はじめに
Mavericksに限ってはいないけど、Mac OS Xで開発しているときに、自分のマシンローカルにmysqlサーバをたててテストしたくなるときがある。homebrewで割と簡単にインストール・運用できるのだけど、開発するプロジェクトが変わると、初期化・再インストールしたくなることがある。ところが、インストール方法は結構書いてあるけど、アンインストールする方法は探さないとでてこないので、ここに備忘録として残しておく。
なお、インストールにはhomebrewを使う。
インストール方法
インストール方法はいたって標準。brew installの後も、インストール時にでてくるインストラクションメッセージに従うだけ。
$ brew install mysql
$ unset TMPDIR
$ mysql_install_db --verbose --user=`whoami` --basedir="$(brew --prefix mysql)" --datadir=/usr/local/var/mysql --tmpdir=/tmp
$ mysql.server start
$ /usr/local/Cellar/mysql/5.5.10/bin/mysql_secure_installation
インストール後の設定
my.cnfの場所
デフォルトのmy.cnfの場所は変更されない限りは以下の通り
/usr/local/opt/mysql/my.cnf
リモートからのアクセス方法
ローカルの検証をして、サーバを閉じようとすると、他の人から使わせてくれと言われ、なし崩し的にテストSQLサーバになることも結構、多いのではないだろうか。ここではリモートからのアクセスを許可する設定の備忘録を残しておく。大抵のサイトでは、以下のうちひとつしか解説していないことが多く、意外とはまるのだ・・
MySQL内の設定
他のサイトからのアクセス(privilege)を許可する必要がある。
$ mysql -u root -p
mysql> grant all privileges on <database name>.* to root@"%" identified by ‘<password>’ with grant option;
Query OK, 0 rows affected (0.04 sec)
mysql> flush privileges;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
mysql> quit
database name, passwordにはそれぞれ、許可したいデータベース名、パスワードが入る。
my.cnfの設定
以外と忘れがちなのが、my.cnfの設定で、以下の行をmysqldの設定の下に追加する必要がある。
[mysqld]
bind-address=<your server ip>
your server ipには、ホストマシンのIPアドレスが入る。
その後、mysqlサーバを再起動すること。
$ mysql.server resart
アンインストール方法
アンインストール方法は以下の通り。この作業を行った後、インストール作業を再度実行することで再インストールすることができる。
brew remove mysql
brew cleanup
launchctl unload -w ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql.plist
rm ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql.plist
sudo rm -rf /usr/local/var/mysql