は:<変更した任意の数値>としてあげてください。

vi /etc/xrdp/xrdp.ini

port=3389 ※これを数値に変更

systemctl restart xrdp
reboot

トラブル?シュート

この構築が原因か全く不明なのですが、RDP出来るようにした後、ホストマシンでコピペやスクショがVirtualBox起動中に全く出来なくなる事象が発生しました。
その時は、VMの設定画面から一般>高度>クリップボー・D&Dを無効にしたら解消されました。
これを無効にしてもホストマシン⇔VM間でコピペできますし・・・謎・・・
image.png

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